2011年5月15日日曜日

もっと早くできることをあえてゆっくり行うことの意味

管理人がストレッチ等を行うときに定期的に気をつけて実行しているのが、丁寧に確認しながらいつも行っていることをゆっくり行うということです。

ちょっと考えてみると、無駄にしか思えないことなのですが、意外と効果があるのも事実。

というのも、ストレッチ等に限らず多くの事柄でもそうなのですが、一見慣れていて簡単に思えるようなことでも、早く行なおうとすることで、無意識に省略していたりと楽をしている部分が出てきてしまいます。

それが修正されずに日常的に繰り返されると、効果的ではないのにも関わらず、それでも、実行する上では大変楽なため、本来の正しい状態のまま、慣れてしまいます。

管理人の場合も、肩こり予防のために行っている300回ほどのストレッチがあるのですが、気を抜くと、ストレッチの影響範囲が狭いものになっていたり、首を運動するときの軸がゆがんでいたりと、次第に、僅かずつでも雑になるのはなかなか回避しにくい部分です。

そういったときには、1週間に一度くらいでも、普段1回のストレッチに2秒強必要な時間を2倍ほど多く使い、ゆっくり丁寧に確認するようにストレッチを実行すると、やはり、ストレッチの型と言えるようなものが修正され、効果自体が回復するのを実感するには十分。

もちろん、ストレッチだけに限らず、何か新たな習慣を始めたときは、回数をこなすこと自体が目的となってしまいがちですが、本来得たいと思っているメリットを確認して、そのための手段自体に歪みと悪い種類の慣れが生じていないか、それをチェックする自浄作用のようなものを作り出すことは大切だと考えています。
もちろん、回数は分かりやすい指標で、無意味なものではありませんが、それに頼り過ぎるのも問題と言えます。

さすがに、年単位で繰り返している習慣だと、こういったこともないのですが、1~2年などのように継続してから日が浅いと、どうしても仕様がない部分があるのも事実ですからね。長く満足のいく形で習慣を作り上げるためにも、管理人自身、気をつけたい部分です。



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