2017年7月4日火曜日

2017年7月からコンラッド大阪コンラッドベアのプレゼント条件が正式決定


2017年6月9日に開業したコンラッド大阪さんは本来7月1日の開業を予定していたため、1ヶ月近くも予定が前倒しされた中でのスタートになりました。

そんな前倒しの影響を最も感じたのが、コンラッドベアのプレゼント


多くのコンラッドブランドのホテルでは、一般的なベア(クマ)に加えて、エレファント(象)やモンキー(サル)など、それぞれのオリジナリティーあふれるぬいぐるみが用意され、宿泊者を客室で出迎えるのはもちろん、宿泊の記念やお土産として無料で持ち帰ることができるプレゼントとしても人気を集めています。

さて、コンラッド大阪さんの場合はどうだったのかというと、コンラッドベアの用意は進められていたものの、開業が早まってしまった影響で、開業当初は必要な数のコンラッドベアが揃えられないトラブルが発生。


そのため、 一部の特別なお得意様やヒルトン上級会員の方々へのスペシャルアメニティとして、プレゼントされることに。

しかも、その条件が分かりにくいもので、最上級のダイヤモンド会員による全く同じタイミングの宿泊でもその全員が無条件にプレゼントされるというわけでもなく、入手難易度のとても高いコンラッドベアという印象を管理人自身強く感じていました。

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そんなコンラッド大阪さんでは、本来の開業日に近い、7月になったタイミングで正式なサービスとしてのコンラッドベアのプレゼントが開始されました。

そのプレゼントの条件とは、
  • エグゼクティブルーム宿泊者
  • スイートルーム宿泊者
  • ダイヤモンド会員
というもの。

参考リンク:
数量限定コンラッドベアはエグゼクティブルーム、スイートにご滞在いただくと、お客様のお帰りをダックと共にお待ちしています
コンラッド大阪さんのインスタグラムより)


つまり、コンラッド大阪さんのコンラッドベアのプレゼントは、上位の客室利用者や最上級会員に限られ、通常客室に泊まっただけではコンラッドベアはもらえないということです。


この部分で、すべての宿泊者にコンラッドベアをプレゼントしてくれるコンラッド東京さんに比べると、少し寂しさを感じてしまいますね。

気になるダイヤモンド会員とエグゼクティブルームへのアップグレードの関係ですが、ダイヤモンド会員が当日の空室状況で仮にエグゼクティブルーム以上にアップグレードされなくても、チェックインなどのタイミングでコンラッドベアは手渡されるようで、一安心な方も多いはず。

また、プレゼントされるベアの個数は、宿泊者1名につき1個で、コンラッドダックのように、1つの部屋につき1個という制限ではありません。

ただ、今現在、コンラッド大阪さんではホテル内ショップの営業が開始されていないため、コンラッド東京さんのようにショップでのコンラッドベア有料追加購入は不可能ですから、しばらくの間は貴重なコンラッドベアになりそうですね。





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2017年7月2日日曜日

2017年6月の人気記事と思い入れのある記事のまとめ

2017年6月も終わり、7月が始まりました。

そこで今回の記事では当ブログの2017年6月の人気記事をランキング形式で紹介し、さらに先月作成した記事の中で管理人にとって特に思い入れのある記事1つと、それを選んだ理由もまとめたいと思います。

過去3ヶ月分の人気記事と思い入れのある記事のまとめ:
2017年3月の人気記事と思い入れのある記事のまとめ

2017年4月の人気記事と思い入れのある記事のまとめ

2017年5月の人気記事と思い入れのある記事のまとめ


それでは早速見ていくことにしましょう。

まず、2017年6月の人気記事ですが、上位10位までを順番に並べてみると、
1位(初登場)
コンラッド大阪のコンラッドベアとコンラッドダックの入手方法
(2017年6月10日)

2位(前月6位)
幻の焼酎 森伊蔵の2017年3月1日からJAL国際線での機内販売開始が決定
(2017年2月24日)

