2011年3月10日木曜日

BOOKSCANさん関連の記事を見て、既存メディアはもったいないことをしていると思う

管理人の周囲、特に自炊に興味をもつ仲間内で話題になったニュースがこれ。

参考リンク:
BOOKSCAN(ブックスキャン)さんによる、NHKさん関連のTwitter投稿
1:19 AM Mar 2nd 
1:23 AM Mar 2nd
1:59 AM Mar 2nd
2:06 AM Mar 2nd
 (BOOKSCAN(ブックスキャン)さんより)

NHKからの質問1.出版業界との間の「著作権法」をめぐる問題についての見解。
Google ドキュメントより)

簡単に説明すると、NHKさんから、自炊代行業者のBOOKSCANさんに対して問合せがありました。しかし、BOOKSCANさんから回答として得られた内容を、NHKさんが特定部分をカットした上で放送。
カットによる影響のため、BOOKSCANさんが誤解されるのを防ぐ目的で、取材時に回答した内容全文を、ネット上に公開したというものです。

(短い投稿なので、リンク先を御覧になることをおすすめします)

ただ、今回、管理人が強く感じたのは、自炊代行の是非ではなく、率直に言って、NHKさんはもったいないことをしてしまったな、ということでした。



確かに、新聞では、紙面の掲載可能文字数の都合、そして、テレビでは番組自体の放送時間など物理的な制約があることは理解できます。

今回のことも、そういったことが一因と言えるかもしれません。

ただ、そうであるなら、コストを掛けてせっかく取材した内容です。それを紙面の制約がないインターネット上に出来る限り追記補足として公開してくれるといいのに、と管理人は思ってしまいます。

確かに、それでは一番大事な新聞本紙やテレビ放送よりも詳細になってしまうという反対意見もあるでしょうが、そういったリソースの出し惜しみや選別をしていられる余裕が既存のメディアさんにあるのかと考えると、少なくとも管理人はそうは思えません。


何かを購入するという行動は、購入する人がそれを買うという行為に、必要とする金額以上の価値を感じるから行うわけです。
その瞬間だけであっても金額にふさわしい価値を感じるからこそ衝動買いも、その後の後悔もするということです・・・(涙)

新聞離れ(やテレビ離れ)が聞かれるようになった今、 少なくとも離れていった消費者は、そこに今までのように、お金(や時間)を支払うに値する価値を感じていないということに。

そういった現状で、メディア自体がネットと距離を取り、自ら勝手に、既存メディアとネットメディアを分けて考えて、既存のメディアの枠に閉じこもってしまっているように感じさせる事自体に、冒頭に書いた通り、もったいないと感じます。

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