2011年5月26日木曜日

メモリーカード16GBが2000円で買える時代だから写真管理はもっと変わるべき

Sandisk microSDHC 16GB Class4 SD変換アダプター付属 サンディスク バルク品
管理人の楽しみの一つに、写真があるのですが、最近少し考えたことがありました。
というのも、写真をとった後の、写真管理について


今までは、デジタルカメラで撮影した後、メモリーカードから写真データのみ取り出して、その後、メモリーカード自体はフォーマットして撮影に再利用していました。

ただ、最近は半導体製品の急激な値下がり傾向のため、メモリーカード自体の価格も下落。
結果、通常利用でデジタルカメラの要求するメモリーカード容量を大きく超えた容量のメモリーカードが安価に手に入るという事態になっています。

例えば、ネット通販では一般的なアマゾンさんでも、microSDHCカード16GBのものが2000円ほど
この価格でありながら、1200万画素の一般的なデジタルカメラでは、最高画質で5000枚以上
バランスが良いとされる600万画素相当のモードでは、10000枚ほどという一年かけても撮り終えられるのか?と思う撮影可能枚数になってしまっています。

参考リンク:
1200万画素デジタルカメラPowerShot SX130 ISの仕様
キヤノンさんの製品情報ページより)

こうなってくると、今までとは全く異なったメモリーカードの使い方が可能になります。

というのは、メモリーカードを再利用しないというもの。

どういう事かというと、撮影し、データがいっぱいになったメモリーカードはデータをパソコン等にコピーした後も、画像データの消去を行うことはしません。データをバックアップするためにも、そのまま保管しておくというものです。

もちろん、撮影するためのメモリーカードは、使い切るたびに増えていくことになりますが、10000枚撮るごとに、2000円ほどの出費ならば、物理的にクラッシュする危険のあるハードディスクや、太陽光等による劣化で読み取り不能になりうるDVDメディアに比べ、データ消失の可能性が少ないと思われるメモリーカードをそのままバックアップのために使うというのは意外にコストパフォーマンスの良い選択と言えるかも知れません。

比較するのは反則かもしれませんが、フィルム時代とは比較にならないほどの低コストで撮影が可能になっています。

また、再利用を考えないことで、ラベルなどを利用して、撮影日時を「2009年10月~2011年4月」のように分かりやすく記載しておくことが可能になり、後から必要な写真を見つけるための良い手がかりになり得るのも忘れがたい利点と言えます。

故障が怖いハードディスクを、高価でも故障の心配が少ないSSDに置き換えるように、一番失われたくない家族の思い出写真を失わないために、メモリーカードを渡り歩くという、デジタルカメラの使い方も十分すぎるほど現実的になったということでしょうか。





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