管理人も愛用している東芝さんのレコーダー機種のフラグシップ、Xシリーズですが、ついに市場在庫の払底が大詰めを迎え、価格が著しく上昇し始めました。
以前、管理人が5月に記事を書いた時の価格が6万円台前半。そこから今は最安値で9万円台と大きく上昇していることになります。
管理人作成のRD-X10関連の記事:
USB録画搭載で録画レコーダーは延長保証必須ではない別カテゴリーの製品になっていく
そうなってくると期待したくなるのは、次世代フラグシップ機種、RD-X11の登場です。
そこで今回は、今現在公開されている情報を元に、注意深く未だ発表さえ行われていないRD-X11の姿を探ってみたいと思います。
○現行東芝製機種から考えて(ほぼ)搭載確実な機能
・2TB以上の内蔵ハードディスク搭載
・最大4TBの外付けUSBハードディスク対応
・Wマジックチャプター
・W録画時圧縮録画
・BDからの番組書き戻し
・最大3倍の無圧縮番組からの高速圧縮変換
・マルチタスク機能改良
・AVCHDハイビジョンビデオカメラからの取り込み対応
現行機種であるRD-BZ810などに搭載されている機能が最新フラグシップに搭載されないことはないので、順当に搭載されるはずの機能ばかりになりますね。
参考リンク:
RD-X10の製品詳細
RD-BZ810/BZ710/BR610の製品詳細
(東芝さんREGZAブルーレイトップページより)
○自社テレビや他メーカー機種との比較で搭載されるかも知れない機能
・USBハードディスク複数台同時接続
・3TB以上の内蔵ハードディスク搭載
・3チューナー以上のマルチチューナー化
・無線LAN機能を内蔵
このあたりは東芝さんがどの程度の本気度をRD-X11に対して持っているかによって実現するかしないか、分かれてくる部分でしょう。
これらの機能を搭載することで、来年のかなり遅い時期まで他社の新機種に遜色なく優位に戦えることになりますが 、機能によっては大きなコストアップが避けられません。
最近は特に、REGZAテレビに比べそれほど本気度を感じないレコーダー事業での実現は少し厳しいように思うところもあります。
○販売価格/発売時期予想
RD-X11 (2011年9~11月発売)
初値:20~21万円台→モデル末期最安値:5万円台
過去に発売した東芝製フラグシップレコーダーからの予想です。
発売日については交互に9月と11月となっていますが、現状RD-X10が販売店から在庫払底状態となっている以上、11月だと遅すぎると思うため、9月が有力だと管理人自身は考えます。
価格についても、RD-X10がほとんどRD-X9にブルーレイ機能を搭載しただけの機種だったこともあり、 RD-X11では基本性能を高めるアップデートが中心となると考えます。
そのため、初値はRD-X10からの据え置きで20~21万円。モデル末期最安値はRD-X10から1万円ほど低下して5万円台と考えています。
過去の東芝製フラグシップレコーダー参考データ:
RD-X10(2010年11月発売)
初値:208,532円→モデル末期最安値:60,000円
RD-X9 (2009年9月発売)
初値:119,799円→モデル末期最安値:49,800円
RD-X8 (2008年11月発売)
初値:116,999円→モデル末期最安値:58,800円
RD-X7 (2008年6月発売)
初値:13万円台→モデル末期最安値:5万円台
注:初値及びモデル末期最安値は価格ドットコムさんから。
ただし、RD-X7については詳細価格データなし
データ引用元:価格ドットコムさん
REGZAブルーレイ RD-X10 の価格変動履歴
VARDIA RD-X9 の価格変動履歴
VARDIA RD-X8 の価格変動履歴
○REGZAテレビの販売戦略との兼ね合いから、きっと搭載不可なもの
・任意の6チャンネルで全ての番組を録画する、タイムシフト再生機能
管理人個人としては、真のフラグシップ機としてタイムシフト機能搭載の新しく高価格Xシリーズを設定し、今までのX10の流れを汲むXシリーズとの計2機種発売することになってもかまわないので、6チューナーレコーダー機は実現して欲しいですね。
ただ、REGZAテレビ事業の販売戦略に大きく水をさすことから、実現の可能性は限りなく低そうです。
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追記1:続きの記事を書きました。
Xシリーズ消滅の危機?東芝レグザサーバー DBR-M190/DBR-M180は新時代のフラグシップとなるか?
追記2:さらに続きの記事を書きました
RD-X11待望ユーザーも納得?全部入りのレコーダー、東芝製レグザサーバーDBR-M490が発売
追記3:もうひとつ続きの記事を書きました
複雑さは新機種の宿命?東芝製レグザサーバーDBR-M490録画時の制限を読み取ってみる
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