2011年8月4日木曜日

今後数年のA3以上のプリンターを求めて ~PX-5VとPX-5002~



進捗としてはのんびりとしたものながらも、最近は、管理人宅で使う写真用プリンターの選定を続けています。
少なくとも3年、できることなら5年ほど使いたいこともあって、価格的な制限にとらわれること無く、しばらくは満足して使っていける性能に軸足を置いて選びたいというのが正直な部分。

そういったことから、管理人の目に止まったプリンターは2種類。PX-5VとPX-5002です。どちらもエプソンさん製の顔料プリンターというカテゴリーに含まれるプリンターとなります。

簡単にそれぞれの機種について説明すると

PX-5V
・8色顔料インク
・最大解像度:5760×1440dpi
・最大対応用紙サイズ:A3ノビ
・最少インクサイズ:2ピコリットル
・カートリッジ内インク量:25.9 ml
・論理的色変換システムLCCS搭載
・有線・無線LAN機能搭載
・本体価格:77000円
・インク1個の実売価格:2200円
・インク1mlあたりの価格: 84.9円 
・国内発売開始:2011年2月24日

PX-5002
・8色顔料インク
・最大解像度:2880×1440dpi
・最大対応用紙サイズ:A2
・最少インクサイズ:3.5ピコリットル
・カートリッジ内インク量:80ml
・論理的色変換システムLCCS搭載
・有線・無線LAN機能搭載
・本体価格:110000円
・インク1個の実売価格:3600円
・インク1mlあたりの価格: 45円
・国内発売開始:2009年10月7日
といったところでしょうか。
(2011年8月4日現在)

参考リンク:
PX-5V(海外名Epson Stylus Photo R3000)

PX-5002(海外名Epson Stylus Pro 3880)
アメリカのエプソンさんの公式サイトより)



仕様だけを比較してみると、最新機種であるPX-5Vが解像度でもインクサイズの面でも上回っており、これはL版などの小さいサイズの写真をプリントを同時に比較した時、精細な印象を受けるのはPX-5Vということになります。

その一方で、実際に写真を楽しむ上で鑑賞距離を大きく取るA3以上の写真ではそれほどマイナスと言えないでしょう。

本体の価格については、 確かにPX-5Vの1.5倍の価格がPX-5002となっており、価格差を大きく感じる部分ではあるのですが、一番大きな負担となるランニングコストに直接影響するインクの価格は圧倒的にPX-5002が優位。

インクカートリッジの実売価格同士を比べた場合、2倍近くPX-5Vが割高という結果になります。

このような部分は、業務用とも使われる大判プリンターPX-5002の強みと言えるかも知れません。

この時点で、管理人はPX-5002もいいなと思い始めていたのですが、ただ、一点、PX-5002には大きな問題があります。

というのも、2011年8月現在、市場に在庫がありません。それも壊滅的なまでに。

販売店さんに尋ねてみても、価格はもちろん、納期すら、今現在回答できないとのこと。
お店によっては生産停止との表示さえも見られます。



さらに、エプソン製品に関して、一番在庫に対して強いと思われるエプソンダイレクトさんのサポート窓口に問合せてみても、次回入荷が2012年1月
つまり、2012年の年明けまでPX-5002を入手することは不可能ということです。

この圧倒的なまでの品不足のためなのか、以前は11万円台で購入できていたPX-5002も、今は19万円台という思い切った値段を掲示するお店すら出てくるほどに異常な価格上昇の真っ只中にあります。

そうなってくると、さすがにPX-5002は今現在の候補としては諦めるしかありません。

また、 管理人自身、L版の写真を始め、高精細さを必要とする写真も印刷したいということもあり、解像度、インクサイズでも優位なPX-5Vもいいかなと思えてきます。

実際、デジタルになってからの写真関係の機材は新しいものを選択することで幸せになれるというある種の法則が存在するのも事実ですからね。

というわけで、管理人の今後数年のメインプリンターの候補として、PX-5Vが最有力となったのでした。

あれ・・・?





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