2011年10月31日月曜日

今月末までのエントリーが絶対条件?「MyEPSON」10周年特別企画ポイントプレゼントキャンペーンエントリーは今日まで

管理人もPX-5Vを利用している関係で消耗品としてのインクカートリッジを購入しているエプソンさんが行うポイントプレゼントキャンペーンの締め切りがいよいよ今日、2011年10月31日となりました。

さて、簡単に「MyEPSON」10周年特別企画ポイントプレゼントキャンペーンについて説明すると、
・応募条件は10月31日までメールマガジン登録とキャンペーン応募完了
・2011年11月・12月・2012年1月・2月・3月の計5ヶ月のキャンペーン
・11月ポイント付与分はキャンペーン応募によって達成
・12月から3月付与分はその前の月に「MyEPSON」のログインで達成
・ポイントの付与は毎月20日まで実施
・ポイントの期限は1ヶ月で、翌月の20日に失効

というところでしょうか。


参考リンク:
「MyEPSON」10周年特別企画ポイントプレゼントキャンペーン
エプソンさんの「MyEPSON」10周年大感謝祭詳細ページより )


管理人作成のキャンペーン関連の記事:
10年に一度の大盤振る舞いでもれなく毎月ポイントプレゼント?エプソンダイレクトさんで10周年大感謝祭開始! 


特に今回のポイントプレゼントは抽選ではなく、もれなく、エプソンダイレクトさんでのお買い物で現金同様に送料への支払いにも利用することができるため、利用価値が高いポイントプレゼントキャンペーンとなっているのが魅力です。

さらには、送料負担分にポイントを利用した状態でのお買い物でも、エプソンダイレクトさんでのお得意様サービス、ショップゴールドメンバー制度の条件となる購入回数としてカウントされるため、ショップゴールドメンバーの特典を利用したいと考えている方にとっても、負担の少ないお試しでの利用をしながら、メンバー特典を手にする上で、大きな助けとなるキャンペーンとなるはずです。


管理人作成のショップゴールドメンバーサービスに関する記事:
いつのまにかエプソンダイレクトさんでお得意様サービスが誕生していた 「ショップゴールドメンバー制度」のスタート


ただ、この5ヶ月にわたりもれなくポイントの得られるお得なキャンペーンですが、一点だけ注意点をあげるとすると、10月31日までにキャンペーンへの応募を完了しなくてはすべてが無意味になってしまうことです。

キャンペーンへの応募を完了していないことには11月に付与されるはずのポイントはもちろん、12月以降もポイントは得られません。
そういうことから、全ての月にキャンペーンを利用するかどうかは別にしても、とりあえず忘れずにキャンペーン登録しておくべきでしょう。

ちなみに、キヤノンさんのプリンターを利用しているなど、エプソンさん以外のプリンターを利用している場合も、さすがにインクカートリッジなどにポイントを利用してキヤノンさんの消耗品を購入することはできませんがそれでも、写真用紙などの購入は可能です。

もちろん、エプソンさんの写真用紙ですから、キヤノンさんの純正品とは異なる特徴を持ったものですが、全く使えないということには陥りません。

実際、管理人自身、絹目調の写真をプリントするときは、キヤノンさんのスーパーフォトペーパー・シルキーという種類の用紙をPX-5Vで使うということも行なっています。
エプソンさんの絹目用紙とはまた異なったプリント結果が得られるので、表現を楽しむという意味では面白いものです。


いろんなキャンペーンが行われる最近ですが、近頃行われた中では、管理人自身、10周年という名前に負けていないと感じるお得なキャンペーンです。

こうしたキャンペーンで得たポイントを活用してのお買い物もなかなか楽しいものですよ。


キャンペーン実施先 エプソンダイレクトさん購入リンク:
エプソンダイレクトショップ


管理人作成のプリンター関連の記事:
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2011年10月30日日曜日

これから顔料インクプリンターを購入する方のための「顔料プリンターQ&A」

自宅に写真用のプリンターがあるというのはやはり便利なことで、管理人自身、便利に活用しています。
そんな管理人が愛用しているのは顔料タイプのインクを採用しているプリンターです。

顔料インク自体、画質や耐久性の高さなど、写真用プリンターとして利用する上で、重視される特長を持っているため、管理人も継続して顔料プリンターを選択する理由となってきました。

そうはいっても、顔料プリンターの本体価格が、染料インクを中心とする写真用エントリー機種などに比べて高価なこと。さらには、本体価格が高価なことからランニングコストが高いのではないかと考えてしまう誤解によっても、顔料プリンターの敷居が高くなっているのではないかと管理人自身感じています。

そこで今回は、写真画質を重視して顔料プリンターを検討しながらも、実際の購入では迷っている方向けに、管理人が考える顔料プリンターQ&Aを記事にしてみたいと思います。

では早速見ていきましょう。


Q1、顔料プリンターの印刷コストは染料プリンターに比べて高い?
A1、コスト的にも同等または安い場合が大半。数倍もの差はない。

長く使っていく上で一番気になるのはランニングコストの問題でしょう。
顔料プリンターはその多くが上級機種やプロフェッショナル向けの機種だということもあり、プリンターの本体価格が一般的な染料インクを採用する機種より高い傾向にあります。

しかし、写真の印刷コストを比べたとき、本体価格のように、数倍の差が生まれるということはありません。実際は、ほぼ同等か安いという場合が多くなります。

実際に、染料インク搭載の写真用途向け多機能モデルでのL判写真1枚の印刷コストを見てみると
EP-904F、EP-904A、EP-804A/AW/AR、EP-774A
標準インク 約20.8円
小容量インク 約26.7円

EP-704A
標準インク 約19.6円
小容量インク 約29.9円

一方の顔料インク搭載の写真用途向けの単機能モデルでのL判写真1枚の印刷コストを見てみると
PX-5V   
約19.2円

PX-7V   
約22.1円

PX-5002  
約20.4円

PX-G930  
約22.7円
となっています。

参考リンク:
多機能モデル製品ページ
高品位モデル製品ページ
 (エプソンさんより)

意外に、印刷コストに差がないことがわかると思います。
さらに、顔料インク採用プリンターでは、染料インク採用のプリンターで問題となりがちな色褪せなどの退色問題で再プリントが必要になるということがないことも忘れがちな利点の一つです。

染料インクプリンターで再プリントを行なった場合、印刷コストは純粋に2倍に跳ね上がるわけで、全てのプリントを行なった写真が再プリントの対象にならないとしても 、印刷コストを押し上げる原因となるのは確かです。

そういったことから、写真プリント用途には顔料インクプリンターがコスト的にも悪いものではないということが見えてきます。



Q2、インクのつまりが起こりやすいと聞くけど問題はないもの?
A2、それほど神経質に管理する必要はないと考える。

管理人の使い方では夏の暑い時期に1ヶ月ほどまったくプリンターを使わなかったということがありますが、それで、インクヘッドがつまってしまったということはありませんでした。

とはいえ、ボールペンや万年筆と同様、インクを実際に使用することが、プリント機能を維持する上では大切なことでしょうから、できることなら2週間に1回程度、間隔あける場合でも、1ヶ月に一度は写真を印刷することを心がけることで、安心してプリンターを愛用できると考えます。



Q3、それでもインクがつまってしまって色がおかしいと感じた場合は?
A3、2~3度クリーニングを実行しても改善しない場合はすぐ修理に出すべき。

プリンターヘッドが詰まるなどした場合、色のバランスが崩れるため、写真の色がおかしなものになります。

そういった場合は、プリンターヘッドのクリーニングをプリンターユーティリティから行うべきなのですが、これには多くのインクを消費してしまいます。
 簡単に言い換えると、プリンターヘッドのインク詰まりを直すために、大量のインクを捨てるということに繋がります。

2~3度、クリーニングを実行しても改善が見られない場合は、素直に修理に依頼することが、インクコスト的にも良い選択と言えるでしょう。

特に購入後1年をむかえるあたりの時期には、実際にプリントを行い、プリンターヘッドに詰まりが生じていないかチェックべきです。

修理が必要な場合でも、購入後一年のメーカー無償保証を活用できることは、修理代負担を減らす意味でもかなり効果がありますから。



Q4、修理となると、プリンターのような精密機器は高額になるのでは?
A4、定額修理料金を採用しているため、それほど高額ということにはならない。

修理となると、商品自体を買い換えたほうが安くなるような場合も多く見られるのですが、プリンター製品については、比較的リーズナブルな定額料金で修理サービスが提供されています。

金額も7,350~15,750円程度。とはいえ、15,750円というのも、プロ用も含めた上位機種も含めた上での最高修理金額ですから、多くの場合、それよりも安価な価格での修理サービス提供を受けられるはずです。


参考リンク:
インクジェット複合機修理対象機種・料金一覧
インクジェットプリンター修理対象機種・料金一覧
エプソンさん修理対象機種・料金一覧より)

これは、プリンターという製品自体が、インクカートリッジの販売で、利益を得る商品である関係上、修理価格を安くしたとしても、自社のプリンター製品を長く使って、インクカートリッジ売上に貢献して欲しいということも要因だと考えます。


とはいえ、修理終了時には、インクカートリッジが新品やあまり減っていないものに交換されるなどのおまけサービスが行われることが多いため、修理代の支払いを差し引いても実質的お得ということも起こりがち。

管理人作成の参考記事:
おまけつきだから意外にリーズナブル?エプソンさんのプリンターを修理に出してみた


そういったこともあって、管理人自身も気に入っているプリンターについては、故障したとしても修理を依頼して長期に使うようにしています。



Q5、同じ画像をプリントするのに色が違う場合は?
A5、気温や湿度の変化が少ない場所にプリンターを設置する。

最新機種ではそれほど見られないとは思いますが、設計の古い顔料プリンターでは、夏と冬で同じ条件で写真を印刷しても色が違うということが起こったりしました。

そういった場合、気温や湿度の変化に気をつけてプリンターを設置することで解決できるケースも多いです。

例えば、冬場は窓の近くなど、外気と近い温度/湿度になりがちな場所には置かない、あるいは、温度変化が激しくなりがちなエアコンの冷風や温風が直撃する場所には置かないなども対策になります。

