スタンプカードが好きなんですっ！: 電子書籍自炊で容赦無く書籍を裁断する管理人が写真用紙は可能な限りカットしない理由

2012年3月3日土曜日

電子書籍自炊で容赦無く書籍を裁断する管理人が写真用紙は可能な限りカットしない理由

つい最近のことですが、写真用プリンターで利用する写真用紙をA3ノビやA3サイズを中心に購入してきました。

管理人の場合、光沢感が強調された用紙よりも、絹目調などある程度抑えられた光沢感が好きなこともあって、クリスピアなどの高グレードの用紙よりも多少価格の抑えられた写真用紙絹目調を購入するケースが大半です。

今回もエプソンさんのクリスピアやキヤノンさんのプラチナグレードなど光沢に強い用紙も購入しましたが、それ以上に絹目調用紙の割合が多いお買い物となりました。

ただ、こうした用紙をまとめて購入する時に管理人が気をつけるようにしているのが、同じ種類の用紙で小さいサイズも同時に購入するということ。

具体的には、A3ノビのクリスピアを購入したのであれば、合わせてA4サイズや２Lサイズのクリスピアも購入するということです。

では、小さいサイズの用紙も合わせて購入するのかというと、やはり、プリントを試行錯誤するときには、実際にプリントしたもので確かめることが必要な場面もあり、その際に小さいサイズの用紙には様々なメリットが存在しているからです。

実際、縮小したものを全体にプリントする場合でも、実際にプリントするサイズで一部分を切り出してプリントする場合でも、小さいサイズの用紙が利用可能なことで、用紙やインクのコスト面でのメリットはもちろん、プリントに必要になる時間自体も少なくて済むため、意外に幅広い効果が見込めます。

ここで、一つ疑問を感じる方もいらっしゃるかもしれません。

というのも、大きいサイズの用紙を購入して、それを裁断機などでカットしたほうが、使わないかもしれない用紙を所有しなくてはならないなどの用紙の無駄が少なくなるのではないかという疑問です。

確かに、A3ノビやA３などの大きなサイズの用紙を購入し、それを必要なサイズに切り出して使うという利用方法も比較的一般的に行われていて、実際、管理人の知人でもそうした使い方をしているユーザーは存在しています。

また、管理人宅にも、書籍を裁断してスキャンすることで、自宅で電子書籍を作成するために購入した裁断機が２台ほど存在していて、それを写真用紙のカットに利用することは可能です。

しかし、基本的に管理人はロール紙を利用するなどのわずかの例外を除いて、写真用紙をカットすることは避けています。

やはり、その理由は、紙をカットする時に生じる紙の粉の問題。

書籍を裁断していると特に分かりやすいのですが、裁断を続けていくと、裁断機に紙の粉が付着してきます。

これは、裁断機の刃が、紙を圧迫しながら押し切って切断する構造上、避けられないことです。

残念ながら、紙の粉の問題は、書籍に使われる用紙とは材質に多少なりとも違いがあるといっても写真用紙でも同様。

管理人としては、この粉が精密機器のプリンター内部に入ることで、長期的に故障の原因となることを避けたいという意図が存在しています。

もちろん、十分に、はけなどで紙の粉をふるい落とすのであれば問題ないと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、管理人の場合、これからインクが塗布される用紙表面には、可能な限り微細な傷も生じさせたくないため、紙の粉の除去はあまり強く行いたくないというのが正直なところ。

そういったことから、用紙のカットに気を使わなくて済むコストとして、あらかじめメーカーさんカットされた用紙を選ぶというのも悪い選択肢ではないと考えるようになりました。

メーカーさんでは、家庭で使われているような手動のものとは比べ物にならないくらい高性能な業務用のカッターを採用しているでしょうから。

こうしてみると、写真を楽しむということは、プリンター本体購入コストとインク購入コストに加え、写真用紙購入コストと、思った以上に多くの費用が必要となる楽しみですが、実際に、大きなサイズにプリントしたお気に入りの写真を見た時の満足感や嬉しさを考えると、なかなかやめられない奥深い楽しみと言えそうです。

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