2011年9月30日金曜日

手間を感じたとしても3箇所バックアップを管理人が確実に継続する理由

BUFFALO ミラーリング機能搭載 USB3.0用 外付けハードディスク4TB HD-WL4TU3/R1

管理人が管理するデータの中でもっとも重要度が高く失うことが許されないデータがあります。
それは管理人の家族を撮影した写真データです。

この他のデータは、極論すると、時間をかけたりお金を出すことでなんとか復旧することができるものが大半ですが、家族の写真などのプライベートなデータを完全に失った場合、それを復旧することはほぼ不可能となります。

そんな事情もあって、データのバックアップには比較的注意しているのですが、その中で大事に実行しているテクニックがあります。

それが3箇所バックアップです。

どういうことかというと、データを保存するハードディスクを物理的に3個用意するというもの。

メインに利用するものをメイン1、バックアップにのみ利用するものをそれぞれ、バックアップA、バックアップBとして、手順を説明してみると

1、普段はメイン1のみを利用して、バックアップ作業以外ではバックアップ用のハードディスクにアクセスを行わないようにします。

2、バックアップ時は、メイン1とバックアップAのみを接続した後、データのコピーを行い、 メイン1とバックアップAのデータを全く同じ状態にします。

3、その後は、メイン1のみを利用します。

4、再度、バックアップを行う際は、 メイン1とバックアップBのみを接続し、バックアップを実行します。
この時、 前回にバックアップを実行したバックアップAは接続自体も行わず、バックアップデータは前回の古いままの状態を維持します。

この時点で、
最新データはメイン1とバックアップB
一つ前のバックアップデータがバックアップA
のそれぞれのハードディスクに存在していることになります。

その後のバックアップでは、バックアップA、バックアップBの古いバックアップが保存されているものに新しいバックアップデータを書きこむことを繰り返します。


つまり、常に、最新データは2箇所のハードディスクに存在していながら、バックアップを取る前のデータも1箇所、別のハードディスクに同時に存在しているということに。

一見、ハードディスクのクラッシュなどへの対抗策としては、バックアップとしては2つのハードディスクに最新データが存在しているのなら問題ないと感じるかも知れません。

実際、一般的に推奨されているバックアップ方法が、手動、自動問わず、データを2重で保存するバックアップの手法です。


しかし、管理人があえて古いデータも残しておくには理由があります。

それは、ユーザーのミスによるデータ喪失を回避するため

極端な話、メインのハードディスクとバックアップ先のハードディスクの両方を誤って同時にフォーマットしてしまうことも、PCを扱う上では可能性として存在することです。

そして、さらに運の悪いことに、人間誰しも、疲れていたり、酔っていたりする時に、自分自身では大丈夫だと思っていても、あっさり致命的なミスをしてしまうことも。
これは可能性として完全に除外はできません。

しかし、3箇所にバックアップデータを分散することで、ハードディスクのクラッシュに対してだけではなく、操作ミスによるデータの喪失に対してもある程度の高い耐性が保てます。

このことからも、3つのハードディスクを使うことで、バックアップ作業時に1つのハードディスクを物理的に接続しなくても済むというのも、操作ミスへの対策として大切なことと考えています。


最近はハードディスク自体の価格が低下していることもあり、バックアップ作業自体も一括して容易に行えるものになってきました。

また、MacにおけるTime Machineなど、バックアップに対するソフトウェア面でのサポートも十分充実してきています。

そういった意味でも、大切なデータを失う前にできるだけ強固なバックアップ環境を作り上げることは、想像以上に優先順位が高いものでありながら、実際に行なってみると意外なまでに容易なものだと管理人自身考えています。


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