さらには、温度変化だけではなく、精密機器へのダメージを防ぐという意味では直射日光が当たる場所も好ましくない設置場所と言えるはずですね。

こういったことに気をつけることで、色の変化はもちろん、プリンターヘッドのインク詰まりも軽減できるのではないかと、管理人の経験上考えています。



Q6、純正インクは高いので、他社の互換インク購入はおすすめできる?
A6、色の調整などの様々な問題から写真用途ではおすすめしない。

プリンターメーカーさんが販売する純正インクは、プリンター本体の製品開発費なども含まれているためなのか、高額になりがちです。

その一方で、他社が販売する互換インクは、そういったプリンター関連のコスト回収を必要としないこともあってか、かなり安価に販売されているのが、現状となっています。

では、この他社製互換インクを写真用途のプリンターに使ってもよいのかというと、管理人としてはおすすめしません。

というのも、完全にメーカー純正インクと同じ他社製互換インクが存在しない以上、色のバランスが崩れたりするなどの新たな試行錯誤すべき課題が生じます。

こういった苦労を楽しめる場合は問題ないのですが、そうではない場合、写真用途のプリンターには素直に純正インクを購入することをおすすめしますし、管理人自身、これまでもそうしてきています。

ただ、これが、ドキュメント専用の黒インクをメインとしたプリンターの場合、色のバランスは問題になることはそれほどありません。管理人もドキュメント専用のプリンターには他社製互換インクを詰め替えて使ってきました。

また、顔料インクプリンターの場合、染料インクプリンターに比べ、一般的ではない関係なのか、互換インク自体がそれほど割安ではなかったり、染料インクよりもインクの詰まりが発生しやすいなどのトラブル原因となり得るため、そういったトラブルを未然に防ぐという意味でも、他社製互換インク使用前によく検討することが必要だと考えます。



Q7、プリンター本体に付属してきたインクは早く無くなってしまったけど故障?
A7、初期セットアップ時にプリント可能状態にするためのインク消費が起こるため。

プリンターを使ってみて、いきなり驚くことは、インクカートリッジの消耗の早さでしょう。
管理人自身、数枚プリントを行なっただけで、これほどインクが消費されるのなら、使い続けていくことはコスト的に難しいと感じたプリンターは1台や2台ではありませんでした。

しかし、必要以上に心配することはありません。というのも、最初に装着するインクカートリッジは、プリンターを印刷可能な状態にするためにもインク消費が生じるため、どうしても印刷可能枚数が大きく減少してしまうからです。

一度インクカートリッジを使いきり、次のインクに交換すると本来のインク使用状況となるため、インクコストに驚くということは生じないはずです。

ちなみに、このことは、顔料・染料に関わらずインクジェットプリンターでは必ず生じてしまうことになります。

参考リンク:
印刷速度およびコスト測定データ
 (エプソンさんより)


以上が、顔料プリンターを愛用してきた管理人が考える、これから顔料インクプリンターを購入する方のためのQ&Aになります。

こうして見てみると、 顔料プリンターと染料プリンターという垣根こそあるように感じるものの、実際の使用していく上では、それほど決定的な問題となる事柄はないように感じるのが管理人の素直な実感です。

写真を思いっきり楽しむという目的のためには、顔料プリンターデビューもなかなか良いと思いますよ。

管理人愛用のPX-7Vおすすめ購入先リンク:
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7年間愛用したプリンターの故障で行なったことの全て

2011年10月29日土曜日

PX-5V&PX-7V vs お店プリント!最新プリンターとカメラのキタムラさんのA3ノビプリントコストと比べてみる

写真用のプリンターを購入することを考えた時に気になることの一つに、自宅でプリンターを使ってプリントした時と写真店にプリントを依頼した時のコストの違いがあると思います。
管理人自身、どちらがどの程度お得なのか、気になります。


以前は、プリンターでの写真印刷は、プリンター自体が色の退色に弱い染料プリンターが主体であったため、コストの問題以前にお店プリントが唯一の選択肢という時期もあったのは確かでしょう。

しかし、今は、管理人が愛用するPX-5Vをはじめとする、退色に強い顔料インクを採用した高性能な顔料プリンターが数多く発売され、一般の消費者でも簡単に購入することが可能になりました。


そういったこともあって、今回の記事では自宅で顔料プリンターを使って行うプリントとお店依頼するプリントのコストを比べてみたいと思います。

顔料プリンターとしては、エプソンさんのPX-5VとPX-7Vのコストを利用します。

この2機種を選んだ理由としては、このどちらも2011年に発売したばかりの最新モデルであること。さらには、少し前に、管理人がインクコストを計算した記事を作成したこともあり、その中で最もインクコストが安い機種だったのがPX-5V、もっともインクコストが高い機種だったのがPX-7Vだったこともあり、この2機種のコストを利用することで、他の機種についても大体のコストの感触を予想することが可能となるからというもの。

管理人作成のインクコスト関連の記事:
A3ノビのインクコストは一枚何円?エプソンさんの数字を使って計算してみる

一方のお店プリントの価格としては、お店プリント業界最大手のカメラのキタムラさんのプリント価格を参考にしたいと思います。


条件としてはA3ノビの光沢用紙プリントと超光沢プリントの価格で比較します。

PX-5VとPX-7Vにとっての光沢用紙プリントと超光沢プリントといえば、写真用紙(光沢)と写真用紙クリスピア(高光沢)を利用したプリントでしょう。

まずは、この2枚の用紙についてのコストを出してみると、エプソンダイレクトさんの価格で、写真用紙(光沢)A3ノビ20枚セットが4,100円、写真用紙クリスピア(高光沢)A3ノビ20枚セットが4,200円。

そのため、用紙一枚の値段は、
写真用紙(光沢)A3ノビが205円、
写真用紙クリスピア(高光沢)A3ノビが210円
となります。

管理人としては、最高級用紙とそうではない用紙の間の差はもっとはっきりつけたほうがよいと考え、少し疑問をもつエプソンダイレクトさんのA3ノビ用紙価格設定なのですが、誰でも制限無く購入できる標準の価格として、とりあえずこの価格を利用します。

参考リンク:
用紙・プリンター消耗品
エプソンダイレクトさんより)


また、A3ノビのインクコストはPX-5Vが約200円、PX-7Vが241円というデータを以前管理人が作成した記事から利用します。

管理人作成のインクコスト参考記事:
A3ノビのインクコストは一枚何円?エプソンさんの数字を使って計算してみる


このことからPX-5VとPX-7V、それぞれのA3ノビのインクと用紙のコストを合計したプリントコストは
PX-5V
写真用紙(光沢) 405円
クリスピア    410円  


PX-7V
写真用紙(光沢) 451円
クリスピア    446円
となります。

管理人注:
エプソンさんの印刷コスト測定データは写真用紙(光沢)用の設定(きれいや標準)を元にしているため、より多くのインクを利用するクリスピア設定(超高精細)を実際に利用した場合のインクコストとそれを元にした印刷コストはここで示した金額より多少なりとも高いものになることが予想される。 


一方のカメラのキタムラさんのA3ノビプリントの価格は
標準写真印刷のデジタルプリントで1,890円
最高級光沢プレミアムプリントサービスのデジタルクリスタルで1,980円
となっています。

管理人注:
デジタルプリントの価格は、トリミングなどのオペレーターさんによる操作を必要としないユーザー向けプリント、S-A3ノビ(トリミング対応不可)の価格 1,890円を利用。

参考リンク:
デジカメプリント サイズごとの価格詳細
デジタルクリスタル サイズごとの価格詳細
(カメラのキタムラさんのプリントサービスより)



実際に数字を比較してみると
PX-5Vの場合
写真用紙(光沢)とデジタルプリントの差額
A3ノビ1枚印刷につき1,485円

写真用紙クリスピア(高光沢)とデジタルクリスタルの差額
A3ノビ1枚印刷につき1,570円 


PX-7Vの場合
写真用紙(光沢)とデジタルプリントの差額
A3ノビ1枚印刷につき1,439円 

写真用紙クリスピア(高光沢)とデジタルクリスタルの差額
A3ノビ1枚印刷につき1,534円  

つまり、選ぶ用紙や比較する機種によっても変わりますが、1,439~1,570円ほどカメラのキタムラさんでのお店プリントが高価になるということになります。

自宅での顔料プリンターでのプリントに比べ4倍から5倍弱もの高価な価格にもなると、コスト的にも、お店プリントを選ぶことが難しくなるように思えます。


しかし、ここで忘れてはいけない注意点が3つあります。

その3つとは
1、プリンター購入には本体購入コストが必要
2、プリンター所有では故障時の修理代が負担となる
3、お店プリントでは、色が気に入らない場合の再プリントが無料
というものです。

については、PX-5Vでは7万円台前半、多少安価になったPX-7Vでも6万円弱ほどのプリンター本体購入コストが必要になります。
この本体購入コストを考えると、購入したプリンターで A3ノビをPX-5Vで50枚程度、PX-7Vで40枚程度のプリントを行わない限り、プリンターを購入せずにお店プリントのみを利用した場合の方がお得です。


のプリンターの修理についても、プリンターが一律の定額修理料金対象製品とはいえ、PX-5V、PX-7V共に15,750円の出費が必要ということになります。

もちろん、お店プリントを利用する場合は、このような保守費用はお店が負担するので、利用者はプリント代金を支払うだけというのが大きな違いといえます。

そういう意味ではプリンターを所有する上での見えにくい隠れたコストです。


の再プリントについても、プリントした写真の色が気に入らないなど、色に関する問題でも、お店プリントであれば、再プリントも基本的には無料で対応してもらえます。
料金が高額になりやすい大きいサイズの用紙にプリントするときほど、この再プリント無料サービスは嬉しいものになるはずです。

