2012年3月21日水曜日

引越しで放出されたお得な本を求めて3月は古本屋さんに出かけよう


毎年、この時期になると管理人が楽しみにしていることがあります。

それは古本屋さん巡りです。

というのも、毎年3月という時期は、一年の中でも古本屋さんが盛り上がる時期の一つで、思わぬ本に出会える可能性が高いと言えます。

やはり、新年度を前に、引越しや所有物の整理などが行われた結果として、大量の本も古本屋さんに売却されるのが大きい理由でしょう。

とはいえ、古本屋さん自身も、それほど急激な在庫の増加は望んでいないのか、一部の売れ筋以外の本の価格は低下します。

それもあって、管理人が注目しているのが、画集や写真集などの大型本。
これらの商品はサイズ自体も大きいためか、時には品質や内容に比べて、悲しくなるくらいの安価な価格で投げ売りされていることもあります。

それを購入するのもお得度を高める意味では悪くない選択でしょう。

また、好きな画家さんや写真家さんの作品をいつでも手に取ることができる本の形で所有しているというのも、精神的なリフレッシュを意図的に行いたい時に、意外に利用価値が高いと言えます。


ただ、画集や写真集といっても、どんなものを選んで良いのかわかりづらいという意見もあると思います。

本来はご自身の好きなものを選ぶというのが良いのですが、比較的はずれがなく、ほとんどの方におすすめといえるものから、管理人が実際に古本屋さんでよく見かけるものを中心に選んでみたいと思います。


画集の中では、レオナルド・ダ・ヴィンチミケランジェロなど、ルネサンス期を代表する画家さんなどをよく見かけます。
そういった画家さんの画集の中でもおすすめしたいのが、下書きや練習中の作品、メモなども掲載された作品集

どこかで一度は見たことがある有名な完成作品だけではなく、それを作るために天才と呼ばれた人々によって費やされた努力の跡を見るのは、なかなか普段は味わえない感動を与えてくれる良い機会となるはずですから。

参考リンク:
Leonardo Da Vinci: The Complete Paintings and Drawings
レオナルド・ダ・ヴィンチ
ミケランジェロ
Wikipediaさんより)


一方、近代や現代の画家さんの画集は、古本屋さんでなかなか見かけることが少なく、そのあたりは今までに発行された部数自体がまだそれほど多くないことが原因と考えています。

そんな中でも、比較的見かけるのが、現代芸術家の奈良美智さん
一時期、TV等でもよく拝見したので、その影響なのか、作品集も多くの部数が世に出たのかもしれません。
作品自体も、優しい作風で、それほど好みが分かれるそれほど多くはないはず。
見かけた場合は、そのまま購入したとしても満足度は高いと思います。

参考リンク:
奈良美智 全作品集 1984-2010 Yoshitomo Nara: The Complete Works
奈良美智
 (Wikipediaさんより)


また、お子さんと一緒に楽しむ画集としては、いわさきちひろさんの画集なども、手に入れやすさと価格とのバランスからおすすめといえるかもしれません。

参考リンク:
ちひろ いのちの画集
いわさきちひろ
Wikipediaさんより)


写真集では、印象的な瞬間を集めたという意味でも、1936年から2007年まで発行されていたアメリカの雑誌、Lifeの写真集シリーズがおすすめです。

ちなみに、この記事の冒頭の写真は管理人宅にあるLife写真集の一部になります。

シリーズ毎にきっとどこかで見たことのある有名写真がかなりの枚数で集められていて、ページをめくるだけで、よい刺激を得ることができるのでお気に入りの写真集のシリーズです。

参考リンク:
LIFE MICHAEL 1958-2009 ライフ誌特別編集 マイケル・ジャクソン追悼
Life
 (Wikipediaさんより)


また、日本人が好みにある可能性が高いという意味では、イギリス人写真家、マイケル・ケンナさんの写真集もおすすめです。

一時期は、大量に古本屋さんで見かけることがあったのですが、今はその当時と比べて多少少なくなったものの、それでも見かけることが多い写真集の一つです。

まるで水墨画のような幽玄を感じさせる世界を、写真という手法で表現した成果は一度見る価値があると思います。

参考リンク:
マイケル・ケンナ写真集 (アンビエント・フォト)
マイケル・ケンナ
Wikipediaさんより)


古本屋さんで見かけることを前提に選んだ管理人のおすすめはこのような形になりました。
どの作者さんの本も管理人宅の本棚で、なかなか重要な地位を維持している好きな本ばかりです。

管理人の場合、少し精神的な疲労を感じた夜などは、こうした本をパラパラと目的も眺めることにしています。
そうすることで、頭の中が適度にリセットされるため、次の日の朝を快適に始めるためにはぴったりの習慣になりました。

好きな本を手元に置くためにも、お買い得品が古本屋さんに溢れる年度末の3月は、古本屋さん巡りにはおすすめですよ。



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