2014年8月7日木曜日
ヒルトンモリノスタッキー・ベニスの無料水上シャトルバスは便利に利用可能なサービスなのか
管理人宅が2014年のベネチア滞在で選択したホテルは、ヒルトン・モリノ・スタッキー・ベニスだったのですが、このホテルは、ベネチア本島とは運河で隔てられたジュデッカ島という島に立地しているため、基本的にホテルから出掛ける時には、船を利用する必要があります。
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では、その度に水上バスや水上タクシーの利用料金が必須になるのかというと、そんなことはなく、宿泊客向けに無料の水上シャトルバスが運行されているため、無料でベネチア本島とホテルとの行き来が可能になっています。
実際、管理人宅でも、2晩の宿泊で2往復、この水上シャトルバスを利用したのですが、特に問題なくベネチアでの滞在を楽しむことができました。
ただし、この水上シャトルバスの利用を前提にヒルトン・モリノ・スタッキー・ベニスでの滞在を考えた時、何点か注意しなくてはいけないと感じる部分が存在するのも事実です。
その注意点とは、
1、サンタルチア駅から無料水上シャトルバスは直接利用できない
2、曜日や時間帯によって運行頻度が異なる
3、運行頻度が低い時間帯には定員の制限で乗れないリスクがある
というものです。
まず、1つめの、鉄道が到着することになるベネチア本島の駅、サンタルチア駅からは直接無料の水上シャトルバスを利用できないということは、意外に忘れがちなことかもしれません。
というのも、この水上シャトルバスは、ザッテレとサンマルコ広場の2つの水上バス乗り場とホテル間を運行しているもので、サンタルチア駅前の水上バス乗り場から運行されているものではないからです。
また、ザッテレとサンマルコ広場の水上バス乗り場のどちらも、サンタルチア駅から直線距離でそれぞれ約1,300mから1,600mほど離れているという事情もあるため、ベネチア到着直後からの利用はあまり現実的ではないでしょう。
そのため、ベネチア到着時は、ホテルのホームページでも案内されているように、ローマ広場(Piazzale Roma)またはサンタルチア駅前(Ferrovia)の水上バス乗り場から2番線か4.1番線のACTVさんが運行する水上バスに乗って、ホテル近くのパランカ(Palanca)という水上バス乗り場で降りるというケースが多いはずです。
参考リンク:
ヒルトン・モリノ・スタッキー・ベニスのアクセス
(ヒルトンさんより)
2つめの、曜日や時間帯によって運行頻度が異なることも、ベネチア本島を観光する上での自由度に大きな影響を与えるポイントといえるはずです。
というのも、朝8時から深夜0時55分まで運行しているという基本的な部分は変わらないものの、月曜日から金曜日までの平日、土曜日、日曜日で3パターンのダイヤが設定されていて、平日、日曜日、土曜日の順に運行頻度が多くなっているからです。
時刻表の概要を見てみると、
○平日
・ホテル発サンマルコ広場行き(ザッテレ経由)
毎時00分と40分出発
・サンマルコ広場発ホテル行き(ザッテレ経由)
毎時20分出発
・夕方以降のピーク時間帯には増便
・ 13時35分から14時00分までと20時50分から21時40分までは運休
○土曜日
・ホテル発サンマルコ広場行き(ザッテレ経由)
毎時00分と20分と40分出発
・サンマルコ広場発ホテル行き(ザッテレ経由)
毎時20分と40分出発
・ 13時35分から14時00分までと20時50分から21時40分までは運休
○日曜日
・ホテル発サンマルコ広場行き(ザッテレ経由)
毎時00分と20分と40分出発
・サンマルコ広場発ホテル行き(ザッテレ経由)
毎時20分と40分出発
・お昼過ぎの時間帯には往復共に減便あり
・ 13時35分から14時00分までと20時50分から21時40分までは運休
といった形になっています。
参考リンク:
無料の水上シャトルバスの時刻表ダウンロードページ(英語)
(ヒルトンさんより)
そのため、頻繁にベネチア本島とホテルを往復する計画を立てている方は、土曜日の宿泊がよりストレスを感じずに水上シャトルバスを利用できるため、おすすめといえるかもしれませんね。
最後に、3つめの、運行頻度が低い時間帯には定員の制限で乗れないリスクがあるということも、想定外のトラブルで困ることを避けるためにも注意しなくてはいけないポイントのはずです。
というのも、13時35分から14時00分までと20時50分から21時40分までの合計2回の運休の後には、通常よりも多くの乗船希望者が水上シャトルバスを待つことになるという事情があります。
その一方で、水上シャトルバスには、上の写真でも見られるように、最大で39人の定員が設定されていますから、運休を終え、運行開始直後の便では定員オーバーになり、すべての乗船希望者が水上シャトルバスを利用できないというケースも存在します。
実際、管理人宅も14時30分発のザッテレからホテルへ向かう便には定員オーバーで乗ることができず、15分後の14時45分発の便でホテルに向かう必要がありました。
そのため、混みあうことが予想される時間帯の水上シャトルバスを利用したい場合、少し早めに水上シャトルバス乗り場で待つというのも大切だと考えています。
とはいえ、管理人がホテルの部屋から景色を眺めながら確認した限りでは、混雑が見られるのは14時ごろの運休後の便だけで、夜間の運休後には定員オーバーになるまでの混雑は見られなかったのも事実です。
この辺りは、比較的治安が良いとされるベネチアでも、夜間に出歩く宿泊客の人数自体が少なく、それが混雑の度合いに影響しているのかもしれませんね。
ちなみに、水上シャトルバスの乗り場はというと、ACTVさんの水上バス乗り場とは異なる乗り場が利用されているのですが、青い柱で固定された浮き桟橋が意外に目立つため、ザッテレでもサンマルコ広場でも、見つけにくいと感じることはありませんでした。
また、乗り場の入り口には、ヒルトンさんのロゴも記載された時刻表が設置されているので、正しい水上シャトルバス乗り場なのか不安を感じるときには、この時刻表で確認してみるのもおすすめです。
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