一方の、自宅でのプリンターを使ってのプリントでは、色が気に入らない場合はもちろん、プリンタードライバーの設定ミスや用紙の紙送りミス、さらには印刷用ソフトのプリント時のフリーズなど、どのようなトラブルでプリントが失敗したとしても、写真1枚分の用紙とインクのコストが確実に無駄になります。


こういったことを挙げてみると、ただ単にお店プリントが高いというわけではなく、利用方法によっては、自宅プリントにはない大きなメリットを活用できることも見えてきます。

管理人としては、自宅に居ながら好きな時にプリント作業ができることや、レタッチなど後処理を含め、写真プリントに関しては管理人自身が最後までコントロールするために自宅でプリンターを使ってプリントしています。

しかし、写真との関わり方によっては、価格面では割高感を感じるものの、失敗を救済してくれることを含め、手厚いサービスが魅力のお店プリントを利用するのも選択肢として悪いものではないと感じるのも正直な部分です。

そういった意味では、プリンター購入前に、どのサイズの写真を、どの程度の枚数印刷するのかを中心に写真印刷についてあらかじめ考えると、コストの面から見たプリンター購入失敗を大幅に減らせるはずです。

管理人愛用のPX-7Vおすすめ購入先リンク:
EPSON Colorio インクジェットプリンター PX-7V 有線・無線LAN標準搭載 スマートフォンプリント対応 高光沢8色顔料インク 写真愛好家向け本格派モデルEPSON Colorio インクジェットプリンター PX-7V 有線・無線LAN標準搭載 スマートフォンプリント対応 高光沢8色顔料インク 写真愛好家向け本格派モデル


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管理人作成のプリンター関連の記事:
EPSON新フラグシップPX-3Vのスペック/発売日を3つの手がかりから論理的に分析してみる 

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2011年10月28日金曜日

Canon PIXUS PRO-1(PIXMA PRO-1)は全部入りの12色A3顔料プリンターと言えるか?EPSON PX-5V&PX-7Vとじっくり比べてみる


今現在、管理人は写真用プリンターとしてエプソンさんのPX-5Vを愛用しています。

その以前からエプソンさんの顔料プリンターを使っていたこともあって、PX-5Vを導入する時も、エプソンさんのプリンターの中から今後数年愛用するプリンターを選択したという経緯があります。

やはり、これは管理人の中でエプソンさんが他社に先駆けて一般消費者向けに堅実な顔料プリンター作りをしてきたという印象があるためでしょう。


そういった意味では、デジタルカメラなどでも有名なキヤノンさんも一般消費者向けの顔料プリンターをラインナップしているものの、エプソンさんと比べた上で、その完成度や信頼性を考えてしまうと、どうしても今後数年使う前提で購入するプリンターの候補としては選びにくかったというのが管理人の正直な感想です。

そんなキヤノンさんですが、最近驚くべきプリンター新製品を発売しました。
それがこれ、Canon PIXUS PRO-1(管理人予想の日本名。外国での発表名はPIXMA PRO-1)です。


簡単にPIXMA PRO-1について説明すると
・12色顔料インク採用A3ノビ対応プリンター
・色の正確性とメタメリズムに効果的なクロマオプティマイザー搭載
・モノクロ表現対策に計5種類のブラックやグレーインク搭載
・最大解像度は4800x2400dpi
・従来機(14ml)の2.5倍となる約35ml大容量インクカートリッジ採用
・接続はUSBと有線LAN
・大きさは幅695 × 奥行き462 x 高さ239 (mm)
・重さは約27.7 kg
・アメリカでの予想価格で999ドル(日本円で約76,000円)
・2011年11月発売予定 
といったところでしょうか。

参考リンク:
PIXMA PRO-1製品情報(英語表記)
アメリカキヤノンさんのプリンター製品情報ページより)

キヤノンさん製プリンターのインクカートリッジ内容量一覧(英語表記)
キヤノンマレーシアさんより)


特に管理人として気になるのは
1、12色の顔料インク採用の内訳
2、クロマオプティマイザー搭載
3、大容量インクカートリッジの採用
3点です。

一つずつ詳しく見てみましょう。


1点目の12色のPIXUS PRO-1搭載顔料インクの内訳はというと
フォトブラック  (BK)
マットブラック  (MBK)
ダークグレー  (DGY)
グレー  (GY)
ライトグレー  (LGY)
シアン  (C)
フォトシアン  (PC)
マゼンタ  (M)
フォトマゼンタ  (PM)
イエロー  (Y)
レッド  (R)
クロマオプティマイザー  (CO) 
計12色になります。

先代機種のPIXUS Pro9500 Mark IIが
フォトブラック
マットブラック
グレー
シアン
フォトシアン
マゼンタ
フォトマゼンタ
イエロー
レッド
グリーン 
計10色ですから、ダークグレー 、ライトグレー、クロマオプティマイザーの3色が追加され、グリーン1色だけが搭載されなくなったということになります。

対するライバルとなるはずのエプソンさんのPX-5Vの場合、搭載されているインクは
フォトブラック
マットブラック
グレー
ライトグレー
イエロー
ビビッドマゼンタ
ビビッドライトマゼンタ
シアン
ライトシアン 
の計9色とグレーインクが2色ですから、グレーインクを1色のみ採用のPIXUS Pro9500 Mark IIへのグレーインクの追加採用は納得出来る部分ですね。

その一方で、グリーンインクを搭載しなくなったことについては、今まで業務向け12色顔料プリンターのラインナップから予想したキヤノンさんの方向性として、CMYKだけではなく、RGBについてもそれぞれのインクを搭載していくのだとと考えていただけに、驚いたのも事実です。


参考リンク:
PIXUS Pro9500 Mark II
写真用途向けのキヤノン imagePROGRAFシリーズ
キヤノンさんより)

PX-5V製品情報
エプソンさんより)


そういう意味では、Canon PIXUS PRO-1は全く新開発の新機軸フラグシッププリンターといえるのかもしれません。



2点目のクロマオプティマイザー搭載についても、管理人が今現在同じような機能、グロスオプティマイザーを持つエプソンさんのPX-7Vの導入を検討していることもあって驚きました。

確かに染料インクに比べて、光沢感を苦手とする顔料インクでは、用紙表面に打ち付けられたインクの表面の滑らかさが影響することもあり、その対策として、PX-7Vをはじめとするエプソンさんの光沢顔料インク機にはグロスオプティマイザーが伝統的に採用されてきた経緯があります。

ただ、そのエプソンさんも、より上機種のモノクロを得意とするPX-5Vなどでは、グロスオプティマイザーは搭載していません。

これはインク素材自体の技術革新やプリント動作時の行程工夫などで、光沢感問題が多少なりともそれほど深刻な問題ではなくなりつつあるということもあるのでしょう。

しかし、管理人の考えでは、現在のインクヘッドで同時利用可能なインクカートリッジ数に制限があるため、エプソンさん自身、グロスオプティマイザーを使いたくても使えないという事情もあるのではないかと考えている部分もあります。

その点、12色インクを搭載するキヤノンさんのPIXUS PRO-1では、グリーンインクを非搭載にするという選択を選びながらも、クロマオプティマイザーを搭載することで、光沢用紙への対応を高めることにしました。
そういう意味ではPIXUS PRO-1が管理人にとっても魅力的な機種となったのも事実。


というのも、管理人がPX-7V導入を考えている理由の一つに光沢用紙への強い対応能力を期待しているということがあるからです。

ただし、そのPX-7Vもインクカートリッジの内訳は
フォトブラック
マットブラック
シアン
マゼンタ
イエロー
レッド
オレンジ
ブルー
グロスオプティマイザ
の9色のやや特殊な色の組み合わせとなり、グレーインクの種類を3色まで増強しているPIXUS PRO-1に比べ、モノクロプリントへの性能では上回るのは難しいことが予想されます。

参考リンク:
PX-7V製品情報
エプソンさんより)


そういったことからもPIXUS PRO-1に一番強く感じる印象はモノクロも光沢紙印刷も得意とする全部入りのプリンターということでした。



3点目の大容量インクカートリッジ採用も、A3ノビのプリント作業が楽になるという意味では大きな魅力となる部分でしょう。

同じくA3ノビ対応プリンターでは一足先に大容量インクを搭載したPX-5Vのインクカートリッジ容量が25.9 mlであるのに対し、PIXUS PRO-1は従来機種PIXUS Pro9500 Mark IIのインク容量14mlの2.5倍、約35mlを誇ります。


PX-5Vインクカートリッジ容量参考リンク:
PX-5V(海外名Epson Stylus Photo R3000)
アメリカのエプソンさんの公式サイトより)

PIXUS Pro9500 Mark IIインクカートリッジ容量参考リンク:
キヤノンさん製プリンターのインクカートリッジ内容量一覧(英語表記)
キヤノンマレーシアさんより)

管理人注:
一部の海外ニュースサイトではPIXMA PRO-1のインクカートリッジ容量として、36mlの表記あり。ただし、キヤノンさんの公式サイトでは36mlの数値が確認できなかったため、公式サイトで確認可能なPIXUS Pro9500 Mark IIのインクカートリッジ容量を元に、それを2.5倍した35mlに「約」をつけてインクカートリッジ容量として採用。


管理人もPX-5Vを使い、連続でA3ノビをプリントしていて感じるのが、PX-5Vのインクのもちの良さ。実際、頻繁にインク交換によって作業が中断されないことがこれほど快適とは予想していなかったのも事実です。

それが今回、PIXUS PRO-1ではPX-5Vの約1.35倍にインクカートリッジ容量を増量するということで、さらにインク交換の頻度は低下するはず。

とはいっても、PIXUS PRO-1自体がクロマオプティマイザー搭載の新機種ということもあって、おそらくインクコスト自体は変更なしか、僅かに減少する程度でしょう。

