2011年5月12日木曜日

延長保証にお世話になり続ける管理人が生まれて初めて中古PCを買うまでの葛藤の全て

今まで何度か記事にしてきた様に、管理人は修理サービスのお世話になる機会の多い管理人は、延長保証を重視して製品を購入することが多いの実情でした。

管理人作成の延長保証に関する記事:
延長保証を年に一度は利用している管理人が考える、加入と非加入を分けるボーダーライン 

そのため、保証期間自体が短い中古品というのは、精密機器を購入する際は、なかなか手が打しにくく、考えてみると今まで購入したことがなかったということになります。

そんな管理人が生まれて初めて中古PCを購入しました。

事の発端は、電子書籍化した本を27インチ液晶ディスプレイで読んでいた時のことです。

管理人は新たな分野を学習する際は、2冊以上の本を並行しながら読み進めることが多いのですが、27インチ液晶一枚ではそれが難しくストレスになっていました。


もちろん、同時に12.1インチのノートPC付属の液晶ディスプレイを使うということも可能なのですが、悲しいことに、ノートPCの液晶は横長の状態で固定されています。

その一方で、書籍はページは縦長。

それをノートPCの横長ディスプレイで見るとなると、ページ全体の一覧性は大きく損なわれることになり、読み進めるスピードに悪影響があるだけでなく、ストレスにさえ思えてきます。


そんな時、目についたのはタブレット型でも利用出来るコンパーチブルタイプのノートPC、東芝さんのdynabook SS M200でした。

簡単にスペックを説明すると
・通常のノートPCとしても、タブレットとしても利用可
・キーボード装備
・CPUはPentium M 1.4GHz
・メモリは最大で2GB
・ハードディスクはIDE規格の60GB
・液晶サイズは12.1インチ
・液晶解像度は1400x1050
・重さは約2.1kg
・グラフィックボードは別途搭載
・SDカードスロット装備
・発表/発売は2003年12月
・発売当時の定価は400,260円 
・2011年5月時点の中古価格が1万円台半ば 

といったところでしょうか。

参考リンク:
タブレットPC dynabook SS M200
東芝さんのページより)

単純な処理能力としては、2011年現在販売されている最廉価PCにも劣るような性能ですが、唯一といっていいほど、魅力的な部分が確かにあります。

それは液晶
タブレットスタイルでも使えて、さらには、12.1インチの小型液晶でありながら、解像度は1400x1050
これは、1440x900の解像度を誇るMacBook Airの13インチやMacBook Proの15インチの解像度を超えています。
この解像度を超えるとなると、オプションで高解像度ディスプレイを搭載したMacBook Proの15インチか、MacBook Proの17インチということに。

そのような解像度を12.1インチの小さい画面で達成していることに凄さを感じます。

参考リンク:
MacBookスペック比較
Apple Storeさんより)

では、なぜ管理人がここまで、解像度にこだわりを持つかというと、それは電子書籍読書時に感じる液晶解像度の不足に悩まされているから。

フルHDの27インチの液晶ディスプレイを利用しているときはそれほど問題ではないのですが、これが手持ちの12.1インチで1024×768の解像度しか持たないディスプレイで、数字や数式、英字の羅列が小さな字で書かれている書籍ページを読むときは、かなりの疲労度になります。

さらに追い打ちをかけるのが液晶ディスプレイの解像度が不足していることによる、文字の欠損した状態での表示。
内容を補いながら読むことができるので致命的な問題ではないのですが、快適な読書からはどんどん離れていくという結果に。

そういったこともあって、12.1インチのノートPCの画面を電子書籍読書に関わらせる機会すら減っていたのが現状でした。


そんな中、タブレットスタイルも使えて、さらには解像度が高いということであれば、電子書籍閲覧用途にぴったりです。

2.1kgの重さも、持ち出し用途ではなく、ブックスタンドなどを利用しての屋内専用電子書籍リーダーとしての利用に限れば問題ありません。

というわけで、魅力的だと感じたのですが、やはり最大の懸案事項は中古であるということ。それも、時期的にお店の店頭まで見に行く時間は作れそうにないので、通販を利用することになりそうです。
そうなると商品の状態を購入前にチェックすることは難しいわけで、購入はギャンブルになります。

さらに、もう1万数千円をだすと、整備済品のiPadが購入できるわけで、安物買いの銭失いになるのではと思ったのも事実です。
dynabook SS M200の方にも予備バッテリーが付属するとのことですが、中古である以上、性能を期待するのは間違いです。そうなると、iPadが誇る10時間のバッテリー寿命は羨ましくなります。

という風な葛藤はしばらく続きました。が、結局は購入しました。

主な理由としては
・iPadの液晶10インチのよりも大きくて解像度も高い
・1万円台半ばでの購入であれば不具合で泣いても諦めはつく
・中古とは言え、お店の1ヶ月保証の間に不具合は取り除けるはず
・故障が起こるとしても交換可能なハードディスクなので、対処可能
・Windows搭載なのでプレゼンテーションマウスで楽にページめくりが可能 

といったところが挙げられます。

もちろん購入してからも到着まで不安だった部分は多かったのですが、dynabook SS M200の購入が管理人にとっての初めての中古PC購入となりました。

追記:続きの記事を書きました
少し高性能なサブディスプレイとしてのタブレットPC


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