2011年8月15日月曜日

「なぜ個人旅行が好きなのか」という質問への一番誠実な答え

A09 地球の歩き方 イタリア 2011~2012

管理人はプライベートでの海外旅行は個人旅行をメインにしています。

やはり、それは個人旅行にはツアー旅行にはない魅力があって、それが好きだから。


まず、一番大きな魅力は時間です。

ツアーの場合は、どうしても、旅程というものがあらかじめ決められていて、好きな場所に出会えたからと言って、その場に長くいるという時間的な自由は存在しません。

しかし、時に、他の場所での見学時間や食事の時間を短いものにしたとしても、長く滞在したい場所は存在してしまいます。

遠く離れた外国の地で、幸運にもそういった場所に出会えたのなら、そこに心ゆくまで滞在して、目と心に焼き付けたいと考えてしまうため、正直、ツアー旅行では管理人にとって辛い部分があります。

一方、個人旅行では、かなりの部分で時間的自由は、旅行者の裁量に任されています。
管理人の場合、最低限の時間的目安として、飛行機や高速鉄道などの都市間などの交通手段だけを予約として決めておいて、その日時まで自由に旅行することが多いですね。

もちろん、混み合う美術館などは積極的にインターネット予約を行いますが、それも各都市に1~2館ある程度。それ以外の美術館や博物館はある程度自由に楽しみます。

例えば、パリの場合、
「1日目はルーブル中心、2日目はルーブルとオルセーとオランジュリー。3日目はピカソ美術館と近代美術館とノートルダム、帰りにオルセーとロダン美術館も。」
というように、気になる美術館には再度足を運んで好きな美術品と再度向かい合うという贅沢も、個人旅行の醍醐味でしょう。

パリには圧倒的なお得度を誇るミュージアムパスも存在しますから、お目当ての好きな絵を見るためだけに美術館に入館するというのも容易なのも嬉しいですよね。


次に、旅程を自ら作り、それに従って自らの足で海外を歩くというのも大きな魅力でしょう。

個人旅行の場合、旅程はもちろん、現地の移動経路も自分で計画しなくてはなりません。
結果、どうなるかというと、地図上の道と、旅行で自分自身で歩いた道が一致することになります。

すると、何かのタイミングで、旅した土地の地図に出会ったとき、その場の風景、雰囲気、雑踏の音さえもリアルに思い出せることに驚くはずです。

さらには、旅行中は注意しながら街を見て移動していることもあって、街の様子も意外に目に焼き付いているものです。
そのため、一瞬だけかつて旅をした街の風景がテレビで流れたとしても、その街だと分かり、懐かしくなるということも、度々起こります。
特にBS各局の海外旅行番組は様々な国を紹介しているだけあって、かつての旅行を思い出す機会も多くなり、次の旅行へのモチベーションを高めてくれるので管理人も好きです。


一方で、これがツアーの場合、ガイドさんの後をついていくだけですから、バスなどを降りてからの有名な場所はくっきり思い出されるものの、どうしても街自体が断片的にしか記憶されません。

ここが管理人としては少しもったいなく感じてしまう部分となります。



そして、もちろん旅行金額的にも安くできる(可能性が大きい)というのも忘れてはいけない魅力です。

インターネット予約が盛んになる以前は、ホテルなども一括で大量に予約手続きを行うことができる国内大手旅行会社が有利でしたが、今はそうとは言い切れません。

というのも、海外のホテル予約サイトは、日本国内だけというような1カ国ではなく、様々な国の旅行者からの大量の予約受付業務を行うことで、国内大手旅行会社よりも優位な宿泊価格を提示できるようになっているものも存在しています。

また、管理人自身も貯めている航空会社のマイルを貯めて、それを特典航空券に交換することで、本来は旅行価格が跳ね上がるハイシーズンと呼ばれる混み合う時期さえも、安価な旅行が十分可能になります。

さらに、ツアーを利用しないことは割高に感じがちなオプショナルツアー代金も支払わないことを意味します。
ある程度の旅行会社が引き受けるリスクに対する費用という面を差し引いても、管理人の経験では、通常必要な金額の3~20倍程度の参加費用がオプショナルツアーでは請求されるため、どうしても高いと思ってしまいます。

もちろん、個人旅行ではそれらの手配も自分自身で行う必要はありますが、今はインターネットでもかなりの部分で手続きや予約、問合せができるようになっているため、国際電話での意思の疎通を強いられていた時の難しさと比べると楽になりました。

さらには、有名な国や場所であれば、少し検索してみると、簡単に旅行記を見つけることができます。
これらはしっかり活用して参考とすべきでしょう。



こういった良い面もある一方で、個人旅行にはリスクがあるのも事実。
ある程度の語学力はもちろん、事前の調査力、さらには、現地で万が一トラブルが生じたときの問題解決能力など、そういったものが多少なりとも必要とされるのは間違いありません。

それでも、自分自身で作り出し、自分自身で歩き尽くして、そして満喫する個人旅行でしか味わえない感動が存在するのも事実だと考えます。
だからこそ、管理人自身、個人での旅行に魅了されていますし、多くの方にも、同じような感動を体験して欲しいと考えています。
(そういった理由もあって少しずつですが、微力ながらもマイルや海外旅行手配についても記事にしています)

来年、あるいは再来年の夏の個人旅行を目指して、少しずつ今から準備をするというのも意外とおすすめですよ。


管理人作成の個人旅行関連の記事: 
その1 JAL国際線特典航空券大活用編

その2 国と国の間を飛行機で移動する3つの理由

その3 easyJetでチケット購入しよう!前編

その4 easyJetでチケット購入しよう!中編

その5 easyJetでチケット購入しよう!後編

管理人作成のマイル/特典航空券関連の記事:
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