しかし、実際に継続して使っていく上で、快適な使用感はコストには表れないものの、かなり重要な利点となるはず。管理人としてはとても大きな魅力と感じます。



というように、キヤノンさんのPIXUS PRO-1と、その比べられる対象になると考えられるエプソンさんの新機種、PX-5VPX-7Vの比較を行ってみました。


以上から得た管理人としての結論はというと、
PX-5Vを所有していない場合は、とりあえず海外で発売となる11月以降、PIXMA PRO-1の評判やレビューなどから実際の性能を確認後、PIXUS PRO-1かPX-5Vのどちらを購入するかを検討すべき。

PX-5V所有者でPX-7Vを導入検討している場合も、PIXMA PRO-1の評判確認後、光沢用紙へ対策としてPIXUS PRO-1かPX-7Vのどちらかを購入するかを検討すべき。

というものです。

管理人注:
基本的にインクカートリッジの色の種類の増加は高画質化への良い影響を期待できるとは言え、PIXMA PRO-1自体がインクの種類を大きく変化させた新機種のため、やはり実際のサンプルや運用上のトラブルが生じないかどうか、実際の製品を元にしたカタログスペック以外のチェックは必要だと考えます。 


ただし、場合によっては、全部入りの顔料インク採用機種として、PX-5Vのバックアップとしても利用できることから、PIXUS PRO-1を導入したほうが表現の幅の面だけでなく、実際の運用の面でもメリットが生まれそうですね。

今現在、PX-7Vの導入で固まっている管理人ですが、いきなりの気になる新機種の登場にいろいろ考えさせられているというのも正直な部分です。


管理人も購入後に愛用のPX-7Vおすすめ購入先リンク:
EPSON Colorio インクジェットプリンター PX-7V 有線・無線LAN標準搭載 スマートフォンプリント対応 高光沢8色顔料インク 写真愛好家向け本格派モデルEPSON Colorio インクジェットプリンター PX-7V 有線・無線LAN標準搭載 スマートフォンプリント対応 高光沢8色顔料インク 写真愛好家向け本格派モデル


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2011年10月27日木曜日

アレンジ可能かどうかが一番に重要?管理人がマッサージチェアではなくフットマッサージャーを愛用する3つの理由

ツカモトエイム エアーのチカラ フットマッサージャー エアロテックワン AIM-003

管理人が毎日愛用している健康家電の一つにフットマッサージャーがあります。

一度、故障のため、修理をしなければならない期間があったのですが、その間はフットマッサージャーを利用できないこともあり、なかなか辛かったという印象を強く感じたのを覚えています。


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フットマッサージャーメーカー、惣田製作所さんの対応が良い感じすぎてファンになってしまった


さて、管理人が愛用しているフットマッサージャーという製品ですが、実は健康家電の世界では、それほどメジャーなものではありません。

実際に、家電量販店さんなどでマッサージ器コーナーを見てみるとわかるのですが、大型のマッサージチェアは大きく売場面積を占めながら何台も並んでいます。
その一方で、フットマッサージャーはというと、隅の目立たない場所にディスプレイされ、扱っている機種やメーカー自体も少ないという状況。

では、そんなフットマッサージャーがマイナーという状況にも関わらず、なぜ管理人はこよなくフットマッサージャーを愛用するのか?

それには3つの理由があります。
1、なんとか移動可能な大きさだということ
2、ツボ押し効果が魅力だということ
3、利用中も姿勢が固定されずマッサージ以外の作業も可能なこと 

一つずつ見てみましょう。

の移動が可能なサイズだということは、フットマッサージャーを愛用していく上で、意外に大切な理由になります。

というのも、部屋の使い方に変化をつけたい時など、マッサージチェアの場合、その大きさのため、変更できる選択肢の幅が狭いものになってしまいますが、なんとか移動可能なサイズを保っているフットマッサージャーの場合、部屋の使い方や設置場所の自由度は高いまま維持できることになります。

これは、利用していない保管時にも利点となります。なぜなら、サイズの大きいマッサージの場合、しばらく使わない時もそのまま置いておくという選択しか存在しません。そのため、時にはその大きさのために、できることなら片付けたいと感じることもあるでしょう。

その一方で、フットマッサージャーの場合、しばらく使わないと感じた時には、クローゼットなどに片付けてしまうことも可能なサイズです。

部屋の使い方の決定権を手放さないというのはストレス無く生活する上では重要なことだと管理人は考えています。



のツボ押し効果はフットマッサージャーユーザー以外にはなかなか知られていない魅力と言えるかもしれません。

実際、管理人自身、フットマッサージャーを使う、足以外の肩や首、背中などは主にストレッチで健康管理と維持を行っています。

もちろん、マッサージチェアを導入することで、肩や首、背中などにも、ストレッチでは得られない心地良さやより大きい疲労回復効果は得られるかもしれません。
しかし、念入りなストレッチ自体が管理人の習慣として既に定着していることもあって、特に困っていないというのが正直な部分です。

その一方で、フットマッサージャーが行う、足つぼマッサージの実施は管理人の独力では難しいものになっています。

というのも、ツボの刺激には比較的、力が必要なことと、弱い刺激で長時間実施されることがツボ刺激の効果を高める上では重要と感じていることから、長時間にわたり負荷を必要とする足つぼマッサージは管理人自身では行うことは考えられません。

やはり、長時間の自然ではない姿勢で力を加え続けることは、肩が凝ったりするなど身体のバランスにとって不自然な影響を与える結果になることから避けたいと考えています。

健康を維持したいと思ってしたことで不健康になってしまうのでは本末転倒ですから。



の利用中も姿勢が固定されずマッサージ以外の作業も可能なことは効率的に帰宅時の時間を使う上では必須なことになります。

マッサージチェアはというと、マッサージを行う姿勢がやや後ろに傾く姿勢を求められることからリラックスしながらの簡単なテレビ鑑賞などは可能でしょう。
しかし、マッサージチェアに体重の大部分を預けるような姿勢のために、PCによる文字入力などの作業を行うような自由度はないものです。

一方のフットマッサージャーには、利用者の好きな愛用の作業用椅子との組み合わせによって、マッサージ中にも行うことが出来る作業に大きな選択の幅が生まれます。

これは、マッサージを行いながらも、時間を効率的に利用する上では意外に大きな利点でしょう。
管理人もPCを開きながら足つぼマッサージを行うということは、実際よく行っているリフレッシュの一つです。

また、利用する側が好きなチェアとの組み合わせで使えることは様々なフットマッサージャーのマッサージコースを実行するなど長時間の利用を考えた時も、背中や腰への負担が少なくなるのも魅力でしょう。

やはり、マッサージチェアはマッサージ自体は心地良いものの、当然のことながら椅子としての座り心地は長時間座っていたいと思えるものではないというのが正直な部分です。


管理人注:
フットマッサージャー、マッサージチェアに限らず、マッサージ機にはメーカーさんによって定められた利用時間が存在します。マッサージ終了後も追加でスイッチを押すことによってマッサージの継続は可能ですが、慣れないうちに行う過度のマッサージは身体への悪影響を引き起こす可能性もあるため、自己責任での利用と注意が必要となります。 


以上の3つが管理人がこよなくフットマッサージャーを愛用する理由です。

こうして見てみると、マッサージチェアよりも、ユーザー自身が自由に使い方をアレンジできるということがフットマッサージャーを愛用する上で大きな理由になっていると感じますね。

確かに、ローラー式に比べて高価なエアバッグ式のフットマッサージャーは購入時に、その価格のために購入するかどうか悩むかもしれません。

しかし、実際に導入してみると、利用後の疲労回復効果は想像以上と感じるため、管理人にとって、フットマッサージャーはなくてはならない健康家電となったのも事実です。

実際に、長く使える製品ですから、元気に毎日を過ごす上でもフットマッサージャーは間違いなくおすすめです。

管理人も注目のフットマッサージャー購入先リンク:
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価格:32,970円(税込、送料別)



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2011年10月26日水曜日

A3ノビを身近なものにするチャンス?AmazonさんのキャンペーンはA3ノビプリンターを検討するほとんどすべての購入希望者におすすめ

今現在、エプソンさんのA3ノビ対応のプリンター、PX-5Vを愛用している管理人ですが、PX-7Vの導入を考えていることもあって、時折、オンラインを中心としたお店をウィンドウショッピング的に閲覧することがあります。


そんな中で見つけたのが、アマゾンさんによるA3ノビプリンターを対象としたキャンペーン。

エプソンA3対応プリンタとインク、あわせて買うと2000円OFFキャンペーン



簡単に説明すると
・対象のA3対応プリンターとインク多色パック同時購入が条件
・対象のプリンターはエプソンさんの
 PX-5V、PX-7V、PX-5600、PM-G4500の計4機種
・割引金額はすべての機種で同額の2,000円の割引
・インクの単色購入は対象外で値引きされず 
・キャンペーンの期間は
 2011年10月7日(金)~12月31日(土)午後11時59分(日本時間)
といったところでしょうか。

ただ、管理人としては、普段であれば多色パックの購入をすることはありません。

というのも、写真印刷を行う場合、全ての色のインクが均等に利用されるのではなく、消費の多いインクと消費の少ないインクの差はかなり大きなこともあり、多色パックの購入はそれほどメリットがないという結論に至ったからです。

管理人作成の多色パックについての関連記事:
ハイエンドプリンターほど自身での管理を推奨?プリンターインクは多色パックと単色購入どちらがお得か考える~EPSON PX-7V対応版~


ただし、ひとつだけ例外があります。

それは、新しくプリンターを購入したばかりの時期です。この時期であれば、多色パックを1度や2度購入したとしても、その後の単色購入で十分に色の偏りの調整は可能となります。

そう考えると、プリンター購入時に、多色パックの同時購入を推奨するキャンペーンというのは、意外にお得なのだと感じますね。

実際、インクカートリッジ自体、大幅な値引き販売がされることの少ない商品です。
2,000円分の割引を得る機会というのも、このキャンペーンの利用する以外ではなかなか遭遇できるものではないでしょうから。


