以前から、継続的に記事として取り上げ、戦略について考えているJALマイルですが、貯め方の戦略については説明してきました。
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ただ、その一方で大事なことがまだ欠けています。
もちろん、それはマイルを特典航空券交換について。
実際にどのくらいのマイル数が必要となるのか不安となる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、マイルを貯め始めた初心者の方におすすめな、エコノミークラスの海外特典航空券交換を主眼に入れた形で、どこに行くなら、どれくらいのマイルが必要になるかを見ていきたいと思います。
まず、必要なマイル数を知らなくては始まりません。もちろん、参照するのはJALさんのホームページのマイル早見表。
参考リンク:
JALグループ国内線特典航空券 マイル早見表
JALグループ国際線特典航空券 マイル早見表
(JALさんより)
今回の記事は、海外への国際線特典航空券交換を目的とした記事ですが、一応、国内線の特典航空券マイル早見表もリンクしておきます。
詳しくはリンク先をご覧頂きたいのですが、目的エリア別に分かれていて、それぞれ必要マイル数が異なります。
例えば、
アジア1エリアに含まれるフィリピンのマニラに行きたいときは20,000マイル必要。
ヨーロッパエリアに含まれるドイツのフランクフルトに行きたいときは55,000マイル必要。
というような形です。
もちろん、航空券は往復のものが得られます。
ここで注意なのですが、せっかくコツコツ貯めるマイルです。有効に使いたいもの。
そこで今回は、マイルを貯めて特典航空券に交換するならどこに行く航空券と交換するのがお得なのかを深く掘り下げます。
マイルの有効利用を考えたときに、どうしても考慮に入れなければならないのが、格安航空券とLCCと呼ばれる格安航空会社の存在です。
例えば、日本のお隣りの国、韓国は距離も近いこともあって、格安航空券含め、航空会社各社のプロモーションが盛んです。
この理由はやはり、 距離が近いと燃料費の点でもコスト安なこと。
さらには、居住性それほど良くなくても、短時間の飛行であれば、多くの場合、問題とならないことからLCCは短距離路線を中心に就航していることが大きいです。
となると、せっかく貯めたマイルでの特典航空券も、その価値を換算するとき、格安航空券との比較をすることに。
例えば 、韓国までの航空券を考えたとき、大抵30,000円も用意すると航空券が買えてしまうわけですから、15,000マイル必要な韓国までの特典航空券は1マイル2円の価値になります。
ただ、この金額は目安でしかなく、多くの場合、これよりも安い金額の格安航空券が取得可能ですから、マイル価値はもっと下落することもありうるのが実情。
そういったことを考えたとき、近場の路線の航空券を必要とする場合、管理人はマイルでの特典航空券ではなく、その都度購入する安価な航空券をおすすめします。
残念ですが、アジア圏、特に中国・韓国への特典航空券交換は、マイル利用で不利になることが多いです。
では、逆にどういった路線がマイルで交換する価値があるかというと、三つほど条件があります。
第一条件は長距離路線であること。
例えば、昨年の夏、管理人自身も利用した、ヨーロッパエリアもおすすめの一つ。
この路線にはLCCも参入していません。
機内泊がほぼ必須となる長距離路線だからです。そうなったとき、コスト削減の原動力となる、機内サービスの簡素化は難しく、LCCは手を出しにくいのが現状。
確かに、10時間以上のフライトで、水を乗客に提供しないというのはまずいですし、さらには、食事については販売するとしても、利用者数が大幅に大きくなり、料金支払いの手間などを考えると、それだったら全員に同じものを出したほうが効率的です。
そうしたサービスは通常の航空会社も行っているわけで差別化はできません。
結果的に、価格は全体としては下落しつつも、近距離エリアに比べを高価格を維持します。
第二条件は直行便であること。
第一条件で、長距離路線にLCCは無いと書きましたが、その一方で格安航空券は長距離にも存在します。
ただ、この場合、中国や韓国、さらにはロシアのハブ空港経由する便が多くなります。
つまり、 様々な行き先への乗客をできるだけたくさん同じ飛行機に乗せて、空席を抑えることを目指します。
それによって、高収益を目指すというもの。
ただ、目的地以外に一度別の空港に降り立つわけですから、そこで何かしらトラブルに巻き込まれ、離陸が遅れたら、予定が全部ずれ込みます。
そして、残念なことに、風の影響を受けやすい航空機では、強風などの自然現象で頻繁に遅れが生じやすいのも事実。
そういったことに巻き込まれるリスクは、離着陸を繰り返すたびに倍増するわけですから、予定を大事にしたい方には直行便をおすすめしますし、管理人自身も必須条件にしています。
せっかく貴重な休みを利用して、旅行にいくわけですから、時間の浪費は出来る限り避けたいですから。
もちろん、途中の空港で、着陸から離陸までの時間も必要としないわけで、1~2時間は、直行便の方が長く現地に滞在できます。
加えて直行便は、到着時間も深夜などは避けられ、観光等にも有利な場合が多いのも魅力。
第三条件は普通とはちょっと違う使い方であること。
通常、格安航空券・LCCは往復での利用の場合、お買い得な値段を提示している場合が多いです。これは、大半の顧客が航空券を往復で購入することと、席の空席自体を減らすためにも有効だからですね。
実際、往復だと20000円のところ、片道だと80000円という金額を提示するLCCも存在します。
では、マイルの場合はどうでしょうか。
例えば、管理人の場合、日本からフランスへ降り立ち、帰りはイタリアから帰ってきました。
この時、必要だったマイルは通常のヨーロッパエリアまでの必要マイルでした。
割増は存在しません。
管理人注:
今現在、JALさんによる日本からイタリアまでの直行便は運休されており、管理人と同様のイタリア-日本間特典航空券は残念ながら利用できません。
今後はパリとドイツというように他の国との組み合わせを考える必要があります。
もちろん、二カ国以上を旅行する場合、国と国同士の移動は、各自で用意する必要はありますが、そういった移動にこそ、格安航空券・LCCを使うべき。
なんといっても近距離路線は 格安航空券やLCCの得意分野です。
お得な航空券が一般的になったLCC先進国であれば、それこそ、数千円で国境を超えるなんてことも十分に一般的。
こういった戦略を利用することは、旅行時の選択肢を大きく広げてくれること、間違いなしです。
管理人作成のLCC関連の記事:
国と国の間を飛行機で移動する3つの理由
easyJetでチケット購入しよう!前編
easyJetでチケット購入しよう!中編
easyJetでチケット購入しよう!後編
この他にも普通であれば別料金を取られてしまうような特典航空券の使い方をすると、やはりお得と言えます。
これについてはストップオーバーなどのテクニックがあるのですが、ちょっと上級編なので、また別の機会に譲ります。
(とはいえ管理人の好きな事柄で、これは必ず書きたいので、記事作成をお楽しみに!)
といった形で、マイルを使った特典航空券を考えるときのヒント・条件をまとめてみました。せっかく長期間をかけてコツコツ貯めるマイルです。
最大限有効利用して、旅行を終えたときに
「マイルを貯めててよかった!」
と思っていただけたら嬉しいです。
管理人も、毎回の満足感を忘れられず、マイルを貯めることを楽しんでいます。
管理人もメインで使用中のJALカード関連リンク:
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