割引額は実質40円？管理人がオークションゆうパックをお得だと感じない理由

様々な用途や目的から、宅配サービスを定期的に利用している管理人ですが、少しだけ気になるサービスがたった1つ存在しています。

それが、楽天市場さんが運営している、オークションゆうパックです。

オークションゆうパックについて、簡単に説明をすると、
・ゆうパックさんのサービス網を利用したサービス
・申し込みは楽天市場さんから
・ローソンさん店頭への持込が必要
・利用目的はオークションでの利用に制限されない
・ゆうパック通常価格よりも安価に利用可能
・配達後に10ポイントの楽天ポイントが付与
といったところでしょうか。

参考リンク：
オークションゆうパック
（楽天市場さんより）


ただし、管理人として気になったのは、 オークションゆうパックの実際の割引額です。

確かにその必要運賃は通常のゆうパックに比べどの区間やどのサイズであっても、130円安価な価格体系となっており、さらに、10円分の楽天ポイントが付与されるわけですから、合計140円分安価になっていると考えがちかもしれません。

参考リンク：
オークションゆうパック料金表　東京発送の場合
（楽天市場さんより）

ゆうパック料金表　東京発送の場合
（日本郵便さんより）


しかし、注意しなくてはならないのが、オークションゆうパックでは、発送時のローソンさんへの持込が必須になっていることもあって、本来、通常のゆうパックと比較する際には、通常のゆうパック料金から持込割引料金と比較しなくてはならないことは忘れるべきではないでしょう。

参考リンク：
ゆうパックサービスについて
（ローソンさんより）

ゆうパックサービスのおトクな割引制度
（日本郵便さんより）


このため、オークションゆうパックのお得になっている金額はポイントの付与も含めても、40円程度。
ローソンさんへの持込作業が容易な小さいサイズの荷物を発送した場合でさえ、少し悲しいと感じるほどの僅かな割引額といっても間違いではないでしょう。

そう考えてみると、価格的なメリットよりも、集荷を利用しないという方が少しでもお得度を高めるためや伝票の手書き入力が不要などのメリットを積極的に利用したい場合に選択するサービスというのが管理人自身が感じるオークションゆうパックの印象と言えます。

そういう意味では、ヤマト運輸さんの持つ運送会社インフラ網を利用しながら、サービス自体は独自のものを設計しているはこBOONさんとは全く違った方向性を持つサービスですね。

なぜなら、 はこBOONさんはサイズで料金を決定するのではなく、重さで料金を決定し、荷物の種類によっては、他の運送サービスよりも圧倒的に安価な利用が可能になるという意味では、面白さのあるサービスですから。

参考リンク：
サービス内容
（ はこBOONさんより）


確かに、楽天市場さんが提供するオークションゆうパックが大きくアピールしている価格面では、それほどメリットが大きくないといえるのも確かです。

しかし、インターネット企業と運送会社さんが提供する大口顧客向け割引サービスとの組み合わせによって、今までとは異なる形の宅配サービスが見られるようになったのは、今後、便利で面白いと感じるサービスが生まれる下地としては十分魅力的だと管理人自身は感じています。

特に、今現在は大きな動きを見せてはいない佐川急便さんの参入にも期待したいものですね。


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