さて、ここで気になるのは、このキャンペーンを利用してA3ノビ対応プリンターを導入する時、4機種の中ではどのプリンターがお得なのか?ということ。

今現在の管理人のPX-5V利用状況や好みなどを除外して、できるだけ客観的に考えた時、プリンターとしての性能と価格とのバランスを考えて、管理人の一番のおすすめはPX-5600です。

EPSON MAXART インクジェットプリンター PX-5600 A3ノビ対応 PX-P/K3インク搭載 8色顔料インク

もちろん、管理人自身、PX-5Vを愛用していて満足はしているのですが、A3ノビを印刷できるプリンターが欲しいということが一番優先であれば、PX-5Vから2万円以上も安価なPX-5600も選択肢として良いものだと考えるからです。

このPX-5600ですが、PX-5Vの先代機種とはいえ、画質など重要な性能面でも不満を感じることはほぼないでしょう。

ただし、PX-5Vの大きな特長となっている、インクカートリッジの容量が増えていることやUSB意外に無線LANや有線LANが装備されたこと、PX-5600よりも修理受付期間が長いことなどが気になるのであれば、管理人と同様にPX-5Vを選択することが合理的なものになります。



一方、他の機種を見てみると、一番安価で送料込み26,000円台という、一台だけかなり異なった値段のPM-G4500も気になるかもしれません

EPSON Colorio インクジェットプリンター PM-G4500 A3ノビ対応 6色染料インク

しかし、管理人としてはおすすめはしにくいものになります。
というのも、このPM-G4500は他の顔料インク採用の3機種とは異なり、染料インク採用機種だからです。

染料インクは色が鮮やかで、光沢の豊かな写真用紙との相性が良いながらも、日光を照射されることや空気中の成分と反応することで、印刷した写真の色が変色したり、薄くなったりと、長期間の安定性に弱さを抱えています。

そのため、色に変化が起こった際に再印刷を考えるとすると、印刷コストが単純に2倍になるため、顔料インク搭載機種よりも割高になります。

また、印刷後、色が安定するまでの時間も顔料プリンターよりも多く必要とするため、色の確認が完了するまでの時間も長く必要となります。 そういった理由で、写真を試行錯誤しながら印刷する場合も、多くの時間をプリント作業とします。

そういったことから、2万円台という価格の魅力は十分に分かるものの、写真用途を考える上でPM-G4500をおすすめするというのは正直難しいと考えます。


加えて、実際にプリンターのインクコストを比較してみると機種間のインクコストに大きな差はないこと、さらには、機種によってはより高額な機種の方が安価な機種よりもインクコストが安くなることも、本体価格でプリンターを決定してほしくないと考える理由です。

長い目でプリンターを使っていくことを考えると、インクコスト的には安価なプリンターと同等にも関わらず、その間、高画質を満喫できるわけですから。


管理人作成のA3ノビ写真のインクコスト考察関連記事:
A3ノビのインクコストは一枚何円?エプソンさんの数字を使って計算してみる



というように、A3ノビ対応プリンター購入を考えているユーザーにとってはなかなか迷わせるキャンペーンかも知れないですね。

とはいえ、キャンペーンの適応で、A3ノビプリンター購入がお得になるのは確かですから、管理人自身、PX-7Vの購入を考えていることもあって、実際の導入時期も含め、じっくり検討してみたいと思います。


アマゾンさんのキャンペーン詳細説明ページ:
エプソンA3対応プリンタとインク、あわせて買うと2000円OFFキャンペーン


管理人おすすめのキャンペーン対象プリンター購入先リンク:
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2011年10月25日火曜日

A3ノビのインクコストは一枚何円?エプソンさんの数字を使って計算してみる


エプソンさんのPX-5Vを愛用して写真を印刷している管理人ですが、思い返してみると、今までPX-5Vで写真を印刷している用紙の全てがA3ノビのものでした。

そうなってくると、気になってくるのが、PX-5VでA3ノビの写真を印刷したときのインクコストです。

もちろん、メーカーであるエプソンさんの製品説明ページでも、L判についてのインク・用紙合計コストは提示されているのですが、A3ノビサイズについては残念ながら公表されていません。

ただ、ユーザー側でおおよその数字を出してみることは可能です。
というのも、印刷コストの算出方法についてはエプソンさんで公表されているからです。

参考リンク:
印刷速度およびコスト測定データ
エプソンさんより)

このデータを元に、A3ノビの写真印刷に必要になるコストを、管理人愛用のPX-5Vをはじめ、管理人が購入を検討しているPX-7V、さらにはA2サイズ対応のPX-5002、A4サイズ対応のPX-G930、おまけとして他の顔料プリンターとは異なるA3ノビ対応の染料タイプPM-G4500についても計算してみたいと思います。

参考リンク:
PX-5V製品情報
PX-7V製品情報
PX-5002製品情報
PX-G930製品情報
PM-G4500製品情報
エプソンさんより)

今回、コスト測定データのページから利用させてもらうのはたった一つのデータです。
それは用紙コスト。

エプソンさんのコスト測定では写真用紙〈光沢〉を利用していて、そのコストは400枚入りの写真用紙〈光沢〉を1,990円で購入した場合で考えています。

つまり、写真用紙〈光沢〉1枚あたり4.975円という計算です。

これをそれぞれの機種のL判でのインク・用紙合計コストから引くことで、それぞれの機種のインクの分だけのコストがわかります。

ちなみにそれぞれの機種のインク・用紙合計コスト
PX-5V   約19.2円
PX-7V   約22.1円
PX-5002  約20.4円
PX-G930  約22.7円 
PM-G4500 約21.7円

そこからそれぞれ4.975円を引くと

PX-5V   14.225円
PX-7V   17.125円
PX-5002  15.425円
PX-G930  17.725円
PM-G4500 16.725円

これがそれぞれの機種のL判用紙に写真を印刷するために必要なインクコストになります。

さて、A3ノビの用紙の面積は329mm×483mm=158,907 (mm×mm)
一方、L判の用紙の面積は89mm×127mm=11303 (mm×mm)
つまり、A3ノビはL判の約14.05倍の面積ということになります。

このことから、それぞれの機種のL判のインクコストを14.05倍すると、A3ノビでのインクコストが計算できます。


実際にA3ノビでのインクコストを計算してみると
PX-5V   199.86125円 = 約200円
PX-7V   240.60625円 = 約241円
PX-5002  216.72125円 = 約217円
PX-G930  (249.03625円 = 約249円)
PM-G4500 234.98625円 = 約235円
という結果になります。

管理人注:
PX-G930ではA3ノビ印刷は不可能なため、あくまで参考値として表記 

A3ノビ印刷が可能な機種の中で、一番インクコストが小さいPX-5Vと一番インクコストが大きいPX-7Vを比較しても、A3ノビの大きなサイズでも、その差は41円ほどということがわかります。
 


さて、せっかくの機会ですから、A4など他のサイズについても同様に考えて見たいと思います。
ちなみに、A4はL判の5.518倍ですから、それぞれの機種のインクコストは

PX-5V   A4 78.4936円 = 約78円
      A3 78.4936×2 = 約158円    

PX-7V   A4   94.4957円 = 約94円
      A3 94.4957×2 = 約189円 

PX-5002      A4    85.1151円 = 約85円
      A3    85.1151×2 = 約170円
      A2    85.1151×4 = 約340円  

PX-G930    A4   97.8066円 = 約98円
       (A3   97.8066×2 = 約196円)  
  
PM-G4500   A4    92.2886円 = 約92円
       A3    92.2886×2 = 約185円  
ということになります。


管理人注:
PX-G930ではA3ノビ印刷は不可能なため、あくまで参考値として表記 

 ただし、このインクコストの計算では2つだけ注意点があります。

1つめは、インクコストの計算に利用されているインクカートリッジの価格はメーカーであるエプソンさんの直営オンラインショップ、エプソンダイレクトさんでの価格を元にしているため、通常の販売店さんで販売されている価格より少々割高になっているということです。

実際はインクカートリッジの種類にもよりますが、インクカートリッジ一本につき100~300円程度安い価格で購入できることが多いはずです。

このことは、インクコスト低下の要因になります。

2つめは、インクコストの中にはユーザーにとって大きな悩みの種となる、プリンターヘッドのクリーニングに用いられるインクのコストや、購入時の初期セットアップ時には、プリンター本体内にインクを満たすために消費されるインクのコストなど、これらの実際のプリンターを運用するためのコストを含める必要があることです。

このことは1つめの注意点とは逆にインクコストの上昇要因になります。

こういったこともあって、残念ながらこのインクコスト計算は完璧なものとはいえないコスト計算ということに。
とはいえ、印刷を行う際のコスト目安として使えることは間違いないでしょう。

管理人自身、これを参考データにしつつ、PX-5VでのA3ノビプリントを楽しみたいと思います。

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2011年10月24日月曜日

A3ノビ写真額 HAKUBA FW-3を購入!電子化の時代に管理人がそれでも写真プリントにこだわる理由


最近、管理人の休日はというと、本腰を入れてエプソンさんのPX-5VでのA3ノビでのプリントを楽しんでいます。

そうして、数十枚単位でA3ノビプリントが完成してくると、問題になってくるのが写真の額装について。

やはり、きちんと額に収めるところまで仕上げてのプリント作業と考えていますから額装はきちんと行ないたいところです。


そこで今回管理人が購入したのが、写真用品メーカー、HAKUBAさんのA3ノビ対応写真額、 FW-3

HAKUBA 木製額 FW-3 A3ノビ ブラウン FW-3-BWA3N

とりあえず、管理人宅で利用するものとして7枚を注文しました。


ちなみに、額とフレームの違いですが、写真や絵画などの飾る作品が直接ふちの部分に接するのではなく、白い紙製のマットなどがふちと間に存在するのが額、直接接するのがフレームと管理人は分けて考えています。

