2012年8月2日木曜日

35リットルサイズの壁は絶対なのか?機内持ち込み手荷物対応RIMOWA(リモワ)スーツケースを考える



海外を含め、旅行の準備をする時に、悩みの一つとなるのは、どのバッグを利用して荷物を持っていくのかということです。

基本的に、管理人はというと、国内や海外でも短期間の旅程の場合、さらには、荷物の預け入れを行うような同行者がいない場合は、ソフトタイプのバッグを数種類目的によって使い分けています。

一方で、長期の旅程や、同行者がスーツケースなどを預け入れること前提で旅行を計画している時は管理人もスーツケースを持ち出すようにするというのが、最近の管理人の旅の傾向と言えます。


そんな管理人ですが、ここしばらく新たにスーツケース購入を考えていました。
それは、機内への持ち込みが可能なサイズのスーツケースです。

やはり、車輪がついているスーツケースの場合、荷物の重さの大部分を地面に支えてもらうことが可能になり、移動が楽なのは確かですから。

ちなみに、管理人宅ではスーツケースはリモワさんというスーツケースメーカーさんのものが気に入っていて、愛用していることもあり、今回もそのラインナップから選ぶことにしました。

様々な種類の製品が存在するリモワさんのスーツケースですが、一般的に機内への持ち込みが可能なサイズの製品として案内されている商品は35リットルサイズと呼ばれるシリーズです。

具体的には高さ55センチ、幅40センチ、奥行き19.5センチといったサイズのもの。

参考リンク:

ee-shopping楽天市場店さんより)

ただ、管理人として気になったのが、このサイズの一つ上のサイズ、48リットルサイズのスーツケースです。

具体的には高さ56センチ、幅45センチ、奥行き20センチといったサイズのもの。

参考リンク:

ee-shopping楽天市場店さんより)

比較してみると幅が5センチ増加している以外はそれぞれ微増といったところです。

では、気になる航空会社の機内持ち込み荷物の制限はというと、
JALさんの場合は
国際線:55cm×40cm×25cm
    (3辺の合計が115cm以内)
国内線:100席以上では55cm×40cm×25cm
    (3辺の合計が115cm以内)
    100席未満では45cm×35cm×20cm
    (3辺の合計が100cm以内)

ANAさんの場合は
国際線:55cm×40cm×25cm
    (3辺の合計が115cm以内)
国内線:100席以上では55cm×40cm×25cm
    (3辺の合計が115cm以内)
    100席未満では45cm×35cm×20cm
    (3辺の合計が100cm以内)
となっていて、実質的に同様の基準で手荷物サイズが制限されていることが分かります。

参考リンク:
国際線お手荷物について
国内線機内に持ち込み可能なお手荷物
JALさんより)

国際線機内持ち込み手荷物について
国内線機内持ち込み手荷物について
ANAさんより)


ちなみに、日本国内から出発する海外の大手航空会社についてもいくつか見てみると
デルタ航空さんの場合
56cm x 36cm x 23cm

ブリティッシュ・エアウェイズさんの場合
56cm x 45cm x 25cm

エールフランスさんの場合
55cm x 35cm x 25cm
となっています。

参考リンク:
機内持ち込み手荷物について
デルタ航空さんより)

Hand baggage allowance
ブリティッシュエアウェイズさんより)

お手荷物について
エールフランスさんより)


こうしてみると、JALさんやANAさんなど日本の航空会社やブリティッシュエアウェイズさんなど海外の大手航空会社の一部では、 高さ55センチ、幅40センチ、奥行き19.5センチの35リットルサイズリモワスーツケースが利用可能となっていると言えそうです。

その一方で、デルタ航空さんやエールフランスさんなど知名度の高い航空会社であっても、機内持ち込み手荷物サイズとされる35リットルサイズのスーツケースの機内持ち込みが制度としては不可ということになっていることがわかります。

もちろん、35リットルサイズでさえ、国内・海外問わずいずれの航空会社さんでも規定制限値の上限付近の製品だったわけですから、それ以上の大きさを持つ、高さ56センチ、幅45センチ、奥行き20センチの 48リットルサイズはより難しいということに。

ただ、実際問題として、管理人の経験では、手荷物に関して1センチ単位でのサイズオーバーを厳密に確認しているかというと、それは係員さんの手間から考えても行われていないと感じています。

しかし、だからといって、規定サイズより大きなスーツケースをサイズオーバー覚悟で利用するというのは、セキュリティ通過時に思わぬトラブルにつながりかねない可能性もあるため、管理人としては実験してみようとは考えないですし、やはりおすすめできないというのが正直な気持ちです。


こういったことを順番に考えてみると、利用する航空会社によってスーツケースを変えるのはもちろん、逆に、旅行の目的や同行者の有無、そしてその同行者のスーツケース利用の有無などを考慮して、その上でどの航空会社を利用して旅を行うのかを考えるというのも悪くないのではないかと管理人自身考えるようになりました。

特に管理人の場合、プライベートでの旅行はJALさんを主に利用する関係で、機内持ち込み前提で35リットルサイズのリモワスーツケースを購入しても良いという結果になったわけですから、近いうちに来年の夏以降のプライベート旅行用に、35リットルサイズのリモワスーツケースの中からお気に入りの一個を選びたいと思います。




管理人作成のリモワ関連の記事:
リモワ(RIMOWA)のスーツケースの鍵が開かない時の原因とロック解除のための解決方法

開けたら数字をずらすことが肝心?リモワ(RIMOWA)スーツケースで鍵が開かないトラブルを避けるために大切にしたい、たった一つの習慣

管理人のリモワ(RIMOWA)スーツケース購入では4輪ではなく2輪タイプを選択する理由

初の機内持ち込みリモワの購入?RIMOWA SALSA 859.52プロセッコ(シャンパンゴールド)35リットルを選んだ理由

機内手荷物持ち込み対応35リットルリモワ(RIMOWA)スーツケースの追加?管理人がサルサデラックス 852.52 ブラウンを購入した理由

リモワ(RIMOWA)スーツケースのサルサ859.52とサルサデラックス852.52を比べた時に最も強く感じた違い

リモワ(RIMOWA)スーツケースサルサデラックスとサルサのデバイダーを比較してみた

管理人がリモワ(RIMOWA)製25リットルビジネストローリー SALSA DELUXE ブラウン 852.40を購入した理由

付属品と使い方の選択肢が大きな違い?リモワ製25リットルビジネストローリー SALSA DELUXE 852.40と35リットルSALSA DELUXE 852.52を比べてみる

1万円台で楽しめるリモワ品質?RIMOWA SALSA ビューティーケース 816.38を購入してみた
管理人がリモワ(RIMOWA)スーツケースを大事に長く使うために気をつけている5つの注意事項

快適な次のスーツケース利用のために管理人がリモワ製のスーツケースを利用後に行なっているたった一つのメンテナンス

リモワ(RIMOWA)製スーツケース サルサは傷に対して不安はないのか

リモワ(RIMOWA)スーツケースに付属するタグはどうやって使うのがおすすめなのか

0 件のコメント:

コメントを投稿