2010年10月19日火曜日

地雷サーバー購入者に贈る、MZK-NAS01SGべからず集 MZK-NAS01SGのレビュー

地雷と予感しつつも、その安さから買ってしまった方も多いと思われるMZK-NAS01SG。
管理人も苦戦しつつも、実はかなり気に入って愛用中です。

地雷という悪評をひっくり返す・・・ことはちょっと厳しいかもしれませんが、お困りの方のために、ちょっと解決集、あるいはヘルプ集として、記事を書いてみたいと思います。

復讐復習のためにも、前回の記事を読んでおくと、よりわかりやすいと思います。

べからず その1

最新のWEB取扱説明書以外参考にするべからず!

最新の説明書はこちら
まず、これを読んでいればまず詰むことはありません。逆に、製品に付属の説明書や、WEB上の製品説明は度重なるファームウェアバージョンアップで、情報自体がツギハギ状態。これらを頼りにしてはいけません。

間違いなくWEB取扱説明書で何とかできます。


べからず その2

最新のファームウェア1.4.2以外使うべからず!

この地雷NASは発売後2年以上かけてバグ潰し熟成してきた機種です。それだけにファームアップの内容も

文字化けする問題を修正
共有サーバのモジュールを改善
2TBまでのHDDをサポート
プリントサーバ機能追加
内蔵ハードディスクのスリープモードをサポート
その他速度・安定性を改善

など、多岐にわたり、中にはなかなか致命的な部分の修正も含まれています。実際、パフォーマンスも安定性も、最新ファームウェア1.4.2ではかなりの改善が見られ、通常の利用で不便はなくなります。

古いファームウェアのまま、初期設定している時にフリーズしたりなどすると、バカバカしいだけではなく、ますますこのNASを憎むようになる愛せなくなるので絶対に最初に最新ファームウェア1.4.2に更新しましょう。

最新ファームウェア1.4.2はこちらから。


べからず その3

NASの設定画面を開くときは、古いシンプルなブラウザ以外使うべからず!

このNASは古い機種です。さらにNASでも結構CPUなんかが非力な部類です。そういうわけで、できるだけシンプルで、特殊な描画形式の利用していないブラウザを利用しましょう。

管理人がいろいろ試した中では、 Internet Explorer6が速く最も安定していました。

もちろん、FireFox、Opera、その他ブラウザでも設定画面は呼び出せます。それにWEBブラウザなら動作は互換性があるはずじゃないかという意見も理解できます。

ただ、目の前にあるあなたが購入したNAS、MZK-NAS01SGはなかなか問題児なことで有名なNASです。そういう相手に真っ向から対立しても疲れるだけ。ここは大人の余裕を見せて、相手(MZK-NAS01SG)に合わせてあげましょう。

そういう大人の余裕を見せるためにも、あえて古いブラウザをどこかのPC1台くらいに温存するのはオトナの嗜みとして管理人はおすすめしておきます。(実際アクの強い無線LANアクセスポイント設定にも便利です)


べからず その4

初期設定時はPCと直接接続以外でつなぐべからず!

想定している普段使う環境がスイッチングハブごしだとか、無線LAN経由だとか、果てはPLCごしだとかそういう言い分もわかります。

でも、初期設定の時だけは、悪いことは言わないので「有線でPCに直接接続して」設定してください。

ひ弱なMZK-NAS01SGのCPUは精一杯頑張って応答してくれています。その応答をわずかでも早く受け取るためにも、余計な物は挟まないでください。

大丈夫です。ちゃんと設定できたなら普通のNASとして使えますから。それまではガマンガマン。


べからず その5

ファイアーウォール稼動状態で設定するべからず!

意外と大事なのがこれ。ちゃんと無線LAN含め全インターネット接続を切断してからファイアーウォールを停止してください。これを忘れると、接続できたりできなかったり、不安定になったり、不安定にならなかったり、NASと向き合うのが嫌になります。

こうならないためにも、原因の切り分けをしっかりしましょう。そのためにも、まっ更な状態から設定を始めます。

その後、通常環境で、ファイアーウォール側に例外接続設定として学習させたほうがイライラしなくて済みます。


べからず その6

ファンのうるささに封印することを即決するべからず!