もちろん価格的には、商品自体の面積が小さく、さらには紙製のマットなどが不要になるフレームのほうが安いものになっています。

ただ、そうはいっても、管理人が今回購入した写真用A3ノビの額でも、価格は1枚送料込みで1,500円でお釣りが来るほど。

さらには、一度購入すると長く使えることと、フレームとの価格差が数百円ということもあり、管理人としては落ち着いた印象を感じさせる額を多用しています。


このように管理人は写真をプリントして楽しんでいるのですが、写真をプリンターで実際にプリントするということについて疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

というのも、今や主流となったデジタルカメラで撮影した写真は、実際にプリントすること無く、パソコンなどのモニター画面で見ることができます。
そうすることで、プリントすることなく、写真を楽しむことができるわけですから、コスト的にも優れたものになります。


ただ、ここで大きな問題になるのは、PCの画面を表示するディスプレイの解像度です。

フルハイビジョンと呼ばれる1920×1080でも画素数としては約207万画素
一方のデジタルカメラの解像度は1000万画素を超えるものさえ一般的になっています。

そのため、フルハイビジョンの解像度を持つディスプレイに最近の1000万画素を超えるデジタルカメラで撮影した写真を表示するということは、誤解を恐れずに簡単に言ってしまうと、5分の1以下に画素を省いた形で表示しているということになります。


逆に、管理人が愛用しているエプソンさんのプリンター、PX-5Vを利用した場合、パソコンのディスプレイとは全く別物と感じるくらい細部まで表現された写真が目の前に表れることになります。

特に、A4サイズ、さらにそれよりも大きいA3、A3ノビの精細なプリントを目の前にすると、まるで撮影した場所に立っているようなリアリティーを感じることさえあるのも大きな魅力です。これが管理人にとって常にプリンターを維持し続ける理由と言えます。


今はあまりに安く高性能なデジタルカメラが購入できてしまう時代をむかえていますが、そのカメラで撮影した写真を実際にプリンターを使って大きくプリントすることで、今のカメラの底力を感じることができるのはもちろん、撮影自体が楽しくなるはずです。

本体購入コストやインクなど消耗品のコストなど、導入するとなるといろいろ考えてしまう部分が存在するのも事実ですが、写真という楽しみを思いっきり満喫する上で、ちょっと高性能なプリンターを手元において利用するというのはかなりおすすめですよ。

管理人愛用のおすすめ写真用額 購入先リンク:
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2011年10月23日日曜日

欲に負けたくないあなたに管理人が強くおすすめする集中テクニック

管理人自身、長時間に渡って集中していた後など、疲れが出てくるためか、精神的に欲求に対して弱くなります。

ただ、欲求と言ってもごくありふれたものかも知れません。

例えば、早めにやり終えなければと考えていたはずの作業の手を止めて休みたいと考えたり、気分転換や休憩と称してトイレに行くなどして席を外したり。あるいは、食事を選ぶ際でも、疲れているからという理由をつけて普段は選ばないような少しこってりしたものを選んでみたりなどありふれたものです。

時には、そういった欲求に素直になるというのも悪くはないことなのですが、そうはいっても、欲求に従ってばかりにもいくものではなく、さらには、理性でも理解しているように、そういった欲求を跳ね返して我慢したほうが、結果的には良い選択となることが大半です。


そういった時に、管理人がよく利用するのが30秒ほどのカウントダウン

その名のとおり、自分自身が欲求に負けそうになっていると感じたときに、30秒を頭の中でカウントダウンするだけというシンプルなものです。

ただ、これは意外なまでに効果があります。
この30秒さえ、数字を数え終えたなら、それまでの欲求は10分の1~100分の1、あるいは、全く気にならないくらいにまで小さく感じるものになってしまうのを感じるはずです。

やはり、効果の原因としては大抵の欲や欲求は瞬発力に優れているものの、持続力がないことが挙げられるでしょう。

そのため、一番瞬発力を持っている欲や欲求が生まれた瞬間から数十秒を数をカウントダウンしてやりすごすことで、一番楽な形で乗り切ることができると管理人自身考えています。

ちなみに、以前管理人が記事にしたちょっと特殊な深呼吸に慣れている場合は、それと併用することで、 集中力の維持と回復、さらにはちょっとした疲労回復効果も見込めるため、おすすめです。

管理人作成のちょっと変わったおすすめ深呼吸の関連記事:
管理人長期愛用の疲労&集中力回復の最終起爆剤?ちょっと変わった深呼吸の活用してみよう

管理人の場合は、10秒単位に分け、6秒を数える間に息を吐き、残り4秒でゆっくり息を吸うということを、3セットほど繰り返すというのも気に入っている方法です。


集中の度合いというのは、効率に様々な影響を与えるため、高い集中状態を維持したいと考えるのは誰しも共通していることでしょう。

それを手軽に実現するためのツールとしての30秒カウントダウンはとてもシンプルながら、意外なほど効果的でおすすめですよ。



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2011年10月22日土曜日

マイルのために年賀状もクレジットカード購入?年賀はがき購入で管理人がエプソンダイレクトさんを強くおすすめする理由

10月も残り少なくなり、年末が近づいてきたと感じることが増えてきました。

そうなってくると気になるのが、年賀状について。
管理人宅では、プリンターでの印刷が必要になることもあって、早めの準備を心がけています。

さて、そうした時に、年賀状準備の第一歩となるのが年賀はがきの購入。
管理人の場合は、JALマイルを貯めていることもあって、クレジットカードを利用して購入したいというのが正直な部分です。

年賀はがきの一般的な購入先である郵便局やコンビニ店舗ではクレジットカードでの年賀はがき購入は基本的に不可能です。

管理人注:
一部の郵便局やコンビニでは、SuicaやEdyなどの電子マネーを使うことで間接的にクレジットカードでの支払いは可能ですが、店舗の指定が厳しいものであったり、電子マネーのクレジットカードでの還元率が低下しているなど、一般的と言えるものではありません。ただし、一部日本郵便運営の切手SHOPなどの緩和も見れるという一面も。

参考リンク:
切手SHOP
日本郵便さんより)



そういった事情もあって、管理人が毎年愛用しているのがエプソンダイレクトさんの年賀はがき販売

簡単にエプソンダイレクトさんでの年賀はがき販売について説明すると
・発売は2011年11月1日から
・購入単位は30枚または100枚 
・4,725円以上の注文で送料無料
・4,725円未満では送料負担が525円
・3~5パーセントのポイント還元あり
・インクカートリッジお好みパック同時購入で1枚毎に5円引き
・同時購入割引は30~690枚までの購入制限あり
といったところでしょうか。

参考リンク:
エプソンおすすめ 年賀状づくりお役立ち商品のご案内
エプソンダイレクトさんより)

ただ、気を付けなくてはいけないのが、このエプソンダイレクトさんでの年賀はがき販売は、売り切れでの販売終了が頻発することでも有名で、さらに追加で年賀はがきを購入しようと考えたときには売り切れているということが度々起こります。

そのため、管理人宅では、基本的に必要枚数+αほどを購入受付開始時に購入してしまうことにしています。


ちなみに、管理人の予想では11月20日までにキャンペーンの一環でもれなくもらえる、エプソンダイレクトさんで利用可能な500ポイントを利用することは難しいと考えています。

というのも、余程今年、エプソンダイレクトさんが、多くの年賀はがき在庫を要しない限り、ポイントが付与される11月20日までには年賀はがきの在庫はなくなってしまっているでしょうから。

管理人作成のポイントキャンペーン関連記事:
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とはいえ、ポイントでの還元やクレジットカードでの年賀はがき購入が可能なことはもちろん、100枚以下の年賀はがき購入時の送料問題も、普段使っているプリンター用のインクカートリッジを同時購入すること送料無料にできることから、エプソンダイレクトさんでの年賀はがき購入は、意外に使い勝手が良いと感じているのが管理人の正直な感想といえます。


というわけで、年賀はがきの在庫の心配が根本的な理由とはいえ、管理人宅では今年も余裕を持って年賀状の準備ができそうです。


クレジットカードでの年賀はがき購入先リンク:
エプソンダイレクトショップ



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2011年10月21日金曜日

EPSON新フラグシップPX-3Vのスペック/発売日を3つの手がかりから論理的に分析してみる

今現在、エプソンさんのPX-5Vを利用してA3ノビプリントを楽しんでいる管理人ですが、PX-7Vの導入を計画していることもあって、PX-7Vも含む、高品位モデル( エプソンプロセレクション)製品ページを参照することが時々あります。

参考リンク:
高品位モデル製品ページ
エプソンさんより)


そうしていると気がつくことが2つ

1つめは製品型番に統一感がないこと。
これは当然といえば当然で、PX-5VとPX-7Vは2011年発売。PX-5002は2009年10月、PX-G930は2006年2月の発売です。

2つめは、今年発売の新機種PX-5Vがフラグシップではなく、あくまでフラグシップは2年以上前に発売のPX-5002ということ。


このことから、管理人が考えるのは高品位モデルの新フラグシップ機種PX-3VはPX-5002の後継機種として1年以内に発売され、型番号の統一がなされるのではないかということです。

そこで今回は、PX-3Vのスペックを探るために3つの手がかりから、未だ発表さえされていない新フラグシッププリンター、EPSON PX-3Vの姿を注意深く探ってみたいと思います

ここで手助けとする3つの手がかりとは
1、エプソンさんの過去の製品との関係
2、エプソンさんの上位シリーズマックスアートシリーズとの関係
3、ライバルであるキヤノンさんの製品との関係
となります。




○現行機種から考えてほぼ搭載確実な機能

まず、ほぼ確実なPX-5002からPX-3Vへの機能向上としては、現行機種PX-5Vに搭載されている機能へのキャッチアップが行われるでしょう。

具体的なところでは、
・2plの最小インクサイズ
(PX-5002は3.5ピコリットル)

・最大解像度5760dpi
(PX-5002は2880dpi)

