2011年3月13日日曜日

ついに自炊電子書籍はたったひとつの端末で扱う時代?真の自炊書籍リーダーとしてのiPad2

Apple iPad Wi-Fiモデル 32GB MB293J/A


待望と言えるiPad2がアップルさんより発表されました。

参考リンク:
iPadの詳細な技術仕様
アップルさんより)

ここで、管理人が特に注目したことはやはり2点。
処理性能が最大2倍になったこと
グラフィック性能については最大9倍になったこと
の2つでした。

これだけ高性能になったならば、ScanSnap S1500のようなドキュメントスキャナで作成した電子書籍PDFなども閲覧しやすくなります。

それによって、今現在なら、快適な閲覧のために行っている圧縮・返還処理などもせずに、そのままオリジナルのPDF自炊書籍データをiPadにコピーして利用することが可能に。

これはファイルの扱いを含めた手軽さから言っても大変嬉しいですね。



ただ、今回、それ以上に管理人が気になった発表が新しい別売りのiPad用アクセサリー、Apple Digital AVアダプタ

参考リンク:
iPad用アクセサリー Apple Digital AVアダプタ
アップルさんより)

さて、このApple Digital AVアダプタについて、簡単に説明すると、DockコネクタからHDMI出力を可能にするアダプタです。

それも、アップルさんの製品説明によると、iPadの画面をそのままクローン表示する機能を持っているようで、実際、製品説明ページでも、ホーム画面がテレビに表示されている画像が掲載されています。

これは驚きでした。というのも、正直、常時クローン表示することをアップルさんが実装するとは思っていなかったからです。

では、なぜ管理人が「iPadの画面のそのままクローン表示」にこだわるかというと、今現在のドックコネクタ-HDMIアダプタのやや残念な対応状況が大きいな要因。


実は、iPad2や Apple Digital AVアダプタが発売される前の状況でも、ドックコネクタ-HDMIアダプタは存在しています。

例えば、サンワサプライさんでも販売中。それも価格は送料込み2980円となかなか安価。

参考購入リンク:
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 iPad HDMIアダプタ 500-HDMI003 送料込み2980円
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サンワダイレクトさんより)


ただ、リンク先の商品仕様を見ていただけると分かるのですが、この製品を含め、iPadやiPhone4などのHDMIによるハイビジョン出力は、特定のアプリ起動時のみ有効で、すべてのアプリで使えるわけではありません。

これは今後、使いやすい自炊書籍閲覧用のアプリが出てきても、HDMI出力対応ができない場合が存在することを意味します。

しかし、これが今回のApple Digital AVアダプタの発売で、すべてのアプリはもちろん、通常のiPadのホーム画面ですらクローン表示が可能となれば、HDMI出力についての心配はなくなるわけです。


これは、処理速度・グラフィック性能の向上、そして、最大容量が64GBの高記憶容量と相まって、電子書籍はiPad2ですべてまかなうという発想もとても現実的に思えてきます。

つまり、外出先で電子書籍を見るのはもちろん、自宅の大型液晶で電子書籍読書を行うときも、iPad2を使うということも十分可能になるわけですね。

もちろん、どこまで書籍を閲覧したかなんてレジューム同期も考える必要はありません。なんといっても、iPad2上でしか読書は行わないわけですからね。


そういったことから、本当の意味での自炊書籍リーダーが世に出てきたと思いました。

さらに、第一世代のiPad自体も、用途によっては困らないことが多いでしょうから、家族に譲るなどiPadの老後的な使い道にも困らないはず。
そうなると、第一世代iPad所有者もiPad2に興味をもつでしょう。

管理人作成による iPad iPodの老後関連の参考リンク:
iOSが既存の製品の価値を容赦なく破壊していく


こういった理由から、iPad2は売れるでしょうね。
それによって、ここしばらくは、タブレット分野でもアップルさんの独走はなかなか止まらないと思います。



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