2011年8月3日水曜日
USB増設可能だからこそ、本体容量が重要?RDシリーズでRD-X11やX10が優れているわけ
8月になり、少し前までは現行機種として表示されていたはずの東芝さん製のレコーダー、RD-X10がブルーレイ製品のラインナップからひっそりと姿を消し、生産完了品として、記載されるようになりました。
参考リンク:
生産終了製品一覧
(東芝さんより)
また、それに伴ってか、一時上昇を続けていた価格も再び6万円台になり、最後の処分価格の様子を見せています。
そうした状況を見ると、いよいよRD-X10も最後なんだと考えてしまいますね。
では、こういうRD-X11の登場がすぐにでも予感させられる状況だからこそ、すぐには旧型製品とはなることのない、内蔵ハードディスクの容量以外に差が少ないとされる中級機のRD-BZ810やBZ710を購入するべきかどうかと考えると、それはあまりおすすめできないという答えになります。
というのも、内蔵ハードディスクと外付けのUSBハードディスクでは動作の制限に大きな違いがあるからです。
それは、USBハードディスクへのダブル録画が不可能なこと。
これによって、同時刻に異なる2つのチャンネルの番組をUSBハードディスクに録画するという運用はできないことになります。
管理人も、そして、管理人の周囲も、外付けUSBハードディスク増設機能を持った東芝さん製レコーダーの使い方として、本体内蔵ハードディスクには「見た後に消す番組」と「見た後に保存するかどうか決める番組」、外付けUSBハードディスクには「保存することが決定している番組」というように役割分担して録画をしていることが多くなっています。
やはり、これはUSBハードディスクを容量の大きなDVDディスクのような扱いとして、番組ライブラリーは外付けUSBハードディスク内に構築して、そのハードディスクを切り替えるだけで、様々な番組を快適に見るという運用にしているため。
ただ、この時、本体内蔵ハードディスクの容量が少ない場合、せっかく外付けUSBハードディスクをどんどん追加しても、W録画の動作自体に制限が生じてしまい、不便となることは明らか。
さらに、それなりに高速とは言え、内蔵ハードディスクから外付けのUSBハードディスクへの番組転送も時間を必要とすることも、容量の少ない内蔵ハードディスクしか持っていない中級機は気楽な運用を大きく期待させるものではないと言える要因になります。
もちろん、頻繁に見終わった番組を消して、保存する番組は稀な場合、中級機のRD-BZ810やBZ710は録画機能面などで使いやすくなった最新機能を、フラグシップモデルよりは明らかにお手軽な価格で導入できるわけですから、良い選択肢と言えることも事実。
ただ、日常生活の慌ただしさの中で、録画した番組を消化しきれずにいて、レコーダーの残量がどうなっているのか、さらには、録画番組を見て消さなくてはいけないと思ってしまうストレスは、一度経験すると、それほどストレスの大きさとしては大きくないものの、解消しない間、継続して味わうことになるストレスですから、管理人としては割と苦手ですね。
そういったことから、気楽にレコーダー生活を楽しむということでは、最大容量機種である、RD-X10、そして、今後発売されるRD-X11にも、使い勝手という意味では、確かな利点があると管理人自身考えてしまいます。
そう考えると、モデル末期とは言え、中級機RD-BZ810と同じ6万円台で買えてしまうRD-X10はお買い得と言えるでしょうし、可能性としては低いでしょうが、もし在庫が残っているのであればRD-X11発表後のRD-X10をすぐさま購入してしまうなんてプランも魅力的ですよね。
追記:続きの記事を書きました。
Xシリーズ消滅の危機?東芝レグザサーバー DBR-M190/DBR-M180は新時代のフラグシップとなるか?
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