以前、記事でもわずかに触れましたが、管理人がこよなく愛用しているマウスがあります。
管理人作成の関連記事:
ショートカット設定用キーボードでPC作業効率化を。プログラマブルテンキーNT-19UH2BKでキーストローク入門
それがこれ。
BUFFALO 空間マウスBOMU-W24A/BL
バッファロー社が販売した、空間認識機能搭載、空間マウスBOMU-W24A/BLです。
空間認識機能も最近だとゲーム機のコントローラにも採用されていますが、繊細なコントロールを可能とするためのセンサー自体が高価で、このマウスも1万円半ばと、マウスとしては高価な部類でした。
ただ、その価格に見合う高性能さがあまりにすばらしく、管理人は数年来このマウスばかり。
その結果がこの写真です。
この他にも自宅に置かずにお仕事用に利用しているBOMU-W24A/BLもあと一台あるので、故障したものを除いても計4台ほど所有しています。
(ということは数万円単位で同じマウスにお金を使っているわけで、管理人自身、どうかなと思わないというわけではありません・・・。 )
写真の右から古い順番に並んでいるのですが、長時間使うものだからこそ、マウスなのに消耗品といった様相を呈しています。(特に一番右はじ)
壮絶に使われてきた様子が伺えますね。
さて、管理人がこの空間マウスから離れることができない理由は、使いやすくて使いやすくて困るほどのショートカット機能。
特に、この空間マウス独特の空間認識とショートカットの連携が効率的すぎます。
管理人自身がこの使いやすさに慣れてしまっているため、新しいマウスを導入しても、新しいマウスが超えなくてはならないハードルが高すぎるという、かなり困った事態になるほど・・・。
そうはいっても、他の多機能マウスのように何個ものボタンを行き来すること無しに、空間認識ボタンを押しながら、設定した特定方向へマウス本体を数ミリ動かすだけで、ショートカットが動作するわけで、これには、泣いて喜ぶマウスショートカット愛好家も多いはず。
また、ハードウェア的にも自由に設定可能なファンクションキーが2個搭載。さらに、ホイールクリックボタンと右クリックボタンに付いては、ダブルクリックと長押しについてそれぞれ、好きなショートカットが登録できるという機能の練りこみ具合。
価格が高いこと以外に管理人にとって不満のない最高のマウスです。
では、せっかくですから、そのショートカットを管理人が実際に利用しているWEBブラウズ用の設定を一例にご紹介したいと思います。
(ちなみに、アプリケーションごとに、細かく設定プロファイルを切り替えられるので、お仕事ユースにもぴったりのマウスです。 )
まず、ハードウェアキーによるショートカット設定画面。
このハードウェアキーによるショートカット設定の中でのお気に入りはやはり、BackspaceキーとEnterキーをマウスに持ち込むということ。
Backspaceキーによって、簡単な文字編集時の削除はもちろん、ブラウザ上で戻る動作が気楽に素早くできます。
また、マウス上からEnterキーによる決定・処理開始作業を開始させることで、決定・開始アイコンをクリックする機会はぐっと減り、同様にマウスを動かす距離も少なくなります。
少しだけ、ダブルクリックと長押しの使い分けについて付け加えると、ダブルクリックの方が、動作に必要な時間が少ないため、より使用頻度の高いものを優先的に設定しています。
事実上、フルスクリーンモード切り替えが必要になる場面は、Enterキー入力やパスワード認証機能を利用する機会よりずっと少ないわけですから。
続いて、この空間マウスの真髄、空間認識によるショートカット、スワイプ機能についての設定画面です。
詳しくはコメント付きのスクリーンショットを見て欲しいのですが、管理人がウェブブラウズによく使う機能ばかりを集めました。
管理人のメインのブラウザOperaもタブブラウザですから、何枚かタブを開きつつ、行ったり来たりしながら、参照したりすることに特化したショートカット設定になっています。
さらには複数のショートカット組み合わせることで、キーボードレスでの動作が広がります。
例えば、文字入力時など、選択部分の「切り取り」を行ってから、「貼付け」を行ないたいといったとき、
「コピー」→「Backspace」(選択範囲を削除)→「貼りつけ」
という動作で、補うことが可能です。
この間、特定の部分にマウスカーソルを精密に動かすということなしに、数回マウスを数ミリ動かすことと、一度ファンクションボタンを押しただけ。
わざわざ右クリックで、メニューを開き、特定部分をクリックするという動作よりはもちろん、さらには、キーボードまで手を伸ばして行うキーボードショートカットよりも、楽に素早く作業が行えることがわかってもらえると思います。
実はこの空間マウス、他にも、シェイクするような動作をマウスに行うことで、ショートカット動作が行われたり、画面の特定部分を用いたショートカット機能、さらには定期的なスケジュール動作機能などもあるのですが、動作の緩慢さを感じる部分があるなどの理由で管理人は機能自体を停止させています。
やはり、使いたい時にストレスなく、すぐに機能するというのはマウス動作にとって大事なことですから。
そういった意味で、長押しによるフルスクリーンモード起動が、マウスによる動作を待つという意味では、管理人の求める快適さの許容限界だったようです。
というように、絶大な管理人の信頼を一身に受ける空間マウスBOMU-W24A/BL。
ただし、今後の愛用を続ける上での大きな問題があります。
というのも、国内でのバッファローさんによるBOMU-W24A/BL販売の終了。
さすがに多めに買い集めた管理人も今なお無事なBOMU-W24A/BLは自宅用とお仕事用の2台のみ。
こういった現状も踏まえて、年間2(~3)万円ほどの予算で、次世代のマウスを選定しているのですが、効果は芳しくないのが現状です。
これだ!と思ったマウスに出会ってしまっただけに生まれてしまった、なんとも悩ましい課題です。
良いマウスだということと、入手困難になったことはわかったけど、使いたいと思ったらどうすればいいの?という方への答えはまた別の記事で。
空間マウスの記事をもう少しだけ続けたいと思います。
参考リンク:販売は中止しています
BUFFALO 空間マウスBOMU-W24A/BL
追記1:さらに空間マウスについての記事を書きました
空間マウスユーザーに衝撃!メジャーの国内空間マウス販売撤退の兆候?
追記2:さらに追加で空間マウスについての記事を書きました
管理人史上最も安価な新品の空間マウス 光BOX ワイヤレスコントローラ到着
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