管理人も前の記事で強めに書きましたが、かなりMZK-NAS01SGはうるさいです。特にファンの音が。

それこそ、そのうるささだけで、「もういいや・・・」と思えるくらい。

でも、悲嘆する必要はありません。このMZK-NAS01SGはかなり分解が楽な機種なので、ファンの交換ができます。使わない覚悟があるなら、その前に、保証はなくなりますがファンを交換してみましょう。最近の静音ファンだと、評価の高いものでも送料込みで1000円もしません。
これなんかが一番おすすめです。

2ピンコネクタ付き4cmファン SY124010L


べからず その7

ファン交換前に機能が正常稼働するか確認を忘れるべからず!

MZK-NAS01SGへの憎しみと共に、はやく分解してファン交換したくなっているのはわかりますが、ちょっと待ってください

最低限、自分が使う機能は正常に動作するか確認しておきましょう。

管理人の場合

1、電源のオン・オフ
2、計二個のUSB端子
3、計二個のLAN端子
4、ファイルサーバー・FTPサーバーなどの基本サーバー系
5、DLNAサーバー・iTunesサーバーなどのマルチメディアサーバー系

などは一通り試してからの開腹です。

基本的に1週間から2週間ほど使ってみて故障が見られないなら、次に新たな故障が生じるのは数年後の可能性が高いでしょうから、それなら、その時期まで、快適に使えたほうがお得というもの。

というわけで、静音ファンとの交換へ。



というのが、管理人が考えたべからず集でした。結構基本的なことも多く、MZK-NAS01SG以外でも、クセの強いネットワーク製品と向き合うときには大切な事かもしれないですね。

ただ、いろいろ最初の設定なんかの部分をうまく突破できると、いきなり普通に使えるイイ子になっちゃって、拍子抜けしちゃうかもしれません(汗)

追記: 続きの記事を書きました
 MZK-NAS01SGからMZK-NAS02SGいってみようか?結構気に入っている地雷NAS 


MZK-NAS01SG

さらに追記:
勢い余ってドメインとレンタルサーバー契約をしてしまいました。
今のところ大満足なので記事にしてみました。
どうしてこうなった?NAS初心者だった管理人がレンタルサーバー利用者になったわけ(ドメインも取りました)

レンタル初心者にはありがたい!ドメインキングさんのマニュアル本、スタートアップガイド到着

2010年10月11日月曜日

カスタムイヤホンのカナルワークス(Canal works)さん、公式ホームページオープン!

以前、9月29日の記事で、とても気になるカスタムイヤホン制作会社として書かせていただいたカスタムイヤホン制作会社、カナルワークス(Canal works)さんが公式ホームページをオープンされたようです。

canal worksホームページ

以前リンクとして貼らせていただいたのは経営者さんの個人ブログでしたから、今後、製品に注文や問い合わせ関連はcanal worksさんの公式ホームページからという事になりそうですね。

ただ、今のところ、発注や試聴を含め、本格的なサービスは始動前のようで、今は、お披露目や自己紹介といったステージにあるのかもしれません。

さて、canal worksさんの公式ホームページを読み進めていくと管理人自身が気になった点が以下の3点ほどありました。

1、宅配での試聴サービス
2、リフィッティング保証3ヶ月
3、試聴用送料分の購入時割引

についてはただただ珍しいですね。実質的に送料負担だけでユニバーサル版の高級イヤホンを試聴できるというものです。それも、自宅で
本来、高価なオーディオ機器を購入する際に、じっくりと普段利用する環境で試してみたいものですが、今まではなかなか実現できず、とても静かとは言えない店舗の中での試聴を強いられてきました。それが自宅の静かな環境で、好きな機器の組み合わせで、製品を試せるのは嬉しいものです。

ヘッドホンアンプやプレーヤー、ケーブルなど他の機器との相性が大切になってくるイヤホンのような機器にはこういうサービスはある意味ぴったり。
カスタムイヤホンと靴というように、カテゴリは大きく違えど、どこかAmazonさんの靴販売サービスJavariの「自宅にある服との組み合わせの相性も重要ですからAmazonのJavariで購入した靴と合わせてみてください。返品は自由です」というコンセプトを思い浮かべてしまいます。

カスタムイヤホンという、ある意味ニッチで趣味性の高い市場だからこそ、こういったユーザーフレンドリーなサービスは大変嬉しいものです。管理人自身、手放しで歓迎したいくらいです。