3位(前月9位)
2017年7月からのJAL国内線 お帰り確約サービス改悪でおともdeマイル割引と特典航空券の予約難易度が急上昇
(2017年3月23日)

4位(前月2位)
35リットルサイズの壁は絶対なのか?機内持ち込み手荷物対応RIMOWA(リモワ)スーツケースを考える
(2012年8月2日)

5位(初登場)
コンラッド大阪 コンラッドスイート(CONRAD OSAKA CONRAD SUITE )2017年6月
(2017年6月11日)

6位(初登場)
コンラッド大阪 エグゼクティブラウンジ アフタヌーンティー(2017年6月開業直後滞在)
(2017年6月12日)

7位(前月21位)
強化ガラス搭載済みのiPadに液晶保護フィルムが必要になる3つの目的
(2015年8月1日)

8位(初登場)
コンラッド大阪 エグゼクティブラウンジ・39階エグゼクティブフロア 2017年6月開業直後滞在
(2017年6月12日)

9位(初登場)
コンラッド大阪エグゼクティブラウンジ時間帯ごとのサービス提供内容
(2017年5月12日)

10位(初登場)
コンラッド大阪 アトモス・ダイニング 朝食(2017年6月開業直後滞在)
(2017年6月13日)
というトップ10の顔ぶれになりました。

こうしてみると、10記事中、6記事も今月作成したコンラッド大阪関連の記事がトップ10にランクインするなど、コンラッド大阪さんに対する注目の高さを実感するには十分な結果です。


ちなみに、2017年6月に新たに作成した記事でトップ100にランクインしたものは、トップ10に入った6つの記事も含め、合計26記事にもなるなど、2017年6月は新規作成記事の躍進が著しい1ヶ月になりました。

これは新しい記事も特に多く読んでいただけたということですから、管理人としても嬉しく思っています。

本当にありがとうございました。


さて、2017年6月は合計31個の記事を作成したのですが、この中で管理人にとって思い入れのある記事として、
コンラッド大阪 コンラッドベアのひみつ
(2017年6月16日)
を選びたいと思います。

この記事は、開業直後のコンラッド大阪さんでは、すべての宿泊者を対象にプレゼントが行なわれなかったコンラッド大阪限定コンラッドベアについてまとめた記事です。

また、おまけとして管理人宅のコンラッドベア&ヒルトンベアコレクションも写真を元にまとめてみた記事でもあり、今となっては少し珍しいベアや管理人宅でもお気に入りの可愛らしいベアも掲載されていますから、そこも気に入っている理由の1つかも。

以上が、2017年6月の人気記事と思い入れのある記事のまとめでした。


6月終盤は当ブログの長期メンテナンスの影響、ブログ更新の休止でご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

読者の方には、これからのブログ方針について重要なお知らせしたいことがありますので、次回の記事をご覧いただけると幸いです。

今後も当ブログ、スタンプカードが好きなんですっ!をよろしくお願いします。

管理人@スタ好き





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2017年6月27日火曜日

JAL特典航空券だからできる燃油サーチャージのプチ節約テクニック


今の時期に国際線航空券の予約や発券を行う場合、負担が必要になる燃油サーチャージ。

その燃油サーチャージの金額は常に普遍ということはなく、JAL国際線特典航空券限定でちょっとだけ節約する裏技が用意されています。

それが、片道発券

具体的には、仮に東京-香港の往復をJAL国際線特典航空券で予約する場合、
東京-香港-東京
という単純往復1冊ではなく、
東京-香港
香港-東京
という片道ずつの2冊を合わせて、セットとして往復予約にするという方法です。

こうすると、今回の具体例では、燃油サーチャージと空港税の合計は、
単純往復: 9,230円
片道セット:4,070円+4,660円=8,730円
というように、500円ほど片道セットの方が安くなります。

