2011年9月21日水曜日

おなかトップPCで寝ながら読書?ごろねスコープDXは読書好きの最後の手段となるか?

管理人は、以前から記事にしているように、読書の大半は電子書籍化を行った後に、液晶ディスプレイやタブレットPCの画面上で楽しむようにしています。


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電子書籍化を行うことで、かなりの面で効率化が可能になり、読書が楽になるのは確かなのですが、それでも、かなり疲労している時は横になりながら読書できたら快適なのにと思うのも事実です。

ただ、タブレットPCなどで実現を考えた時、タブレットPC自体の重さや大きさ自体がネックになり、実現が難しいのが正直な部分です。
また、それでもなんとか実現しようとしても、長時間無理な姿勢を取ることなどにもつながり、身体への悪影響は避けられません。

そんなこともあって、管理人が利用しているのがこれ。ごろねスコープDX です。

元々は、入院患者さんなど、ベッドの上から身体を自由に動かせない方向けに開発されたアイディアグッズの一種です。

どんな機能があるのかというと、取り付けられたプリズムの効果で、着用すると丁度足のつま先のあたりの視野が得られるようになります。
つまり、横になった状態でこのごろねスコープDXを着用すると、お腹のあたりに置いた書籍を読めるということに。

ただ、実際に利用してみると分かるのですが、このごろねスコープDXを使って書籍を読むのは難しいものになります。

というのも、書籍に書かれている文字の大きさが小さいため、胸のあたりに書籍を置きながら読む形になり、これはあまり快適な姿勢とは言えません。

さらに、ページめくりの時も服との摩擦で、とても快適なページめくりができるものではないのも大きなマイナスポイントと言えるでしょう。

管理人自身は、購入したものの使いにくいという印象を強く感じていました。


それが大きく改善されたのが、管理人が電子書籍自炊を行うようになってから。
なぜなら、モバイル用途の小型ノートPCなどに電子書籍データを入れて、それをごろねスコープDXで閲覧すると、かなり快適な読書が可能になったためです。

文字の大きさもディスプレイ上では書籍オリジナルの文字の大きさよりも電子書籍化した書籍の方が大きくなることも多いため、問題になりません。
また、気になるページ送りも、マウスの操作で簡単に可能になるなど、弱点がすっきり解決されました。

さて、横になって疲労を回復しながら読書を楽しめるごろねスコープDXですが、気を付けなくてはならないことが何点かあります。それをまとめてみたいと思います。


その1、なるべく軽いノートPCを利用する
長時間の読書になると気になってくるのが、ノートPC自体の重さです。
管理人の場合、最大で800gまでの重さが快適に読書を続けられるという意味での重さの制限になります。

もちろん、これよりも軽いのなら、より快適になるわけで、ノートPCの重量には注意するべきです。

ちなみに、iPadは700g程の重量ですから、おなかトップPCとしてもなかなか優秀なことがわかりますね。


その2、バッテリー利用ではなく、ACアダプターを利用する
ノートPCの重量にも関係するのですが、バッテリーが取り外し可能なノートPCでは、バッテリーを取り外してACアダプターを利用して読書することも、ノートPCの軽さを追求する上では有効です。


その3、ノートPCを直接置いて利用しない
モバイルを目的としたノートPCの場合、排熱とコンパクトさの関係で、ノートPC自体が熱を持つことがあります。そういった状態で、長時間お腹の上にノートPCを置いておくと、低温やけどの危険があります。衣服がノートPCと身体の間にあるとしても、危険性は残ります。

そのため、管理人の場合、ノートPCの熱での故障対策も含めて、ノートPCスタンドを利用しています。 おなかトップPC用途では、クーラー機能や角度調整機能などは無くても構わないので、安価なものがおすすめです。


その4、不要な光源を無くすようにする
昼間などにごろねスコープDX利用時に気になるのが、ごろねスコープDXのフレーム外から目に入って来る光です。これを放置しておくと、目の疲れの原因になるため、おすすめできません。

特に、つま先方向にある窓などから目に入って来る光には要注意です。

逆に、照明などで光源のコントロールが容易な夜間などは、それほど問題になることはないはずです。


その5、購入したごろねスコープDXに異常がないか注意する
管理人の友人が購入したごろねスコープDXでは、よく見てみるとプリズムがずれて接着されているなど、異常が見られる個体があり、交換対応をしてもらうということがありました。

一見、何ともないように思えても、製造時の誤差などで快適に使えない個体を購入してしまう可能性があります。どうしてもおかしいと感じる場合は、購入先に問合せてみると、良品との交換に応じてもらえることもあるはずです。



以上が、管理人がごろねスコープDXを使う上で気をつけたいと考えていることです。

今回のごろねスコープDXに限らず、電子書籍化は意外にも様々な形で、読書の形を変えていくのが管理人自身、面白いと感じています。

そういったことから、これからも、書籍を購入した後はとりあえず電子書籍自炊を行なって、それから読み始めるというスタイルが続きそうです。


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