とは言え、気になる点も少々あります。というのも、こういった試用サービス時の貸出先の身元確認と保証について。
業界は違いますが、カメラメーカーでも、こういった宅配での試用サービスを自社製品購入者を対象に行っており、申し込みの際に、クレジットカードの登録や身分証明書の提示を求められたりします。つまり、返送されなかった場合や破損事故が起こった場合、代金を請求・保証するためですね。
前述のアマゾンさんのJavariでも代金は請求されている前提ですから、実現できるサービスです。返品の場合は返品した商品の代金請求が解除されるだけですから。

試聴についてcanal worksさんホームページより)

上記の試聴について書かれたページには、3日以内の返送往復送料負担以外に、特段、貸出要件は書かれていないので、ちょっと気になったりしました。
といいつつ、正式サービス前なので、何かしらの変更があるかもしれないですし、試聴サービスを依頼する方の良識を信じるというのも、企業の姿勢としては十分ありだとは思います。

リフィッティング保証が3ヶ月というのも嬉しいものです。海外大手のJHAudioさんやultimate earsさんを含めて30日間、つまり1ヶ月の保証が提供されているのみ。これよりも3倍長い期間フィッティング保証を得られるのはちょっと驚きでした。


参考リンク:
JH AUDIO Pro MusicFAQsの2ページ目
What if my earpieces don't fit?
もしもイヤーチップ(カスタムイヤホン)が合わなかったら?
の回答
JHAudio offers a 30-day fit guarantee on all earpices.
すべてのイヤーチップ(カスタムイヤホン)に対して、JHAudioは30日間のフィッティング保証を提供しております。

Custom In-Ear Monitors WarrantyUltimate Ears 公式ホームページより)
Ultimate Ears provides a limited warranty against poor fit for all Ultimate Ears Custom Products for a period of thirty (30) days from the original shipping date.
すべてのカスタム製品に対して、Ultimate Earsは最初の出荷日から30日間のフィッティング保証を提供しております。

遮音性の高いイヤホンを使われる方なら同意いただけると思うのですが、外耳道を密閉するタイプのイヤホンによって、少しずつであっても、主に外耳道が広がったりと変化が起こっていきます。その変化によるフィット感の減少を3ヶ月間保証してもらえるのは心強いですね。


の試聴用送料分を購入時に割引というのも気軽に試聴サービスを利用する上では嬉しいものですね。
こういうちょっと人間味を感じさせるサービスとして割引を組み込むのは、利用する側から見てもいいなと思いました。

正式サービスはまだとのことですが、経営者さんのTwitterによればもうすぐとのこと。

参考リンク:10月10日のTwitterより

モニター価格も耳型(インプレッション)採取込みで69,800円と決定し、各種オプション価格も提示され、いよいよですね。
耳型(インプレッション)持ち込みで5000円引きというのも、実直でいい感じです。

参考リンク:オーダー仕様項目canal worksさんホームページより)

本当に、正式サービス開始が楽しみですね。

管理人作成の関連記事:
音楽好きならほぼ100%笑顔になれる一番冴えた5000円札の使い方(今ならお釣りも付きます!)

意外に早い到着?ANAのワタミ共通お食事券マイル交換

以前、10月2日の記事で申し込んだワタミ共通お食事券が到着しました。



マイルでの交換ですから、もうちょっと届くまでの期間が必要かと思いましたが、申し込んで9日ほどで到着となり、早くて驚き。


クロネコヤマトさんのパッケージサービスで届いた封筒の中には、1,000円のチケットが2枚入っていました。10月申し込みで期限は来年の4月30日まで。使用期限は半年の計算ですね。


同封のリーフレットには、クーポンと併用での利用が可能であることが記載され、さらには、使用枚数制限についての記載はないので、いろいろと制限のあるワタミの株主優待券などより、確実にゆるい制限のようです。
券の裏面にもあるように、割引券ではなく、金券として扱っている印象ですね。

お店に行くのがちょっと楽しみです。こういうマイルの使い方も、効率を考えると特とは言えないかもしれないですが、たまには端数マイルの有効利用としてアリかなと思いました。

2010年10月10日日曜日

便利だけど計画性に注意?EVERNOTEの「ページ全体をクリップ機能」であっさりリミット到達

管理人自身、情報管理ツールとしてEVERNOTEはやはり重要な位置を占めています。
もちろん、他の様々な「あとで読むサービス」も含めて、個人情報に関わるものなどをスクラップしないなど、プライバシーについてはある程度距離は置くように心がけていますが。

