コツコツとJALさんのマイルを貯めることで、主に夏の繁忙期の特典航空券に交換している管理人宅ですが、最近特典航空券の予約について感じていることがあります。
それは、初めてJALさんのマイルを利用してヨーロッパ行き特典航空券を予約する場合、とりあえずパリを含めることがおすすめということです。
というのも、パリを目的地とした特典航空券を予約することで、
１、予約難易度が下がる
２、ヨーロッパ周遊が簡単になる
という２つのメリットが生まれるからです。
それぞれ見ていくことにしましょう。
まず、１つめの、予約難易度については、JALさんのマイルで予約可能な路線数自体が多いことが理由と言えます。
というのも、2014年8月現在、
東京からパリへ向かうフライトで特典航空券として利用可能なものは
・JL045
羽田発10:35 シャルルドゴール着16:10
・JL415
成田発14:35 シャルルドゴール着20:10
・JL5057
羽田発22:15 シャルルドゴール着04:00 (翌日)
の合計3便。
同様に、パリから東京へ向かうフライトで特典航空券として利用可能なものは、
・JL046
シャルルドゴール発21:00 羽田着15:55 (翌日)
・JL416
シャルルドゴール発22:20 成田着16:55 (翌日)
・JL5058
シャルルドゴール発23:25 羽田着18:20 (翌日)
の合計3便となっていて、往復でみてみると、3往復6便という結果です。
一方、ヨーロッパを目的地とする他のフライトを見てみると、
ロンドンの場合は、
・JL043
羽田発11:20 ヒースロー着15:50
・JL044
ヒースロー発19:15 羽田着15:00 (翌日)
の合計1往復2便。
フランクフルトの場合は、
・JL407
成田発11:35 フランクフルト着16:40
・JL408
フランクフルト発19:20 成田着13:40 (翌日)
の合計1往復2便。
ヘルシンキの場合は、
・JL413
成田発10:30 ヘルシンキ着14:55
・JL414
ヘルシンキ発17:25 成田着09:00 (翌日)
の合計1往復2便というような状況です。
つまり、他のヨーロッパの目的地に比べ、JALさんの特典航空券として発券できる便数がパリの場合、3倍多いということです。
そのため、予約を行うときにも空席がなく、予約が完了できないというリスクも少ないと言えます。
管理人注：
JALさんの提供する国際線の時刻表にはこれらのフライト以外にも記載があります。
しかし、それらは他の航空会社さんとのコードシェア便のため、JALさんの特典航空券としての利用はできません。
ただし、それらのコードシェア便は、提携社特典航空券などとしては利用可能ですが、その際はJALさんの特典航空券とは異なり、日本国内の国内線を無料で利用できないなどのデメリットも存在します。
また、JL5057やJL5058といったエールフランスさんが運航するコードシェア便に関しては、例外的にJALさんの特典航空券として予約可能なフライトに設定されているという事情があります。
参考リンク：
JAL国際線特典航空券
JMB提携航空会社特典航空券
国際線時刻表一覧
JAL国際線 特典航空券でご利用いただけるJALコードシェア便
（JALさんより）
次に２つめの、ヨーロッパ周遊が簡単になるということも、想像以上に重要なポイントです。
というのも、パリのあるフランスは、鉄道などの陸路でたどりつける国が
・ベルギー
・ドイツ
・スイス
・イタリア
・スペイン
・イギリス（ドーバー海峡トンネルを利用）
という状況になっていて、高速鉄道などを積極的に利用した旅行がとても簡単に楽しめます。
また、そうした地理的なメリットを持つこともあってか、格安航空会社（LCC）さんも数多くの路線をパリにあるオルリー空港やシャルル・ド・ゴール空港に乗り入れているため、旅程の選択肢が広くなるのは間違いありません。
実際、日本とパリをそのまま往復するのではなく、パリとフランクフルトのように一筆書きでの旅程を好む管理人も、特典航空券を予約する際には、少なくとも往復のどちらか片方には必ずパリを選択しているのですが、周遊時のアクセスの良さには毎回満足していますから。
こうした２つのことを考えると、初めてのJALさんのヨーロッパ国際線特典航空券を予約するという方は、とりあえず予約が取りやすいパリ行きの特典航空券予約がおすすめだと管理人は考えています。
追記：続きの記事を書きました
イギリス行き特典航空券の予約では他の目的地から帰国することもおすすめだと考える理由
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