2011年5月17日火曜日

USB録画搭載で録画レコーダーは延長保証必須ではない別カテゴリーの製品になっていく



最近、オンライン通販のサイトを見ていて驚いたのが、東芝さん製のレコーダーの価格下落でした。

特に、一番ラインナップ内で機能が盛り沢山で、さらに画質や音質などにも力を入れているフラグシップ機、RD-X10が6万円を切って、5万円台になりつつあるお店が出始めているのは、もうすぐ底値?と思わせるには十分な価格推移です。

今現在、先代のRD-X9を利用している管理人自身、この価格よりもう少し下がるのなら、一台欲しいと考えてしまうほど。

というのも、RD-X9に不満はなく利用しているのですが、それでも、録画したい番組が重なった結果、ダブル録画では録画し切れないケースも今までに何度かあったのも事実です。

そういった場面での番組の振り分けや調整は少し面倒と思っていたこともあり、RD-X9とRD-X10のチューナー四基による録画体制もいいなと思ってしまいました。

さらに、RD-X9もRD-X10も、外付けハードディスク録画に対応しているため、録画アーカイブを維持・増強していく意味でも、 気楽なのは大きなメリットです。


ただ、管理人の場合、RD-X9購入時もそうなのですが、録画レコーダー購入時は必ず、長期保証に加入するようにしています。

理由は色々と挙げられるのですが、一番大きな理由は、今まで何度も、レコーダーの故障とそれに伴う保証修理の恩恵を受けてきたから。


管理人作成の長期保証関連の記事:
延長保証を年に一度は利用している管理人が考える、加入と非加入を分けるボーダーライン 



今回も、購入となれば、長期保証に加入できるオンライン上のお店か、保証が充実している実店舗を持っているお店と考えました。


しかし、よく考えてみると、レコーダーの故障と言っても壊れたのはいつもDVDドライブなどの光学ドライブのみで、肝心のハードディスクや様々な制御を行う基板が壊れたという故障には遭遇していません。

その一方で、管理人は現在利用のRD-X9でさえ、DVDドライブを使って、番組を録画したディスクを作成したことはなく、すべての録画は内蔵ハードディスクと、どんどん追加されていく外付けハードディスクに保存されています。

極論としては、一番壊れやすい光学ドライブは存在しなくても構わず、少なくとも、今までのDVDレコーダーのように、番組保存のためにドライブを酷使することはありえないでしょう。
(ブルーレイ視聴には今現在ソニー製のブルーレイレコーダーを利用しています。)

そういったことを順番に考えたとき、外付けUSBハードディスク録画機能の搭載は、故障リスクの大きい光学ドライブ脱却の大きな一歩なのだと再確認しました。
それは同時に、必ずしもレコーダー購入時に長期保証が必須ということではないことを意味するようになります。

もちろん、 故障のリスクは消えるわけではなく、油断はできませんが、少なくとも今までのように、数年以内に光学ドライブが壊れることを前提に長期保証に加入してきた過去のレコーダーとは異なった判断する余地が生まれるのも事実でしょう。

製品の機能が追加されるに従って、次第に別のカテゴリーの製品に移り変わっていくということなのかも知れませんね。

今後、テレビ自体の録画機能が充実していき、その過程で単機能のレコーダーがテレビの位置機能に吸収、その後、廃止されるのではないかと心配な部分もありますが、東芝さんのレコーダーファンの一人としては、しっかり見ていきたい部分と言えます。





追記:続きの記事を書きました。
RD-X11のスペック/発売日をできるだけ論理的に分析してみる

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