ただ、そうはいっても、EVERNOTEはうまく付き合えるなら、かなり便利。例えばRSSリーダー経由で得たいと思っていた情報に出会ったとき、まとまった時間がなかったり、逆に時間があっても、疲れているなどしてあまり重いものは読みたくない時など、ジャンルと重要度ごとに分けておくという作業を選択肢として持つことができます。
そして、休日の午後、気力が充実しているときに読むということもできて、なかなか快適。

そうして便利に使ってくると、気になるのが、EVERNOTEのユーザーインターフェースです。

正直、サイト名とタイトル、そして、サイトアドレスといった文字列だけでは、なぜ重要だと思い、スクラップしたのか瞬時に思い出せないものもあり、ちょっとストレスフル。

というわけで、以前は指定箇所や、サイトアドレスのみのスクラップだったのですが、今月からはおもいっきり「ページ全体をクリップ機能」を使ってみることにしました。

で、結果がコレです。


半月で使い切っちゃいました。

何か特定のローカルファイルをアップロードしたわけではなく、ウェブスクラップだけでこの有様。
この際、有料のプレミアムにいってみるか、とも考えたのですが、半月で40MBしか使わないのに、500MBでは多すぎ。プレミアムで新たに得られる機能にもそれほど魅力は感じず、無理にアップデートするというのも性に合わないので、このまま、アカウントリミットの回復を待つことにします。

個人的には「ページ全体をクリップ機能」は大変便利なので、今後も気にせずクリップしていきたいのですが、ちょっと工夫と計画性が必要な感じですね。

それにプレミアム500MBも、これがiPhoneの高精細カメラとどこでも使えるアップロード環境との組み合わせなら、十分価値がありそう。

そう考えたとき、来年にはiPhoneを購入するつもりであることと、実際にEVERNOTEプレミアムを使ってみないことにはわからないこともあるでしょうから、アカウント回復を待つと言いながら、参考図書に15ドル相当のコードがついてくるEVERNOTE スターターパックなんてのもあるので試してみようかな、なんて少し揺れています。


EVERNOTE スターターパック

本当はミドルユーザー狙いで100MBくらいのより安価で気軽なプランがあってもいいように思うんですけど、これはユーザーのわがままですね、きっと。

iPadが欲しい理由?縦型ディスプレイが必要なだけ?かなり気になる超弩級AVBANK

いろいろ多機能なことで知られるiPad。管理人も以前かなり真剣に購入を検討しました。
が、しかし、実際は未だ購入していません。

理由は様々ですが、

・iPod touchの例を見ても、第一世代から第二世代は大きく正常進化する

・発売されて結構時間が経っても、無いならないで支障はなかった

・搭載されているCPUだと、PDF閲覧時に重く感じる場面がありうる

・小さい画面のiPadが欲しいという意見もあるが、12インチ位が欲しくなるかも

・競合するノートPCと価格的に釣り合っていない

・第一世代だからこそのプレミアム価格を支払うのはなんだか嫌

というような、子どもっぽい理由ばかり。結局、結論は、常に持ち歩いている12.1インチのモバイルノートPCで良いというものでした。

iPadを購入したときにメインの用途となる、自炊した電子書籍閲覧には、やっぱりノートPCは不便です。というのも、書籍のページが縦長であるのに対し、ノートPCのディスプレイは横長。
これでは何度もページ送りのスクロールすることになります。

そう考えると、自由に縦横を変えられるタブレットスタイルは読書との親和性が高いことを、より実感してしまいますね。

タブレット端末を考えたとき、現状だと、価格の高い順

・タブレット型ノートPC
モバイルPCに多く、ディスプレイをひっくり返してタブレット化が可能


・iPad
有名でなおかつ、安定性の高い。


・アンドロイドタブレット(Android Tablet)
比較的安くて、様々な会社が参入している。ただし、安定性に難有りか?

