2012年1月1日日曜日

OSバックアップ時に別のディスクを動作可能のまま保存するということの利点

Acronis True Image Home 2012Plus

管理人が月に一度必ず行うPC関連のメンテナンスの一つにメインで利用しているPCのバックアップがあります。

実際に行うの管理人が利用しているPC2台と管理人の家族が利用するPC1台の計3台。

この他にもPCを所有しているのですが、アプリケーションのインストールやデータが追加されるなど変更が加えられることがあるのは主に使われる3台のみですから、月に一度の継続的なバックアップはこの3台にのみ行なっているのが現状です。

さて、その月に一度のバックアップですが、その際に気をつけているのは、OSデータのバックアップだけを行うのではなく、ディスク全体をバックアップしておき、それを実際に起動可能かどうかまで確認するということです。

どういうことかというと、OSなどのバックアップデータを外付けのUSBハードディスクの一部に保存するのではなく、OS専用のハードディスクとして1台のハードディスクを割り当て、そのハードディスクを今現在利用している起動用のハードディスクと差し替えることで、そのまま起動可能なようにしておくということです。

そして、確認作業として、バックアップを取ったハードディスクに実際に差し替えて起動を行うことで、月に一度のバックアップ作業は完了します。


確かに、この方法は2つの点で非効率的といえるかもしれません。

1つ目は、ハードディスクをそのまま一台専用に割り当ててしまうことで、その他のデータの保存用途には使えなくなります。

これは、OSなどのバックアップをデータとして保存しておく場合と比べると、かなりの部分のデータ量が保存用のデータ置き場として使われないまま死蔵されることになります。


2つ目は、起動まで確認することで、必要となる手間の問題。

幸い管理人が愛用しているPCではそれほど手間を感じるものではありませんが、それでも、バックアップ終了から起動確認までの一手間増えるのは確実です。

ハードディスクの換装作業が大変だったりする場合は、初回のバックアップ時に確認したあとは、毎回行わないという選択も悪くないかもしれません。


その一方で、このようにして起動可能な状態でハードディスクを保存しておくことには大きなメリットがあります。

やはり、トラブル時にすぐに起動可能なディスクが存在しているということ。

管理人の経験では、トラブルが起きて欲しくない忙しくPCがどうしても必要な時に限ってトラブルは生じがちですから、そういった時にトラブル解消までの時間が削減できるのはかなり大きなメリットでしょう。

そうではない場合、新しく交換用のハードディスクを購入して、その後、バックアップから新たに起動用のハードディスクを復旧。それをPCに組み込んでようやく起動が可能となるわけですから。


さらに付け加えると、予めバックアップを起動可能な状態で作成しておくことで、そのバックアップが本当に有効なバックアップかどうかを確認することができます。

PCという、数多くの製品ごとに販売時の仕様すらが異なるものを、さらに購入したそれぞれユーザーが好きに変更を加えていくわけですから、場合によっては、高性能なOSバックアップソフトウェアを利用していても、バックアップ時のエラーによって、せっかく作成したバックアップが起動不可能だったという可能性も全くゼロということはありません。

そうである以上、実際に起動可能かどうかを確認した上で、バックアップ作成作業を終えることが、一番効果的な対策となるはずです。

少なくとも、トラブル時に作成したはずのバックアップが実は全く無意味なものだった事に気づいて途方に暮れるということはなくなります。


こういったメリットが存在しているため、手間を感じつつも管理人は月に一度のバックアップを継続しています。

最近はようやくハードディスクの価格も以前より落ち着いてきたため、起動用ハードディスク用のバックアップをこの冬休みに作成するというのも良い機会といえるかもしれません。

その際は、管理人も愛用しているAcronis True Imageが無料で利用可能となる WesternDigitalさんやSeagateさん製のハードディスク購入がおすすめです。


管理人作成の関連記事:
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