2012年8月23日木曜日

改悪を警戒しなくてはいけない程のお得度?とりあえずの旅行用カードとしての楽天プレミアムカードとシティ リワードカード

様々なクレジットカードを用途ごとに使い分け、利用している管理人ですが、以前にカードの見直しを行なってから2年以上の時間が経過したこともあり、クレジットカードの入れ替えを含め、検討を行うことになりました。

ただ、その結果はというと、メインのカードの変更はなく、数枚のカードの解約を行っただけでした。

とはいえ、その過程ですごいと素直に思えるカードに遭遇したのも事実です。

というのも、管理人の感覚では、明らかに年会費とカードを保有することで受けられるサービスのバランスが良い意味で取れておらず、こんな状況を長年継続できるものなのか?と考えてしまうほどのカードだったから。

そのカードは、シティカードさんが発行する、シティ リワードカード

簡単にシティ リワードカードについて説明すると、
・年会費3,150円のクレジットカード
・家族会員は年会費525円
・100円で1ポイント付与
・1ポイント0.4円相当
・土日に使うだけで3倍のポイント付与
・ゴールドカード相当の空港ラウンジ利用が可能
・国際線手荷物無料宅配サービスが利用可能
・国内外の旅行時に利用可能な利用付帯保険を完備
・ショッピングプロテクションサービス完備
といったところでしょうか。

参考リンク:
シティ リワードカード
シティ リワードプログラム
シティカードさんより)


管理人として気になったのは、3,150円という年会費ながら、提供されるサービスだけを見てみると、完全に一般的なゴールドカードと同等と言えます。

特に、旅行系のサービスを見てみても、一般的なゴールドカードでは優待止まりの国際線手荷物サービスが無料で利用可能など、このカードさえ手にしているのなら、ラウンジ利用含め、他のゴールドカードは不要なのでは?と思ってしまうほどです。

管理人作成の関連記事:
似ているようで意外に違う?マスターとVISAの空港手荷物宅配サービス優待を比べてみた

帰国時のゴールドカード空港手荷物宅配サービス優待を利用する際に管理人が宅配会社を使い分ける理由


ただし、このシティ リワードカードがいかに優れたコストパフォーマンスを誇るカードと言えども、それは一般的なゴールドカードと比較した場合のこと。

利用可能なラウンジの内容を見てみても、国内が中心で、海外旅行からの帰国時などに利用したいケースなどでは、制限を感じることなく利用可能とはいえません。

参考リンク:
空港ラウンジサービス
シティカードさんより)

そういう意味ではシティ リワードカードは国内利用中心のカードと言えるかもしれませんね。


その一方で、海外での利用でも、爆発的なコストパフォーマンスを誇るカードが1つ存在しています。

それが、楽天さんが発行する、楽天プレミアムカードです。

楽天プレミアムカードについて簡単に説明すると、
・年会費10,500円のクレジットカード
・家族会員年会費5,250円
・100円で1ポイント付与
・1ポイント1円相当
・楽天市場での利用では様々な特典あり
・国内ラウンジが利用可能
・プレステージランクのプライオリティパスが無料付帯
・年2回までの往復手荷物無料宅配サービスが利用可能
・利用付帯の国内旅行保険が利用可能
・自動付帯の海外旅行保険が利用可能
・ショッピングプロテクションサービス完備
といったところでしょうか。

参考リンク:
楽天プレミアムカード共通サービス
楽天プレミアムカード保険・付帯サービス
楽天プレミアムカードさんより)


特に、管理人が凄まじいと感じるのは、10,500円の年会費のクレジットカードながら、本来は399ドル程の年会費が必要なプライオリティパスのプレステージランクのサービスが受けられるということ。

海外への渡航を頻繁に行うのであれば、とりあえず取得しておいても損はないと言えるレベルの恐ろしいクレジットカードというのが、管理人の率直な感想と言えます。

さらに、この楽天プレミアムカードはサービス開始後5年以上の年月が経過し、それでも、プライオリティパスなどの優遇サービスが改悪されたということはありません。

正直、管理人自身は楽天プレミアムカード登場時、このレベルのサービスがこの年会費で維持できるとは思えず、近々改悪が発表されるのではないかと考えていただけに、その予想は大きく外れてしまったということに。

これは、100円の利用で1ポイントのポイント還元というわかりやすさもあって、意外に楽天プレミアムカードをメインのカードとして利用するユーザーが多く、その一方で、プライオリティパスなどの付帯サービスのみを目当てに保有するユーザーのコストは相対的に低い状態に抑制されているのが理由ではないかと、管理人自身は考えています。

さらに、楽天さんが提供するカードラインナップの中でもフラグシップカードということで、そのカードブランドを傷つけることを防ぐためにも、目玉サービスの1つである、プライオリティパスサービスは改悪しづらいということもあるのではないかと感じています。

そういった意味では、あくまでシティカードさんの発行するカードラインナップの中の1つでしかない シティ リワードカードと比較して、 楽天プレミアムカードの改悪される可能性が低いというのは、それほど間違った考え方ではないと考えるのも正直な部分です。

管理人自身は、様々な特典や思惑、今までの利用金額から得られる上位サービスなどの影響もあって、今現在は楽天プレミアムカードの保有を実現しているわけではありません。

しかし、もし、仮にこれから初めて旅行前提のクレジットカード保有を考える時、国内旅行派なのか海外旅行派なのか問わず、とりあえず楽天プレミアムカードを取得するだろうというのが一番の素直な感想です。

そういった意味では、市況や景気悪化でクレジットカード会社さんのふところが直接痛む、ポイント還元サービス自体のサービス改悪は続いていますが、その一方で、利用者向けの付帯サービス利用の敷居は低下しているわけで、クレジットカードに旅行時のサポートサービスを期待するユーザーにとってはなかなか嬉しい時代を迎えているというのも確かなのかもしれないですね。


管理人おすすめの楽天プレミアムカード保有申込リンク: 

楽天プレミアムカードさんより)

管理人作成の関連記事:
やっぱり割高?それとも必須コスト?それでも管理人がPriority Pass(プライオリティパス)を維持する理由

2013年JAL国際線特典航空券は「旅行月+1ヶ月」が例年以上に重要になると考える理由

改悪での強制的な原点回帰?2012年以降のJAL特典航空券取得のための戦略を考える

管理人がマイルでのヨーロッパ旅行は必ず夏に行う理由

2012年JAL特典航空券は取得が難しくなると管理人が予想する理由とその対策

期間延長と改悪の決定?2012年ゴールドカード向けVisa国際線手荷物宅配サービス優待はどう変わったのか?

格安航空会社(LCC)国内活発化でマイルの価値はどうなるのか

有効期限をむかえるマイルに管理人が用意する2つの対策

デルタ航空のマイル購入、バイマイルはお得と言えるのだろうか?その1 マイル購入について考えてみよう

デルタ航空のマイル購入、バイマイルはお得と言えるのだろうか?その2

0 件のコメント:

コメントを投稿