2014年8月9日土曜日
ヒルトン・モリノ・スタッキー・ベニスへサンタルチア駅から徒歩と無料の水上シャトルバスだけで向かうことは現実的なのか?
管理人宅にとって、2014年のベネチア滞在が初めての宿泊になったヒルトン・モリノ・スタッキー・ベニスですが、とても満足度が高いホテルだったこともあり、来年以降のベネチア滞在でも最も有力な宿泊先として選択したいと考えているほどです。
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ただし、このホテルは、ベネチア本島とは運河で隔てられたジュデッカ島という島にあるホテルですから、ホテルから出掛ける時には、水上タクシーや水上バス、ホテルが運航する無料の水上シャトルバスを利用する必要があるという特徴が存在します。
さらに、無料の水上シャトルバスも、ベネチアを訪れる旅行者が一般的に降り立つ鉄道駅のサンタルチア駅やローマ広場から運行されているわけではなく、ホテルの対岸に位置するザッテレとベネチアの主要な観光名所の1つのサンマルコ広場近くの乗り場から運行されているという事情があります。
そのため、ホテルを最初に訪れる時には、無料の水上シャトルバスではなく、ACTVさんの水上バスや水上タクシーの利用をホテルのホームページでもおすすめしているほどです。
ちなみに、管理人宅のベネチア滞在では、ACTVさんの水上バスを利用することでしか到達できない、サン・ジョルジョ・マッジョーレ島にある教会の鐘楼からの景色を楽しむことが定番となっているため、水上バスの時間単位のチケットを購入しています。
参考リンク:
サン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂
(Wikipediaさんより)
その一方で、船酔いなどが原因で船が苦手など、何らかの事情でベネチア観光の中で水上バスを積極的に利用する予定はないという方の場合、ACTV社さんの水上バス用チケットが割高に感じることもあるかもしれません。
では、そういった事情のある方でも、ホテルを最初に訪れる時には、必ず水上バスや水上タクシーを利用しなくてはいけないかというと、そんなことはありません。
というのも、基本的に、サンタルチア駅やローマ広場から最寄りの無料水上シャトル乗り場となるザッテレまでは、直線距離でおよそ1,300mほどの距離があり、さらに数多くの橋を越える必要があるものの、徒歩だけで到達することが可能だからです。
実際に管理人宅でもホテルからザッテレまでの無料の水上シャトルバスと徒歩だけで、フラーリ教会というベネチアでも様々な絵画が保存されていることでも有名な教会を見学しつつ、ローマ広場近くにある大型スーパーのCoop Venezia Piazzale Romaさんに向かったのですが、特に問題なく到着することができましたから。
参考リンク:
サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂
(Wikipediaさんより)
Coop Venezia Piazzale Roma
(Coopさんより)
ちなみに、気になる所要時間は徒歩部分が20分と無料の水上シャトルバス乗船部分が5分ほど。
さらに徒歩部分も管理人と管理人の家族で、ベネチアの街並みの景色を、時々写真撮影を行いながらの移動ですから、退屈に感じることのない、楽しい時間でした。
そういった意味では、歩くことだけに集中した場合や脚力に自信のある方の場合、もう少し短時間で到着することも可能かもしれません。
ただし、徒歩と無料の水上シャトルバスのみを利用して、サンタルチア駅やローマ広場からヒルトン・モリノ・スタッキー・ベニスへ向かう場合、注意点が存在するのも事実です。
その注意点とは、
1、荷物のサイズや重さに注意する
2、天気の変化リスクをしっかり考える
という2つ。
まず、1つめの、荷物についての注意点は、ベネチアが多くの橋によって、結び付けられているという特徴を持っている都市である以上、無視することができないポイントと言えます。
というのも、ベネチアに存在する橋の多くは、橋の下をゴンドラを始めとした小型の船が通過できるように、階段などの段差によってある程度の高さが設定されているため、あまりに重く大きなスーツケースや荷物などを持った状態でいくつもの橋を渡ることは想像以上に大変だと考えるからです。
実際、サンタルチア駅やローマ広場から、最寄りの無料の水上シャトルバス乗り場があるザッテレまで、渡らなくてはいけない橋の数が最も少ないルートを選択したとしても、10本以上の大小様々な橋を渡る必要があるはずですから、10回以上もスーツケースの上げ下ろしを頑張る必要があります。
また、2つめの、天気の変化に関する注意点も、忘れてはいけないポイントと言えるはずです。
というのも、サンタルチア駅やローマ広場からザッテレまで徒歩で歩く場合、ベネチアの石畳の上を歩くことになるのですが、屋根のあるアーケードなどは一般的ではなく、くぼみなども多いため、雨などの時には多くの水たまりが発生することになります。
つまり、運悪く雨が降ってしまった場合、足元の状態も悪く、さらに雨も降っている状況下で数十分間歩く必要があるということに。
そのため、徒歩での移動を計画している場合でも、事前にベネチアの天気予報はチェックし、雨のリスクがある場合は徒歩での移動は諦め、水上バスを選択するべきだと管理人は考えています。
参考リンク:
ベネチアの天気
(Weather Undergroundさんより)
確かに、ある程度の注意が必要な徒歩と無料の水上シャトルバスを利用してのヒルトン・モリノ・スタッキー・ベニスまでの移動ですが、全く現実的ではない選択肢とは言い切れないのも事実です。
実際、橋の階段の段差をものともせず、大きなスーツケースを持ち運びながら、ベネチア本島を歩いている旅行者の方の姿は意外に多く見かけますから。
そういった意味では、リスクをきちんと管理しつつ、ベネチアの街並みを楽しみながら、のんびりと歩くというのも、自動車やバイクの喧騒から解放されているベネチアの歩き方の1つなのかもしれませんね。
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