2011年1月31日月曜日

iOSが既存の製品の価値を容赦なく破壊していく

 Apple iPod touch 8GB MC540J/A 【最新モデル】


管理人がこれ無しでは毎日の生活が困るというくらい圧倒的にお世話になっているアプリがひとつあります。

それが、これ。Sleep Cycle alarm clockです。

参考リンク:
Sleep Cycle alarm clock
iTunes用アプリ説明ページより。iTunesは立ち上がりません)

iTunesへの購入リンク:アプリ購入には便利です(iTunesが立ち上がります)

Sleep Cycle alarm clock

簡単に説明すると、レム睡眠・ノンレム睡眠など利用者の睡眠状況に合わせて、快適に起床できるタイミングを探り、ベストな時間帯で目覚ましが鳴るという、目覚まし時計アプリです。

このアプリ、アラーム音を使うため、第二世代iPod touchから対応になった歴史があるのですが、実は管理人はこのアプリのためだけに、第二世代iPod touchを購入したくらいです。

なぜかというと、この機能がどうしても欲しいと思っていて、さらには実際、その機能が搭載されている製品を購入ぎりぎりまで検討したことがありました。

それがこれ。スリープトラッカーです。
(国内公式代理店ウェザリー・ジャパンさんより)

簡単に説明すると、先程説明した目覚まし時計アプリの腕時計バージョンと考えていただけると間違いないです。正確にはこちらのスリープトラッカーの方が、発売は早かったわけですけどね。

ただ、お値段の方が2万円以上。
これでは、機能的に魅力に思えても、ちょっと悩みます。
頭のどこかで欲しいと思いつつ迷っている日々が何日か続きました。

そこに、第二世代iPod touchさえ持っていれば、115円を追加するだけで、同等といえる機能を持つアプリ、Sleep Cycle alarm clockが登場したわけです。
スリープトラッカーと同等の機能が期待できるとなれば、そのためにだけでも、iPod touch購入を即断しないわけがありません。

さらに、iPod touchでのアプリ利用ならば、使用しているiPod touchが壊れても、新しいiOS搭載デバイスを買うことで、利用を再開できるのは心強いです。
それに比べ、腕時計形状のスリープトラッカーの場合、高価な割に、その製品が壊れてしまったら終わりという怖さがありました。

もちろん、ハードウェアとしてのスリープトラッカーには、iPod touchにはない、バイブ機能があるなど、確かに優れた点があります。
しかし、価格差を超えるメリットがあったかというとそうではなく、購入には至りませんでした。


そういったことを考えていったとき、他の分野でも、iOSは他の製品の活躍の場に侵食していることが分かります。

例えば、電子辞書。

管理人は次のアプリを使っています。
・大辞林(国語辞書)
・Japanese(和英辞書)
・Dictionary(英英辞書)
・i英辞郎(英和和英辞書)
・EBPocket(Wikipediaほか)

管理人の場合、これだけあれば、辞書関連ではウェブ環境がなくても、多くの場合、外出先でも困ることはありません。


さらに、同一の所有者が利用するのであれば、複数台のiOSデバイスで同一環境のアプリが利用出来ることも大きな利点でしょう。
一台は持ち歩き用に、もう一台は自宅に、というような使い方もでき、こういった使い方・活用をする限り、古いiOSデバイスの老後(?)も安泰です。


ただ、こういった利用のおかげで、管理人がポケットサイズの電子辞書を買うことはなくなりました。
例えばこんなのです。

参考リンク:



また、オフライン条件下でWikipediaを持ち歩けるというコンセプトの商品でさえ、iOSとEBPocketとの組み合わせを前に、大きく魅力が色あせたように思えます。

参考リンク:

BLUEDOT ウィキリーダー BWR-01

今後はさらにこの動きは加速するはず。

例えば、システム一式として導入すると、多くの予算を必要とするPOS決済システム自体が、iOSデバイスアプリとサーバープログラム、そして保守とのセットで、安価に提供されるということも一部試されているのが今現在の状況です。

考えてみると、世界中の優秀なプログラマーの方が、世界中の人々を相手にした市場で自分の名誉のために、知力の限りを尽くしてアプリを作成している現在のiOSアプリ市場では、これから何が起こるかわからないと言っても間違いではないでしょう。

そういった意味で、一番ダイナミックに変わっていく世界の最先端部分が、既存の製品市場に間接的とは言え、影響を与え始めたわけで、消費者としては嬉しい限り。

しかし、専用のハードウェア製造メーカーは、今後3年、5年、10年先どのように対応していくのか、とても気にかかる部分です。

追記:続きの記事を書きました
いつかiTunesをiTunes storeへの単なるブラウザへ変えることをアップルさんは夢見ているんだと思う

追記2:さらに続きの記事を書きました
iTunesの新しい機能、購入済みには驚くはず




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