・無線LAN機能内蔵
PX-5002は有線LANとUSBのみ。無線LAN機能は非搭載  
といったところでしょうか。

新フラグシップが以前の機種に劣ることはないでしょうから、この辺りは確実な改良が見込まれる部分だと考えています。

参考リンク:
PX-5V製品仕様
PX-5002製品仕様
エプソンさんより)


○最大印刷可能サイズ = A2 

PX-3VをPX-5002の後継機と考える以上、A2が最大の印刷可能サイズと考えられます。
実際、国内の住宅事情や写真の利用用途などを考えた場合、これ以上のサイズが可能だったとしても、ユーザー層は増えるものではないでしょう。なんといっても本体コストはもちろん、インクや用紙の印刷コストもかなり増大しますから。

逆に、A2よりも大きいサイズが欲しい場合は、より大型サイズに特化したマックスアートシリーズを購入して欲しいというのがエプソンさんの提案と言えるかも知れません。

とはいえ、A1対応のマックスアートシリーズでは、A4サイズが最少印刷可能サイズということもあり、家庭で利用しがちなL判や2L判などのサイズを使いたい場合には別にプリンターを用意するなど対策が必要になるため、さらなるコスト増の要因となるのが、個人ユーザーとしてはなかなか苦しい選択と言えます。

参考リンク:
PX-H7000製品仕様 
マックスアート製品ラインナップより)



○発売時期 = 早ければ2012年7月

PX-3Vの発売時期を考える時に、一番の参考にすべきは、過去の製品の更新頻度でしょう。

PX-5002とその先代機種の発売年月日を調べてみると、
PX-5002 2009年10月
PX-5800 2006年11月
ということで、2年11ヶ月。約3年で更新されています。

ちなみに、PX-5Vについても見てみると、
PX-5V           2011年2月  (発売間隔2年9ヶ月)
PX-5600       2008年5月  (発売間隔3年)
PX-5500       2005年5月  (発売間隔3年2ヶ月)
PM-4000PX  2002年3月
と多少のばらつきはあるものの、約3年の更新間隔を維持しているように思います

そういったことから、2009年10月に発売されたPX-5002の後継機としてPX-3Vの発売を考えた場合、
発売間隔が2年9ヶ月と仮定すると、2012年7月発売
発売間隔が3年2ヶ月と仮定すると、2012年12月発売
ということになります。

もちろん、同じ高品位モデルでも、2006年2月発売のA4顔料プリンター、PX-G930のように5年以上ラインナップされている機種も存在しますが、さすがに高品位モデルのフラグシップとしているPX-5002をそれほど長期の間、手を加えないということはないと管理人は考えます。

管理人個人としては、PX-5002が発売された10月、あるいはPX-5800が発売された11月が、年賀状需要との兼ね合いからもプリンター商戦が盛り上がる時期をむかえることから気になるところです。


参考リンク :
PX-G930製品情報
エプソンさんより)



○インクカートリッジ数 = 9インクカートリッジ

管理人が一番気になるのが現状の8色のインク数からの変化があるのかということ。

PX-5002もPX-5Vも
・フォトブラックまたはマットブラック
・グレー
・ライトグレー
・イエロー
・ビビッドマゼンタ
・ビビッドライトマゼンタ
・シアン
・ライトシアン
8色インク同時使用の9インクカートリッジ同時搭載機種です。

ちなみに、最新機種のPX-7Vは
・フォトブラックまたはマットブラック
・マットブラックまたはブルー
・シアン
・マゼンタ
・イエロー
・レッド
・オレンジ
・グロスオプティマイザ
のフォトブラックとブルーインク選択時で7色同時使用、マットブラック選択時6色同時使用の8インクカートリッジ同時搭載機種となります。

さて、インクカートリッジの数から、ライバルであるキヤノンさんのプリンターラインナップを見てみると、A3ノビ対応のPIXUS Pro9500 Mark IIは9色インク同時使用の10インクカートリッジ同時搭載となっています。

さらに、エプソンさんのマックスアートシリーズに対応する、キヤノンさんの写真用途向けの大判プリンターとなると12インクカートリッジ同時搭載というラインナップです。

参考リンク:
PIXUS Pro9500 Mark II
写真用途向けのキヤノン imagePROGRAFシリーズ
キヤノンさんより)


その一方で、このPX-5002とPX-5Vに採用されているPX-P/K3(VM)インクはPX-5V発売後の2011年4月25日に発売されたマックスアートシリーズの上記機種のうち写真用途向けののPX-H9000とPX-H7000でもインク構成は変わっていません。

もちろん、エプソンさんにも、8色より多くのインクカートリッジを搭載している大型プリンターもマックスアートシリーズとして10インクカートリッジ搭載のものがラインナップされてはいるのですが、そちらは作品としての写真出力ではなく、あくまでプルーフやアート用途の機種になっています。

参考リンク:
マックスアート製品ラインナップ
販売終了品を含む大判インクジェットプリンター製品情報ページ 
エプソンさんより)

このことから、管理人としては、来年発売のPX-3Vを考えた場合、インクカートリッジ構成自体は変わらないのではないかと考えています。

その一方で、管理人自身、可能性としては低いと考えるものの、キヤノンさんとの競争で、分かりやすいスペックとして、インクカートリッジ数の多さを重視したいこと、さらには意欲的な新機軸のフラグシップとして、PX-3Vでは色の追加が行われるかも知れません。

その場合は、マックスアートシリーズの10インクカートリッジ搭載機種や、キヤノンさんのPIXUS Pro9500 Mark II同様、グリーンを加えた上で、さらにもう一色、レッドまたはオレンジを加える形になると考えています。



○初値 = 13~14万円台前半 
 モデル末期最安値 = 5万円台

PX-3Vの価格については発売時期同様、先代機種のPX-5800の価格推移を中心に考えていきたいと思います。

PX-5800 
・初値:メーカー標準価格19万8千円
・モデル末期最安価格:79,800円 

参考リンク:
PX-5800発売ニュースリリース
エプソンさんより)

PX-5800の価格変動履歴
価格.comさんより)

管理人注:
最近、価格.comさんでの価格変動履歴閲覧に2年ほど前までの制限が行われているため、PX-5800の初値調査は不能。


一方、現行機種のPX-5002はというと

PX-5002
・初値:オープン価格。ただし、店頭予想価格15万円後半
・最新価格:受注停止中のため正常な価格は提示不能。

参考リンク:
PX-5002発売ニュースリリース
エプソンさんより)

PX-5002 の価格変動履歴
価格.comさんより)

生産中止となる前のPX-5002の価格は11万円台前半でした。現状では発売当初と同じ15万円後半の値付けがされていますが、取り寄せ表示となっているものです。ただし、メーカーさん自身にも在庫がない以上、実際にすぐ入荷される在庫が伴った価格表記ではありません。



こういったことから、PX-5800からPX-5002への更新で機能自体は改良されたものの、約20万円から約16万円の20%ほどの初値での価格低下が起こったと言えます。


ちなみに、最近の例をあげると、PX-5600からPX-5Vへの更新でも、初値がPX-5600の92,798円からPX-5Vの83,498円と約10%ほどの価格低下

参考リンク:
PX-5600の価格変動履歴 
PX-5Vの価格変動履歴
価格.comさんより)


また、同様に、PX-G5300からPX-7Vへの更新でも、初値がPX-G5300の69,797円からPX-7Vの62,596円と約10%ほどの価格低下が見られます。

参考リンク:
PX-G5300の価格変動履歴
PX-7Vの価格変動履歴
価格.comさんより)


これらをPX-5002の価格に適応すると、PX-3Vの予想初値は約16万円からの20%引きの場合で約13万円、10%引きの場合で約14万円前半ということになります。

ちなみに、モデル末期最安価格はというと、初値からの6割引と考えて、5万円台ということになると考えます。

ただし、PX-5002はもちろん、PX-3Vもまた、販売店さん自身、在庫を持つことが少ないシリーズでしょうから、将来的にモデル末期価格として、この価格が提示されることがあったとしても、実際に買うことは難しいだろうというのが管理人の正直な予想です。

そのため、販売終了を迎えると、またたく間に安く販売されている在庫がなくなると考えています。



○インクチェンジシステムの改善 = 望みは薄い?

PX-5002もPX-5Vもフォトブラックとマットブラックを同時装着していながら、実際の利用時には、インクを消費してのクリーニングを行ってからの切り替えが必要となるインクチェンジシステムを搭載しています。

PX-5Vでは、多少のフォトブラックとマットブラックが混じった状態で印刷することを許容することで、消費インク量を軽減する設定が採用されましたが、それでも、何度も気軽にフォトブラックとマットブラックを切り替えられる機種とは言えません。

管理人作成のインクチェンジシステム関連記事:
PX-5Vユーザーが考えるEPSON PX-7Vを買うべき理由/買わない理由


そういったこともあって、PX-5002から続くPX-3Vではフォトブラックとマットブラック含めた全ての装着インク毎にインク吐出ノズルを搭載することで、現在のインクチェンジシステムを改善して欲しいというのが管理人の正直な気持ちです。

そうはいっても、販売数がその他の機種に比べて圧倒的に少ないと予想されるPX-3Vなどハイエンド機のためだけに、新たに精密部品であるプリンタヘッドを設計、金型などの作成を行うとすると、本体のコスト的にも大きな増加原因となり得るでしょうから、残念ながら望みは薄いというのが管理人としての予想です。

