2012年3月4日日曜日
貴重なトラブル回避のための露払い担当としての予備PCとその役割
今現在、常に2~3台ほどのPCを稼働可能状態で手元に置くようにしている管理人ですが、基本的にメインで利用するPCには、新たにソフトウェアを追加するということはほとんど行いません。
というのも、安定した動作と、快適な処理速度に影響が起こることはできるだけ避けたいということもあり、余程の必要性がない限り、レジストリやインストール履歴を含め、現状のメインPC環境に大きな変更を加えないというのが原則になっています。
また、オンライン上で無償配布されているソフトウェアをインストールする場合、万が一にも悪意あるプログラムが含まれるソフトウェアや、ソフトウェア発行元自体には問題がなくとも、その流通経路の段階で悪意のある改変が含まれるといったケースが全くないと言えるほど、今のインターネット環境は安全なものではありません。
それをメインPCにインストールした上で、インターネット上での銀行取引などをセキュリティーに気を使う処理を行うことは避けたいというのが本心と言えます。
では、新たなソフトウェアなどを試す場合にはどのような対策を採用しているかというと、その対策としては、メインのPCの座を失った予備PCを利用することがほとんどです。
その予備PCも、かつてのメインPCだけあって、処理速度や機能もそれなりにつかえるものだったりと、試験用途には十分。
また、長時間時間の要する処理などは、設定だけを完了して、後の処理は就寝時間中に行うなど、管理人の手を離れた状態で行うということも十分選択肢としては選ぶことが可能となっています。
さらに、この予備PCには管理人宅での忘れてはいけない重要役割があります。
それは、設定用のソフトウェアのインストールとそれを使った設定作業の実施です。
それほど多く見かけるわけではないのですが、 ネットワーク関連の機器の中には、ブラウザ上での設定だけでは詳細な変更は不可能となり、専用のソフトウェアのインストールが必要になる機器も存在しています。
そういったケースでは、普段利用するメインPCに設定用ソフトウェアをインストール必要はなく、別のPCにインストール後、設定完了さえできたのなら、メインPCでも問題なく利用が可能となり、メインPCのレジストリなどを変更する必要はありません。
こういったPC運用の工夫は、メインPCのレジストリをシンプルで綺麗なものに保つ上でも重要だと管理人は考えています。
もちろん、どうしてもメインPC上に変更を加えなくてはならない事情がある際には、その変更を実行しますが、そういったことが安心して実行できるのも、管理人自身、定期的にメインPCは毎月1度、他のPCは大きな変更を行った際に、OS含めたバックアップを作成しているためです。
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PCは製品出荷時にはまったく個性が存在しないはずのものながら、ユーザーが異なるとまったく違った人生を歩むことなり、それが故障やトラブル時に大きな影響を与えることは避けようのないことです。
そういった意味では、一番トラブルを避けたいメインPCを、できるだけシンプルに保つための露払い担当としての予備PCの再活用はおすすめですよ。
特に普段、使わなくなったPCを仕舞い込むことが多い方なら費用対効果的にもかなりお得になるのは確かですから。
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