2011年3月29日火曜日

少し前まで3万円のソフトが無料なのに使わない理由はなんだろう?Imaging WorkShopはかなりいいよ編

少し前のことですが、お子さんが受験や就職などで証明写真を必要とする場面が多かった同僚との話の中で出てきたのが、証明写真サイズの印刷のやっかいさでした。

一枚一枚の設定は面倒ではないのですが、それが複数枚になったりすると、枚数が増えるに従って、繰り返しが多くなって大変というもの。

ある程度、画像編集アプリケーションを扱い慣れているなら、様々なやり方があるのですが、それはそういった作業に慣れている場合の話。
そうではない人も多いはずです。

管理人は基本的に、まずはプロの写真屋さんにお願いすることをおすすめします。
手間としても間違いなくおすすめです。

ただ、より枚数が必要になった際は受け取りの手間なども含めお得感はどうしても犠牲になる部分も。
さらには、最近はプロの撮影と言っても、(必要十分の性能はあるのでしょうが)機材・出力品質的にちょっと・・・というケースも散見されて、それだったら、適切にライティングしてあげて、自家プリントしたいという方も多いはず。

そういったケースで、さらに、エプソンさんのプロセレクションカテゴリ対応のプリンターを所有しているのなら、管理人はエプソンさんが対象プリンター所有者に無料提供しているImaging WorkShopをおすすめしています。

参考リンク:
Imaging WorkShop 
EPSONさんより)

ちなみに2011年3月29日現在、対象機種は
Colorio:
PX-G5300、PX-G5100、PX-G5000、PX-G930、
PX-G920、PM-G4500


MAXART:
PX-5800、PX-5600、PX-5500、PX-5002、PX-5V

製品登録の上、エプソンさんのユーザー向け会員サービスMyEPSONのページ上からダウンロードすることになります。

このImaging WorkShop、管理人の周囲の写真好きでも意外に知られておらず驚くのですが、プリンターメーカーさんが提供してくれるだけあって、ちょっと複雑な条件でさっくりプリントするにはなかなか便利なソフトウェア。

様々な機能を持ち合わせているのですが、管理人が気にいっているものをあげると
・無料
・1枚の用紙に複数の写真を印刷するのが楽
・テンプレートが豊富に用意されているので設定が通常利用時ならほぼ不要
・ (効果が控え目とはいえ)画質調整機能も搭載
・(条件付きとはいえ)カラーマネージメントについて任せてしまえる 


アイコンが控え目で、最初はどこにどの機能があるのか戸惑いますが、インターフェース自体はしっかり作りこまれてる感があるので、必要な機能は、ここらにありそうだと思う場所にあります。
また、使い慣れれば小さいアイコンであることも邪魔に感じず多くの情報を一覧できることになるのでプラスですね。

詳しくはエプソンさんが運営している公式のブログ、Epson Proselection BlogさんのImaging WorkShop関連記事が分かりやすいのでそちらも合わせてご覧いただけると、イメージがつかみやすいと思います。

Imaging WorkShop参考リンク:
こんなプリントソフトウェア、使ってみませんか? 
Imaging WorkShop使っていますか?その1 
Imaging WorkShop使っていますか?その2
Imaging WorkShopを使っていますか?その3 
Imaging WorkShop使っていますか?その4 
Imaging WorkShop使っていますか?その5
Imaging WorkShop使っていますか?その6 
 (Epson Proselection Blogさんより)

 Imaging WorkShopを使ってオリジナル写真集を作ろう
Imaging WorkShopのページより)



最初に利用したときには、無料のソフトのはずなのにしっかり作りこんでいると感じたのが印象的でした。
そういえば、インストール前にダウンロードした時のサイズも200MBオーバーとなかなかのサイズ。

それも当たり前の話で、このImaging WorkShop、販売されていたんですね、それも30000円ほどで。

参考リンク:
セイコーエプソン、画像処理&プリントソフト『Imaging WorkShop』を発売
ASCII.jpさんより)

写真ワークフローソフトウェア 「Imaging WorkShop」を開発
EPSONさんより)

Imaging WorkShopダウンロード無償提供開始しました
Epson Proselection Blogさんより)


高価なソフトがそのまま有効であるという保証はないのですが、価格はその分のコストがかかったことを表すひとつの尺度であるのは間違いないわけです。
また、 このImaging WorkShopについては少なくとも、さっくり簡単に印刷するという用途についてはかなり満足できるのも確かな部分。

本来であれば、すべてのエプソンさんのプリンター利用者さんに解放して欲しいくらいのソフトウェアですが、 2009年までは頻繁にアップデートされていた一方で、今現在は目に見える形での開発が止まっている印象を感じます。

 参考リンク:
 Imaging WorkShopでRAW画像をサポートしている機種
Imaging WorkShopのページより)

今後は、他のエプソンさんの添付ソフトウェアに緩やかに統合されていくのかもしれないですね。

ただ、一般ユーザーが多く使うソフトウェアはその分、様々な難易度的な制約もつくでしょうから、歓迎できない部分も存在します。

そうはいっても、現状では管理人は プリントソフトウェアとしてのImaging WorkShopのできには満足なので、普段は別のソフトを使うことが多いにせよ、Imaging WorkShopをこのまま使っていくことに問題はありません。

写真印刷の手間に不満を感じたことがある方には、一度試してみることをおすすめできるソフトウェアですよ。

管理人も愛用のPX-5Vおすすめ購入先リンク:
EPSON MAXART インクジェットプリンター PX-5VEPSON MAXART インクジェットプリンター PX-5V


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