通常のチケット購入では、割高になる片道に対して、様々な割引が適用される往復の方がお得になるケースが多いため、この結果を意外に感じる方も多いはず。

しかし、これは決して間違いではなく、正常な計算結果です。

というのも、
東京-香港-東京
という単純往復の航空券は、日本発の航空券ですが、
東京-香港
香港-東京
という片道セットの航空券の場合、
東京-香港(日本発)
香港-東京(海外発)
という2種類の航空券の組み合わせになっていて、この中でも海外発の航空券の存在がこうした不思議な現象の根本的な原因。

なぜなら、JALさんの国際線特典航空券の燃油サーチャージは、日本発は円建て、海外発はUSD建てで通貨が異なるのはもちろん、日本円換算で比べた時の金額も大きく異なるからです。

それをまとめたのが下の表。


日本発 海外発
韓国・極東ロシア 300円 USD 2
中国・台湾・香港 1,500円 USD 6
グアム・フィリピン・パラオ
ベトナム
2,000円 USD 12
タイ・シンガポール・マレーシア 3,000円 USD 18
インドネシア・インド
スリランカ・ハワイ
4,000円 USD 25
北米・欧州・中東
オセアニア
7,000円 USD 43

参考リンク:
国際線「燃油特別付加運賃」「航空保険特別料金」のご案内(日本発)
国際線「燃油特別付加運賃」「航空保険特別料金」のご案内(海外発)
JALさんより)


円安方向に目一杯考えても、かなり非現実的な1ドル=120円でさえ、すべての目的地で海外発の燃油サーチャージがお得で安価な価格設定になっています。

つまり、片道ずつの予約で、往路か復路のどちらか一方だけ、お得な海外発の燃油サーチャージが適用されると、往路も復路も割高な日本発の燃油サーチャージが適用される単純往復よりも安価になるということですね。

ちなみに、こうした片道セットの活用で、最もメリットがあるのはやはり、燃油サーチャージの金額自体が高い北米・欧州・中東・オセアニアといった目的地。

この場合、数千円の違いになるにも関わらず、手間の違いはほんのちょっとしたものですから、管理人自身、プチ節約のために往復予約ではなく片道予約のセットを選ぶこともあります。


ただし、こうした片道セットが優遇される不思議な状況がいつまでも続くわけではありません。

なぜなら、2017年8月1日以降は日本発の燃油サーチャージは値下げされる一方で、海外発の燃油サーチャージは据え置きのため、単純往復での予約が最もお得になるからです。

それをまとめたのが下の表。


日本発 海外発
韓国・極東ロシア 200円 USD 2
中国・台湾・香港 500円 USD 6
グアム・フィリピン・パラオ
ベトナム
1,000円 USD 12
タイ・シンガポール・マレーシア 1,500円 USD 18
インドネシア・インド
スリランカ・ハワイ
2,000円 USD 25
北米・欧州・中東
オセアニア
3,500円 USD 43

今は円高方向に目一杯考えても、かなり非現実的な1ドル=100円でさえ、すべての目的地で日本発の燃油サーチャージがお得または同等というかなり安価な価格設定になっています。

その結果、日本発の燃油サーチャージが値下げされる8月以降は片道セットでの予約に金額面でのお得度面に魅力はありません。


また、片道セットでの予約の場合、キャンセル時に必要な払い戻し手数料が航空券2冊分の6,200円が必要になってしまうことも要注意。

その点、単純往復の場合は、1冊分の3,100円で済みます。

つまり、キャンセルによる払い戻しが必要になった時、片道セットでの予約では、燃油サーチャージのお得分があっさり消え去ってしまうだけの払い戻し手数料負担が増えてしまうリスクもありますね。

参考リンク:
未使用特典の払い戻しサービス
JALさんより)


また、空席に余裕がない場合には、片道ずつ予約している間に、肝心の席が埋まってしまう満席リスクもありますから、満席の心配な繁忙期の争奪戦などの時には、元々活用の選択肢にすら入りません。

