MZK-NAS01SG
参考エントリー:
初めてのサーバー入門なのに地雷へ?MZK-NAS01SGの購入レビュー
全くと言っていいほど初心者にやさしくないNASで、初期設定からいろいろ不満は出てきて、さらには使っていく過程でもやや独特のお作法を必要とするPLANEX MZK-NAS01SGの運用が自宅で運用するサーバーとのファーストコンタクト。
今思うと、最初だからこそ、問題の少ないメーカーのものにしておくべきと思いますが、安くて導入しやすいというのも重要なポイントでした。
(使いものにならなくても、笑って許せる金額というのは気楽で偉大です・・・汗)
それからNASとの付き合いが始まりましたが、今度は逆に便利すぎて、もっといろんなことを実行したいと思うようになり、さらには実家にも設置してみたいなど、野望は尽きなくなりました。
ちょっとばかり、手段と目的が逆転してNASを増やしたいという手段が目的になりつつある気もしますが、気にしないことにします。
ただ、増やしたいと言っても、以前にこの記事
MZK-NAS01SGからMZK-NAS02SGいってみようか 結構気に入っている地雷NAS
で書いたようにRAID対応のNAS
2Bayホームサーバ MZK-NAS02SGを追加購入しようというのもありかなとは思ったのですが、ふと何気なく「NAS OS」で検索してしまったのが、今回の記事の直接の発端でした。
出てきたキーワードは無料のNAS用OS「FreeNAS」でした。
それも、なんとUSB接続のフラッシュメモリからシステムの起動が可能ということで、
さらに、データ保存用のハードディスクがクラッシュしても、フラッシュメモリ上のシステムが無事なわけで、復旧が簡単にできそうです。
加えて、数多くの先人たちが道を切り開いてくれており、普通にNAS運用するにはまず困らない感じ。
管理人はrodoyanさんの説明を参考にさせていただきました。
参考リンク:
FreeNASの設定まとめ (rodoyan’s 技術メモより)
腹黒.com (rodoyanさんのFreeNAS設定説明用特設サイト)
管理人があらためて説明する必要のないくらいしっかりと作りこまれたサイトなのですが、一点だけ管理人がつまずいたところがあります。
OSをブート用のCD-Rを作成する際に、「FreeNAS-amd64-embedded」 をダウンロード、インストールしてしまい、インストール途中でPCがフリーズしました。
Intelユーザーの方はここではきちんと「FreeNAS-i386-LiveCD」を選択しましょう。
あとは運用までスムーズそのもの。
必要だったものが
・インストール用CD-R
・128MBのUSBメモリ
・パソコン
(USB優先ブート可能で、有線LAN・CDROMドライブ・USBポートを備えたもの。)
だけというのもリーズナブルです。
もちろん、 設定完了後はUSBポートに、他のPCでデータをフォーマット・書き込み済みのUSBハードディスクを装着することもできるので、気軽に容量の拡張も可能。実際、処理能力・安定感はMZK-NAS01SGより格段に優れています。
考えてみると当然で、 MZK-NAS01SGよりも、より多くの電力を、より優れたPC用のCPUでフルに使っているわけですから、優れていなければそれはちょっと困ります。
管理人の場合、頻繁にNAS側にデータの書き込みが必要になる用途にはFreeNAS、データを予め書き込んでおいて、必要に応じてデータを読み出す用途にはMZK-NAS01SGというように使い分けを検討中。
というわけで、思いがけず始まった快適なNAS生活を順調に楽しんでいます。
追記:
勢い余ってドメインとレンタルサーバー契約をしてしまいました。
今のところ大満足なので記事にしてみました。
どうしてこうなった?NAS初心者だった管理人がレンタルサーバー利用者になったわけ(ドメインも取りました)
レンタル初心者にはありがたい!ドメインキングさんのマニュアル本、スタートアップガイド到着
管理人作成のおすすめ記事:
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