2011年5月11日水曜日

インクの種類は原因ではなかった?続・勝手にクリーニングのインク消費量、その謎に迫ってみる

以前の記事では、管理人が多量のL版写真をプリンターで印刷する機会を活かして、インクカートリッジ交換時のインククリーニングによる消費量を見ていこうという趣旨で記事を書きました。

管理人作成のインク消費量の記事:
インク交換を悲しくさせる原因ナンバーワン!勝手にクリーニングのインク消費量、その謎に迫ってみる

そこでの得られた事柄はというと、2つの仮説でした。

一つは、グロスオプティマイザ交換時には大量のインクがクリーニングのために消費されるのではないかということ。

もう一つは、インククリーニングの消費量は大量に消費される場合と、少量消費される場合の複数のクリーニングパターンがあるのではないかということ。

この二つの仮説について、インク交換時のスクリーンショットを掲載しつつ、考えたのが前回の記事になります。詳しくは、前回の記事を参照していただけると、今回の記事との比較もできて分かりやすいと思います。


さて、以前の記事を書くきっかけとなった印刷を終えた後、管理人はさらにA4写真を60枚ほど印刷しました。

その際のインク交換時のスクリーンショットがこれ。



偶然にも、グロスオプティマイザの交換が必要となり、さらには、もう一色イエローの交換も必要となる、2色同時交換でした。

さて、結果を見てみると、意外なことに、インクはクリーニングを終えてもそれほど多く消費されていません。

一番クリーニングのための消費したインク量の多かった前回のグロスオプティマイザの交換時とは比較してみても全く異なります


さらに、今回の交換はグロスオプティマイザとイエローの2本同時という点で不利になり得る部分もあるにも関わらず、インク消費量が少ないという結果は驚きました。

となると、前回の仮説のうち、二つめの仮説のように、クリーニングのインク消費量自体は交換する色に依存するものではなく、写真印刷頻度やカートリッジ交換頻度、さらにはクリーニング回数など、ユーザーが知り得無いその他の要因で決まってくるというのが、有力な考えとなりそうですね。

そういったことを踏まえると、インク交換についてはあれこれ考えてもしょうがないということになるわけで、気にせず使うというのが一番良いのかもしれません。

ただ、何も特別なことをしているつもりはなくとも、前触れもなくインクカートリッジの容量の5分の1がなくなるようなクリーニングが起こりうると思うと、ランニングコスト的には複雑な心境。

メインテナンスの一環として、設定の中で変更可能なようにするなど、クリーニングの頻度と強度はユーザー自身の手に委ねて欲しいと強く思う結果となりました。


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