これ以外にも単純往復と片道セットの間の細かな違いはあるのですが、やはり特に注意しなくてはいけないのは、2017年8月1日以降のお得度と、キャンセル時の手数料負担リスク、満席リスクの3つ。

実際、管理人宅でも、
空席に余裕があって、遠くの目的地行きの、キャンセルの心配がほぼ完全にない予約
という、かなり限られた条件の予約でしか利用する機会はないとは言え、それらの条件さえ合えば、ちょっとした一手間で確実にプチ節約が実行できるちょっとしたテクニックの1つとして気に入っています。

しかも、片道での予約が積極的に利用できるJAL国際線航空券だからこそ利用できる裏技的なテクニックですから、覚えておいても損はないと思いますよ。





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2017年6月24日土曜日

JAL国際線 ファーストクラス限定機内wifi無料クーポンの有効期限は搭乗から3ヶ月以上後&搭乗便以外でも利用可能だった


JALさんの運航する国際線ファーストクラスを利用時に無料提供される特典の1つに、国際線機内インターネットサービス無料クーポンがあります。

このクーポンを利用すると、通常価格18.80USD、JALカードでの決済での割引で16.80USD相当、マイルとの交換では2,000マイル相当の最大24時間のフライトプランが利用できる意外に価値ある特典です。

ただし、国際線ファーストクラスを利用すると、コースとしてゆったりと提供される機内食に舌鼓を打ったり、飛行機内では大画面の液晶ディスプレイで映画館でしか公開されていないような最新映画を巻き戻しも活用しながらじっくり楽しんだり、ビジネスクラスよりもさらに広い、フルフラットベッドになるシートでぐっすり眠ったりと、機内での時間があっという間に過ぎ去ると感じるほど。

そのため、管理人宅がJALさんの運航するファーストクラスを利用しても、国際線機内インターネットサービス無料クーポンは活用されず、未使用のものが貯まっていくばかりでした。

そんな中、管理人が確かめてみたいと感じていたのが、ファーストクラスで提供されるこのクーポンを他のJALさん運航便搭乗時に、国際線機内インターネットサービスの無料のために活用できるかの可否。

もし、そうした形でファーストクラスでもらったクーポンが他の機会でも活かせるなら、それらをストックしておくことでいつでも国際線の機内でインターネットアクセスが無料で確保できる状況を維持できます。


ただ、管理人がファーストクラス搭乗時に、担当してくださった客室乗務員の方に、このような形でのクーポン利用が可能なのか、質問してみたところ、その回答は「クーポンにも記載されているように基本的には搭乗便のみで利用可能。それ以外の利用は保証対象外でサポート等の対応はできない」というものでした。

そこで、実際に試してみることにしました。

実験の舞台は、JALさんではファーストクラスが全く運航されていないB787での国際線のフライト。

また、クーポンはファーストクラスで配布されてから3ヶ月が経過したものを使用しました。


利用の手順はそれほど難しいものではなく、通常のサービス利用時と同様に、「JapanAirlines」と表示されるSSIDに接続後、フライトプラン10%OFF!と書かれた申し込み方法を選択。


この際に、JALカードでの支払いが行われるように手続きが進むのですが、カード番号などのJALカード情報を入力する必要はなく、クーポンに記載の16桁の英数字を入力し、適用すると、10%OFFどころか100%OFFが適用され、完全に無料での利用が可能になります。


上の画像は手続きが完了した画面で、24時間のカウントダウンが開始され、乗り継ぎした場合も含め、今回登録したクーポンとIDの組み合わせでの国際線機内インターネットサービス無料の最終利用可能時間も表示されています。

つまり、今回の実験から確実に分かることは、
  • クーポン提供から3ヶ月の長期間経過した場合でも利用可能なケースもあり
  • クーポンがプレゼントされた路線・機材と同一でなくても利用可能
  • JAL国際線ファーストクラスが運航されているB777以外の機材搭乗時も利用可能
と言った内容になります。

