2012年8月20日月曜日

価格と所要時間が決め手?管理人が考えるヨーロッパ旅行で格安航空会社(LCC)と高速鉄道網の使い分け


基本的に管理人宅ではプライベートでの旅行は自分たちで旅行の手配から実際の現地での移動も行う個人旅行をメインの旅行にしています。

その中でも、毎回、頭を悩ませることになるのは、どのような交通機関を利用するのかという移動の手配についてです。

というのも、管理人宅が特に好んで旅するヨーロッパ域内は、格安航空会社(LCC)と各国の国鉄がそれぞれのネットワークを結ぶ国際高速鉄道網が発達しており、その結果、利便性の向上だけではなく、価格自体も驚くべき安価な状態で提供されているというのが現実です。

そのため、例えば、フランスのパリからオランダのアムステルダムに向かう場合でも、
一般的な航空会社
格安航空会社LCC
高速鉄道
高速バス
など料金や利便性などで細かく区分けされた形での交通手段が提供されています。

ちなみに、管理人宅の場合は、コストパフォーマンスと利便性の問題から、格安航空会社(LCC)か高速鉄道のいずれかから選択することに。

やはり、貴重な休みを利用しての海外旅行ということもあり、あまりに多くの時間を必要とする移動方法は選びにくいのも正直な部分です。


では、格安航空会社(LCC)と高速鉄道はどのように使い分けるのか?

それには、3つの要素を中心に検討することになります。

その3つの要素とは、
チケット価格
空港へのアクセスの良さ
移動距離 

それぞれ見ていくことにします。

1つめの価格については、格安航空会社(LCC)と高速鉄道のいずれも、購入時期やタイミング、 キャンペーン等によって、チケット価格が大きく変動するため、どちらでの移動が最もお得なのかということは、実際にチケット価格を見てみるまでわからないということが理由です。

そのため、管理人自身も、価格については、格安航空会社(LCC)と高速鉄道、両方のサイトから価格を調べた上で、どちらで移動するのかを決定することも稀ではありません。

また、価格面でのメリットを得るという意味では、あらかじめ決定済みの旅程については、可能な限り早期に予約確定を行なって、購入してしまうというのも、それほど悪くない選択肢になるのも事実でしょう。


2つめの空港へのアクセスについては、意外に旅を行う中で重要になってきます。

やはり、日本国内の具体例でみると分かりやすいのですが、海外の旅行者が首都圏観光を考えた場合、羽田空港を利用して日本を訪れる場合と、成田空港を利用して訪れる場合とでは、到着後、観光のために利用可能な時間に多少なりとも差が出てしまうことは確実です。

これと同じことは海外でも起こるというのが正直な部分です。
特に、格安航空会社(LCC)が発着する空港の多くは、一世代前まで主要な国際空港だったり、あまりに市街地から離れすぎているため着陸料が安い空港ということもあり、今現在主要な空港として機能している空港に比べると、空港と都市間のアクセスや所要移動時間に大きな差が出るのはしかたがないと感じる部分です。

そのため、格安航空会社(LCC)を利用する場合は、 アクセスの良さや所要移動時間の短さも考えなくてはなりません。

また、時折、都市によっては、都合の良い安価な空港が存在しないなどの理由で、一般的な航空会社が利用するような人気のある主要国際空港に格安航空会社(LCC)が発着している場合もあるのですが、そういった場合は、アクセスや所要移動時間の面でも優れているのはもちろん、英語表記の徹底や空港自体の使い勝手の良さなどでもストレスなく利用できるため、当たりとして考えることも可能です。

管理人の場合、そういった路線が選択肢に存在する場合、最優先で旅程に組み込むようにしています。


3つめの移動距離については、旅行の効率を意識しなくてはならないために、意外に深く考慮すべき事柄です。

というのも、確かに飛行機を利用した移動自体は、早く、時間自体も短いのですが、その一方で、都市と空港間の移動や飛行機に搭乗してからも、空港ビルと滑走路間の移動など意外に多くの時間を必要とします。

そのため、実質的な移動距離が短いのであれば、単純に高速鉄道を利用する場合の方が、良いということもありえてしまう結果に。

ちなみに、管理人宅では、隣接している国と国の間の移動は高速鉄道をほぼ確実に利用
1つ以上の国を通過して移動する場合は 格安航空会社(LCC)を利用するというのがおおまかな基準になっています。

とはいえ、フランスのパリからベルギーのブリュッセル、そして、オランダのアムステルダムというように、実質的には隣接する国以外を移動する場合でも、ブリュッセルでの途中下車し、少し観光を楽しみたいなどの目的が存在するのであれば、この基準がすべてというわけではないのも正直な部分です。

そういった意味でも、あくまでこれらの要素はおおまかな判断の目安でしかなく、その時その時の状況で臨機応変なプラン作成が重要になることは言うまでもありません。

しかし、あらかじめ目安を作っておくことは判断の効率を大きく改善する上で重要ですから、個人旅行を多く楽しむ機会のある方は、考えてみる価値のあることでしょう。



個人旅行というと、面倒なものと考えがちかもしれません。

しかし、ツアーと違って、一回一回の個人旅行は確かな経験として蓄積していき、次の旅行はもっと楽に、もっと快適な旅行のプランニングが可能になるのは確実です。

1つの個人旅行を終える毎に、少しずつ変わっていく旅へのスタンスを楽しむというのもなかなかおすすめな個人旅行の魅力の一つだと管理人自身も感じています。

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