意外に国内では話題にはなっていないようですが、管理人もこのブログ更新に利用している、グーグルさんのブログサービス、blogger(ブロガー)で5月13日ほぼ終日の大規模な障害が生じていました。
(掲載の画像は、ブログログイン画面に表示された障害告知画像)
その間、結果的に、このブログを訪れてくださっている方には、記事中の写真が表示されなかったり、コメント投稿ができなかったり、また、一番最新の記事が表示されなかったりと、閲覧するにあたって、ご不便をお掛けすることになったこと、深くお詫び申し上げます。
参考リンク:
Blogger is back
(Blogger Buzzさんより)
現在、一時的に削除してしまった記事を復旧しています。数時間ほどでblogger(ブロガー)サービスが正常に戻る見込みです
:以上管理人訳
(blogger公式Twitterより)
Blogger is back now.
(Blogger公式障害更新情報告知サイト Blogger Statusさんより)
さて、今回の障害は、かなり規模の大きなもので、世界中のblogger(ブロガー)サービスを利用するブログ利用者が影響を受ける事態となり、さらには、その深刻さも大きなものでした。
というのも、ブログ利用者本人ですら、blogger(ブロガー)サービスログイン画面にも到達できず、その結果、ほぼ丸一日、新たな記事を投稿できないということにもなりました。
管理人は初めて体験することでしたが、サービスの障害によって、記事を更新したい時に、更新できないということは、とても歯がゆいものがあります。
ブログの更新と比べたとき、深刻さは比べ物にはならないでしょうが、WEBサービス運営者が、契約してるクラウドサービスに予期せぬ障害が生じた時も、同じ種類の自分自身に何も出来ない歯がゆさを感じて悔しいものだろうなと実感しました。
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これが他者の手に一番大切なインフラ部分を委ねる怖さかも知れません。
かといって、そのインフラ部分を全て自らの手で、管理しようとするというのも現実的には難しい部分があります。
例えば、WEBサービスのようにドメインの管理問題など、手間はあっても自宅サーバーや他社のサーバーに切り替えることで復旧できたり、あるいは、電気のように、各家庭での太陽光発電の普及で自家発電が現実的になりつつある一方、上下水道やガスなどはコスト的になかなか考えられるものではありません。
実際、歴史的背景を見ても、ライフラインとなるような必要資源は、使う場所で作り出していたものが一般的だったのであって、発電所に代表されるような大規模な設備が現実的になったことで初めて、他の場所で作りつつ、現在のような圧倒的な低コストが実現可能になったということは事実です。
そういったことを考えたとき、ユーザーそれぞれが、すべてを自前の設備でまかなうというのは、コスト的にも合理的な選択肢とは言えないということになります。
それよりも、WEBサービスで考えた場合、以前のアマゾンさんのサービス、Amazon EC2の障害の記事でも書いたように、複数のWEBサービスを組み合わせる環境を整え、障害に備えるなどといった対応のほうが、より現実的と言えるでしょう。
管理人自身としては、今回、blogger(ブロガー)サービスにログインすらできず、結果として、障害情報のアナウンスさえも、このブログ上に掲載できなかったことは大きな教訓となりました。
このことから、バックアップシステムとして、ブログを基本としつつ、Twitterのような他のサービスと組み合わせることの必要性を強く感じた1日といえます。
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