管理人としては今まさにタブレット型ノートPCで気になる製品がないと言ったら嘘になるのですが、ノートPCだけあって、重さは気になります。

そう考えた時、第四の選択肢がありました。というのは機能を絞った安価で軽い製品です。

例えば、アプリ利用文字入力インターネット接続もできなくても構いません。さらには音楽再生動画再生不要

ただし、高精細な大きな画面で、PDFにした自炊書籍をカラーで閲覧できること。(モノクロのKindleはこの時点で除外)

12インチくらいまでのUSB外部ディスプレイを、いつも持ち歩いているノートPCをバッグに入れたままUSBケーブルで接続して利用することも考えましたが、ちょっとスマートじゃない気もしますし、ノートPCの排熱問題も出てきそう。

どうしたものかと思ったときに気になったのがこの製品。

超弩級AVBANK
直販のサンコーレアモノショップさんより)

主なスペックとしては
・液晶 8.9インチ 1024×600ピクセル
・重さ 420グラム
・32GBまでのSDカード対応
・内蔵バッテリー搭載
・各種音楽・動画フォーマット対応

というもの。価格は直販で19800円。

ものすごく詳しいレビューとしては
汎用性が広いAVプレーヤー「超弩級AVBANK」道具眼日誌:古田-私的記録さんより)

PDFなどの書籍データの閲覧は厳しいでしょうが、再度AcrobatでPDFからJPEG化して、それをSDカードに入れたあと、入替しつつ閲覧するには便利そうです。解像度的にもなんとかなりそう。道具眼日誌:古田-私的記録さんによると、海外のメーカー作成のOEM製品(GADMEI PMP902)なため、購入先をうまく選べば半額で買えそうです。(詳しくは道具眼日誌:古田-私的記録さんの記事を読んでみてください。読み物としても大変面白いです)

さて、管理人はどうするかというと、もうちょっと考えたいところ。でも、正直、かなり惹かれています。

以前の記事で今後は安くて高性能なタブレット製品が出てくるだろうなとは思っていましたが、変化は考えていたより、もっとダイナミックで急速な感じです。
こういった製品が好きな、ガジェット好きには嬉しいところですね。

2010年10月2日土曜日

マイルの小口利用解禁の衝撃!ANAのタクシークーポン、ワタミ共通お食事券交換開始

管理人も何社か航空会社のマイレージを保有しています。

とは言え、いろんな会社に分散しているとマイルを溜めていく効率も悪いので、極力、メインとなる航空会社を利用して、それ以外の会社を利用しなくてはならないときも、メインの会社と提携している会社の便を選ぶということを心がけています。
そうすることによって、フライトのあと、事後登録という形で、メインのマイル口座への付加が可能になりますから。

そうはいっても、すべてのフライトが、この通りに選択できるわけでもないので、そんなに貯まらない会社のマイルも出てきます。
JALマイルをメインに貯めている管理人にとって、ANAマイルがそれです。

残高は4000マイル弱。ただ、これくらいの残高のANAマイルだと非常に使いにくいのです。

なぜかというと、

無料の特典航空券やANAの提携する会社のギフト券なんかは最低10000マイルから。
参考リンク:
ANAマイレージクラブ特典航空券
ANAマイレージクラブパートナー特典

3000マイルからANAのオンラインショップ10000円以上の商品の割引に使えるのですが、他のお店だと6000円くらいで買えるものに、10000円の値段が付いているわけで、お得とは言えません。
ANAマイレージクラブ3000マイルショッピング特典

1000マイルからANAのツアー商品に使えることは使えるのですが、ツアーとしての魅力が高いかといえば必ずしもそうとは言えません。

ということから、最低でも10000マイル。できる事なら、15000マイル以上保有していないと、なかなか有効利用できないということになります。

そういうこともあって、小口での利用がマイル保有者に求められつつ、それが叶わないため、マイルが失効していくということも多かったことでしょう。マイル発行会社としては、主に会計的に、失効するマイルは嬉しいものだったはずです。

そんな中、驚きのニュースリリースがありました。

10月1日、マイルで交換できる特典がさらに充実!

つまり、3000マイルを2000円分のタクシークーポンやワタミ共通お食事券に交換できるというもの。
金額的なお得度からは特典航空券などに及ばないものの、交換のしやすさ、利用のしやすさなど画期的と言えるものです。小口利用を拒んできた航空会社では画期的でさえあります。
(もともとマイルサービスは高頻度で利用するお得意様向けのサービスなので小口利用拒否がおかしい訳ではないですけどね)

というわけで、早速、お試しで、管理人自身、ワタミ共通お食事券に交換してみました。
到着は2週間後くらいの模様。ちなみに、毎月2000口までの限定数がある人のことでしたが問題なく交換手続きを終えられました。

死蔵して失効を待っているだけのマイルなら、こういう形での有効利用もありですね。
到着がたのしみです。