これはやはり、クーポンの準備コストの節約や国際線乗り継ぎ利用時の利便性の優先といったJALさん側の工夫がこうした特長を持ったクーポンの提供が行われている最大の理由かもしれません。

ちなみに、管理人宅には、2017年3月に提供されたクーポンはまだまだ何枚もありますから、数ヶ月ごとに1枚ずつ無料利用ができるのかどうか確認して、継続的な実験として、実質的な有効期限を確かめてみたいと考えています。





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2017年6月23日金曜日

コンラッド東京 3つの朝食レストラン、セリーズ、風花、チャイナブルーの特長と使い分け



管理人宅が国内のホテルの中で最も好んで宿泊しているコンラッド東京さんの朝食は、メインレストランのセリーズでの提供を基本としていながらも、チャイナブルーや風花(かざはな)と言ったレストランも追加でオープンすることがあります。

この3つのレストランでは、セリーズの窓から楽しめる景色はビル群を望むシティビューに対し、チャイナブルーと風花は様々な変化が魅力の東京湾のベイビュー。


景色としての満足度はもちろん、部屋の宿泊料金でもベイビューの方がシティビューより一段階高価な上位の景観として設定されていますから、レストラン利用時にもシティビューのセリーズではなく、ベイビューのチャイナブルーと風花での朝食を楽しみたいと管理人宅でも考えていました。


では、コンラッド東京さんの朝食でオープンするレストランの違いはなぜ生じるのか?

その理由は、3つのレストランの使い分けが朝食会場の混雑を解消するための対策して活用されているからです。

管理人の周囲の情報筋によると、朝食利用者数の予測に基いて、その日の朝食でどのレストランがオープンするのか、その前日の夜を目処に決定されているらしく、

  • 200人程度:セリーズのみ
  • 200人以上300人未満:セリーズ+風花
  • 300人以上:セリーズ+チャイナブルー

というような一応の目安が判断のベースとしては存在しているとのことでした。

ただ、チャイナブルーや風花が追加で営業することが決定したとしても、セリーズの営業時間開始直後に訪れるのはおすすめできません。

なぜなら、この2つのレストランの営業開始時間はセリーズよりも30分から1時間ほど後になっていることも多く、あまりに早い時間帯に3つのレストランの集う28階を訪れても、セリーズに案内されてそこで朝食を食べるしかなくなる可能性が高いから。

そのため、管理人宅の場合、早くても7時30分以降、万全を期すなら8時以降に28階に降りるようにしてきました。


また、風花を利用する時だけ注意しなくてはいけない重要な注意点が1つあります。

それが、ビュッフェ台からの距離がとても遠いこと。

というのもセリーズとチャイナブルーにはそれぞれ独立した形で用意されているビュッフェ台が風花にはまったく用意されないため、風花でのビュッフェ料理を楽しむためには、3つのレストラン同士を結ぶ廊下を渡って、セリーズのビュッフェ台まで移動し料理をお皿に取り、それを手に持った状態で、再び廊下を渡らなくてはいけません。

結果、ベイビューの景色もビュッフェ台もすべてが1つのレストランで完結しているチャイナブルーに比べるとあまりにスマートではなく、とても不便です。

そうした事情もあるため、あくまでコンラッド東京さんの朝食は和朝食メイン!というようにビュッフェ台の重要度が極端に低い場合や、ベイビューの景色を楽しみながらの朝食が最優先という場合ならともかく、何はともあれしっかり快適においしい朝食が楽しめることが重要と考える方は、セリーズと風花だけが営業している時には、シティビューで他の2つに比べて景色があまり良いとは言えないセリーズをあえて選ぶのもおすすめ。

もちろん、コンラッド東京さんで朝食を楽しむ時にはいつもチャイナブルーが営業しているのが最も嬉しいのですが、そうではない時に備えて、コンラッド東京さんの3つのレストランのおおよその特長や弱点を簡単にでも頭に入れておくのはオススメだと思いますよ。





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