そういうことからPX-3Vでも、PX-5V同様、インクチェンジシステムは継続して搭載され、インク交換時の節約機能が新たに追加されるに留まると考えています。



以上が3つの手がかりを元に管理人が考えるPX-3Vの姿でした。

こうして考えていくと、確かに魅力的に思える部分も多く、A2サイズのプリントを考えた場合、選んで間違いの無いフラグシップ機としてのPX-3Vの姿が見えてきます。

以前の記事でも書きましたが、管理人はこれから数年利用するプリンターを選ぶことを考えていた時、PX-5002購入に気持ちが傾いていたのも事実です。

やはり、大量に印刷するときのコスト面での優位さ、さらにはA2サイズのプリントが可能ということが魅力に思えました。

ただ、その当時も、そして今現在も、PX-5002は実際に市場に商品が存在していない以上、PX-5Vという選択肢しかなかったという考え方もあります。


管理人作成のPX-5002販売中止関連の記事:
今後数年のA3以上のプリンターを求めて ~PX-5VとPX-5002~ 


管理人の予想では、PX-3Vのデビューは来年、2012年の7月~12月の間だと思いますが、それまでPX-5Vをメインに活用しながら、新フラグシップPX-3V導入も計画的に考えたいと思います。

管理人も愛用のPX-5Vおすすめ購入先リンク:
EPSON MAXART インクジェットプリンター PX-5VEPSON MAXART インクジェットプリンター PX-5V


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追記1:続きの記事を書きました
PX-5V&PX-7VユーザーがEPSON PX-3VとCanon PIXUS PRO-1に大きな期待をする理由

追記2:さらに続きの記事を書きました
EPSON PX-3Vに求める必須性能?不満のない全部入りの高画質プリンターを考えた時の管理人が望む改善点


管理人作成のプリンター関連の記事:
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2011年10月20日木曜日

レファレンス共同データベースはすごい?自分では思いつかない質問を見つけて頭への刺激を楽しもう

管理人が頭が疲れている時など、意図的に頭を軽くしたい時に行うことの一つに、ウィキペディアの目的を持たないままの閲覧があります。

最初のキーワードは一般的な用語から始めるのですが、読みすすめるにしたがって、最初のキーワードからは思いもしないような項目に到達して、普段の生活では得られないような知識が得られます。

そのため、簡単に知識欲を満たす上ではお手軽な方法として愛用している余暇の過ごし方の一つです。
もちろん、普段の生活で不要な知識であることも多いのですが、それでも、稀に役に立つこともあるので全くの無駄ということもできません。


同じような時間の使い方に、レファレンス共同データベースを閲覧するというものがあります。

こちらは、全国各地の図書館のレファレンスサービスに寄せられた質問などに、それぞれの図書館の係の方のどのように調査を行い、回答を提出したかをデーターベースとしてまとめたものです。

参考リンク:
レファレンス協同データベース事業 おすすめ事例一覧
レファレンス協同データベースカテゴリ一覧
(レファレンス協同データベースより)


各図書館のレファレンスサービスへの力の入れ方の違いなのか、回答のレベルに大きな差があるのは残念な部分ですが、それでも、様々な質問が寄せられているため、そうした質問を眺めているだけでも、こうした切り口があるのかと、再確認することが多く、頭への心地よい刺激と感じています。

もちろん、そうした興味深い質問への完全な回答が提示されているのなら何も言うことはないのですが、そうではない場合も、管理人個人の好奇心として、自分自身で調べてみるということも何度もありました。

こうして、数多くの質問と回答を目にしながら考えることは、管理人がはるか昔、学生時代にとある教員に言われた一言です。

質問は質問をした個人を表す」という言葉。

その当時の本来の意図としては、「自分自身できちんと調べた上で、教員への質問に来るべき。馬鹿な質問はするな」ということだったと思うのですが、最近、管理人としては文字通りの意味として思い出すことが多くなってきました。

レファレンス協同データベースの質問を見ていて、「この質問は管理人からは出てこなかっただろうな」と感じる瞬間が多く、質問はその人の生きてきた道筋などから出てきていると実感することが度々あるからです。歩んだ人生が異なるのならば、そこから出てくる質問も全く異なる質問になるものになるわけですから。

そういった意味では、他の人の考えであったり、思考に、その一部だとしても、触れることができるツールとしてのレファレンス協同データベースは面白いと管理人は感じているツールの一つです。

ただし、ついつい夢中になって時間を浪費し過ぎがちになるのは、ウィキペディア同様、注意すべき点でしょう。管理人自身も常に気をつけていることですが、気がつくとかなりの時間が経過していることが悩みの一つといえますから。



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2011年10月19日水曜日

実質的な早期購入特典?エプソン新製品オンラインアンケートを活用してもれなく特典を手に入れよう!

管理人がエプソンさんのプリンター製品をセットアップを終えた後、最後に行う作業がひとつあります。
それがエプソンさんの購入者アンケート「エプソン新製品オンラインアンケート」への回答です。

簡単に説明すると、
・新製品購入者を対象に行うオンラインアンケート 
・アンケートの回答はインターネット上限定
・回答開始には製品番号(シリアルナンバー) が必要
・謝礼はJTBナイスギフト(商品券)1,000円分
・製品によるが先着150~500名程にもれなく謝礼送付
・定員到達で受付終了
・謝礼配布は受付終了以後
・回答から3ヶ月ほど経過した後に届く場合もあり
といったところでしょうか。


参考リンク:
エプソン 新製品オンラインアンケート
エプソンさんより)


2011年10月19日現在対象機種をインクジェットプリンター製品から見てみると
PX-1700F (10月13日発売)
PX-1600F (9月15日発売)
PX-1200   (10月13日発売) 
PX-1004       (9月15日発売)
PX-K100    (4月14日発売)
PX-5V    (2月24日発売)
PX-7V    (9月15日発売)
PX-B750F     (9月15日発売)
PX-B700       (9月15日発売)
PX-673F       (2月9日発売)
PX-603F       (2月9日発売)
EP-904F       (9月15日発売)
EP-904A       (9月15日発売)
EP-804AR     (9月15日発売)
EP-774A       (9月15日発売)
EP-704A       (9月8日発売)
EC-01           (5月20日発売)
となっていて、今年の2月に発売された製品から10月に店頭に並び始めたばかりの製品まで多彩なラインナップになっています。

管理人が考えるにこれは対象の製品の実際に販売された台数が大きく関係していると思います。やはり、実売価格が1万円のプリンターと6万円のプリンターでは販売台数自体が大きく異なることは容易に予想できますから。

さらには販売された製品の中でも実際にオンラインアンケートに参加するユーザー数には偏りが生じるでしょうから、意外に発売後時間が経過している機種も未だにアンケートの対象となっているのも納得できますね。

管理人はというと、このアンケートに参加できる製品を購入したときは確実に参加するようにしています。

というのも、このアンケート、アンケート開始時に必要なものも製品番号だけと簡単ながら、実際に文字などを入力する質問はかなり少なくほとんどの回答が選択式アンケート自体も5~10分程度で回答終了可能なものだからです。

さらには数多くある製品の中から、その製品が気に入って手にしたユーザー自身の声として、メーカーさんの開発者さんに意見を届ける機会というのは意外に貴重だとも考えている部分もあります。

多少なりとも、このアンケートの回答からさらに欲しくなる新製品が発売されるなら、それは管理人にとってのメリットになりますから。

新製品を発売直後に購入すると、その後の強烈な値下げの結果、どことなく損をした気分になりますが、それをわずかでも軽減する意味でも、実質的な早期購入特典とも言えるこのアンケートはおすすめといえるかもしれませんね。

管理人も愛用のPX-5Vおすすめ購入先リンク:
EPSON MAXART インクジェットプリンター PX-5VEPSON MAXART インクジェットプリンター PX-5V


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管理人作成のプリンター関連の記事:
PX-5Vユーザーが考えるEPSON PX-7Vを買うべき理由/買わない理由

PX-7Vは光沢顔料ユーザーの希望になるか?PX-5V&PX-G920ユーザーが真剣に分析してみる 

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いつのまにかエプソンダイレクトさんでお得意様サービスが誕生していた 「ショップゴールドメンバー制度」のスタート

最近エプソンダイレクトさんがばらまきと思えるくらい頑張っている

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2011年10月18日火曜日

FOMAユーザーもmova切り替えサービスとは無関係ではない?「最後の取り替えるキャンペーン」を活用してみよう!


管理人の家族がmovaを利用していることもあって、管理人自身注目している、NTTドコモさんのmovaからFOMAへの切り替えサービスですが、正直なところ、管理人自身はFOMAを利用している関係で、ほとんどメリットはないだろうと思い込んでいました。

そう思っていたものが間違いだとあっさり気付かされたのがこれ。
最後の取り替えるキャンペーンです。

簡単に説明すると、
・movaからFOMAへの切り替えユーザーを紹介することで対象に
・新規契約時や機種変更時の携帯電話代金を利用代金から割引 
・月々の請求金額から最大10,500円まで対象 
・10,500円以下の機種購入時は購入金額まで対象
・割引金額は翌月以降も対象上限金額まで繰越可能 
・申し込みは専用パンフレット付属のはがきから
・専用パンフレットはドコモショップなどで入手可能 
・必要記載事項は携帯電話番号と利用氏名 
・movaからの切り替え前後2ヶ月含む、3ヶ月間の機種購入が対象 
・キャンペーン期限は2012年3月31日まで 
といったところでしょうか。

参考リンク:
最後のとりかえるキャンペーン
(ドコモさんより)

このキャンペーンを利用することで、管理人自身のFOMAも割安に機種変更が可能になることに。せっかくの良い機会ですから、管理人も機種変更をしてみようかと考えています。

今の機種に特に不満はなく、満足しているのですが、今もう一台購入して置くことで、万が一の際の予備FOMA機種と使えるでしょうから、リスク管理としても悪くない選択のように思います。


ただ、このキャンペーンはmovaからの切り替えが主体となるキャンペーンですから、mova切り替えを行うユーザーとの意思疎通はもちろん、キャンペーン申し込みの記入先欄などをしっかりしておくことが重要です。



とはいえ、こうしてmovaが終了となる2012年3月31日までの期限が設定されたキャンペーンが行われ始める辺りに、movaもいよいよ終了なんだと考えさせられるものがありますね。


管理人作成のmovaからFOMA詳細記事:
急激な変化はもう少し先?movaからFOMAへの切り替えで最新キッズケータイも無料へ 



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