2011年9月24日土曜日

円高時代のPC更新は買い替えが有利?次の3年のメインPCを考える


管理人がメインで使っているノートPCは、HITACHIさんのFLORA 210W RF2というノートPCで、もう3年ほどの利用になります。

12.1インチの液晶ディスプレイと実質6時間使えるバッテリー寿命、さらにはバッテリーを含めても1キロほどの重さとのバランスが管理人の好みだったこともあり、メモリーの最大容量までの追加も経て、ここ数年は特に問題なく、満足に感じながら愛用してきました。

(この他にもNECさんのCore 2 Duo搭載で15.4インチ液晶採用のノートPC、LL750/LGやCore 2 Duo搭載デスクトップ機を所有しているのですが、メーカーさんの設計思想の影響なのか大変使いにくいため、それほど起動させることがない予備PCのような扱いになっています。)

とはいえ、このFLORA 210W RF2、メーカーのHITACHIさんによる3年間保証も終了して、さらには、CPUの処理能力もシングルコアのCore soloだけあって、処理能力は今ひとつといったところ。

実際、通常のWEB閲覧やテキスト入力などの作業では問題はないのですが、アプリケーションによっては、動作自体が非常にのんびりしたものになりつつあるのは最近目立ち始めた欠点です。

とはいえ、メモリーを増強済みのメーカー製ノートPCに残された強化ポイントといえばハードディスクをSSDに変えるくらいです。

もちろん、CPUをソフトウェアなどで強制的にオーバークロックしてしまうというのも選択肢としては存在するのですが故障リスクが怖いため、あまり気が進まないというのが正直なところです。

さて、今現在SSDを購入するならどの製品が良いのかを調べてみようと思ったときに、不幸(?)にも気づいてしまったのが、PC価格の安さ

3万円ほどの予算で、当然のようにマルチコアデスクトップPCが購入できるのはもちろん、ノートPCや液晶ディスプレイと一体になった一体型デスクトップPCも5万円ほどの予算を用意するだけでかなりの機種が候補に入ってくる状況です。


それにしても、円高の影響なのか、国内のPCメーカーさんよりも海外のPCメーカーさんの安さが目立ちます。
例を挙げると、HPさん、レノボさん、Acerさんなど、直販にも力をいれているメーカーさんが多いですね。

これほどのお買い得価格になると、長期保証への加入の難しさなどを割り引いても、1~2年ほど使えたならいいというくらいの気持ちで、思い切って購入してしまうというのも十分選択肢として考えられるものになります。

さらに性能面では、少なくとも管理人が今愛用しているHITACHIさんのFLORA 210W RF2にさらにお金を使って、SSDなどで強化するよりも、快適なのは簡単に予想できることです。

さらに、SSDを導入する場合でも、CPUやグラフィックボードの性能が高いPCを強化のためのベース機種にした場合のほうが、得られる快適さは大きいでしょう。

管理人としては、ハードディスクやSSD、メモリーなどのPCパーツでも円高の影響なのか、かなりの低価格化が進んでいることを歓迎していましたが、それがこれほどのPC自体の低価格化を招くとは想像していなかったというのが正直な部分でした。


さて、今後、PCからタブレットへの緩やかな地殻変動がよりダイナミックなものへと変わっていくでしょう。
その結果、確かな性能を持つメインPC1台と複数台のタブレットを所有して、多くの用途にはタブレットで対応するという付き合い方が一般的になると管理人は考えています。

そういうことを考えた時、PCを3年ほどは継続利用する管理人にとって、次に購入するPCが性能自体をメインの購入要素にして選択するという意味では、最後の購入機会になるように思えてなりません。

具体的どういう事かというと、2015年頃にはどのPCを購入しても十分すぎる性能は確保されていて、良い意味でどのPCを購入しても同じ、というような市場状況も現実的にありえると考えているということです。

管理人はというと、今のところトリプルディスプレイでの利用を目的に、27インチiMacが最有力候補ですが、WindowsPCも含めて、きちんと今後3年のメインPCを考えていきます。


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