2012年2月4日土曜日

継続したいと思ったことを続けるために大切にしているたった一つのこと

新年を迎えた1月は管理人にとって、新しく継続することを決定し、続く2月はそれを続けていくための習慣作りを行う期間と言えます。

ここ最近だと、
毎日1.5時間以上運動
毎日4時起床
毎日1記事以上のブログ記事を作成
ということは新年に目標設定し、それから継続を行なってきました。

今では特に辛いと思わず、楽しんでいる習慣としてすでに生活の中に存在しています。


とはいえ、管理人も最初から継続することが辛いと感じないものであったかというと、そうではありません。

実際、特に学生時代などは頑張ろうと思ったことを思ったように進めることや継続することが出来ずに、投げ出したいと思うこともしばしば。

それを投げ出さずに済んだのは、学生ということで、単に周囲の環境が学習への方向性を強烈に示してくれた効果だと思っています。

そのため、学生時代とは逆に強制力にも近い方向性を得ることが難しくなる社会人にとって、何かを新しく始め、それを継続することが難しいのは全く自然だと管理人自身考えています。

その新たに始めようとしていることが、仕事などに不可欠ということでないのであれば、継続の難しさは際立つことに。
文字通り、別にやらなくても死にはしないからです。

そんな時に、管理人が大切にしてきたのはたったひとつのことでした。


過去の失敗をなかったことにしないこと


これだけをしっかり守るようにすることで、継続するということが楽と思えるようになったのも事実です。

では、具体的にはどういうことかというと、例えば、英語学習を考えた場合で見てみましょう。

今年こそ英語を学ぼうと決意し、評判になっている学習本など新たな英語教材を購入しようとするかもしません。
確かに、新しいまっさらな教材は新しく英語学習を再開する上で心機一転頑張ろうと思わせてくれるでしょう。

しかし、忙しさに紛れて次第に本のページを開くことは少なくなり、ついには継続して続けることが出来なかったことが本のページを開くことすら嫌だと感じさせ始めます。

幸い、継続できなかったことへの言い訳は探すまでもなくたくさん存在しています。

仕事が忙しかった
断ることのできないつきあいがあった
アルコールで頭が学習できる状態ではなかった
身体を休めなければ次の日に影響があるほど疲れていた

結果的には、途中で投げ出した英語学習本が自宅に一冊増えただけということに。

これと同じようなことは、ダイエットなどを含めると、分野などは違っても、似たようなことを経験した方は多いのではないでしょうか。


そこで管理人が大切にしていることが活きてきます。

というのも、何かを継続したいと思った時、最初は失敗することを当たり前として、それを無駄にしないということを守るというもの。

具体的には、先ほどの英語学習の場合、新たにまっさらな英語学習本を購入するのではなく、過去に挑戦して継続することに挫折した本を再度掘り起こすことから始めるべきということです。

もちろん、継続に失敗した過去があるわけですから、その本には苦い思い出が染み付いているでしょう。

それでも、とりあえず、以前途中で止めてしまったところまで学習を進めてみます。
その時は、必死に覚えようと思いながら読む必要はありません

気楽に、あえてページを眺めるような感覚のほうが適しているくらいです。

すると、以前の学習から時間が経っていたとしても、意外に「このページ、前に一度見たことがある」と感じるページが多いことに気づくはずです。

そして、以前までに学習したページを過ぎて、初めて見ることになるページを見てみると、まったく見たことがないため、既視感はもちろん、ちょっとした親しみすら感じないことに気がつくはずです。

それが前にすべてのページではないにせよ、その本で学習を行った効果です。

確かに、この効果を無かったことにすることは簡単です。

逆に、一度投げ出した過去の努力から、わずかにしか思えない自分の頑張りを探して、それを拾い集めることは苦痛さえも感じる行動かもしれません。

しかし、なかったことにするという自分にとって楽で、失うものの少ない選択を選んでいる限り、 その大きさに大小はあっても確実に苦痛の伴う継続という行為を続けることは不可能でしょう。

それは管理人自身が実際に体験して、痛感して、思い知らされたことです。


また、過去に投げ出したページから先は、まっさらな初めてのページで、さらに、そこに到達したということは、過去にそこまで到達出来なかった自分よりも進歩しているわけですから、そこは確実に自分を褒めてあげるべきポイントです。

中には、過去の自分を乗り越えたことや、そのことに対して自分を褒めるということはそれほど大層なことではないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、何よりも大切なことは、やろうと決めたことを休まず確実に続けること。

これはどんな優れた学習本やどんなに優れたダイエット法を選ぶことよりも、目的達成に大きな影響を与えることです。

やはり、継続していくということは孤独です。周囲に相談する人や、解決のための知識の集積があったとしても、最終的に継続することを決めて、それを頑張るのは自分。

そういった中で、頼りとなるのは、過去の自分と比べた時の今の自分の成長と、それに対して頑張りを認め、素直に褒めてあげるということです。

これは、継続することを始めようと決意した第一日目も、1年後も、3年後も、5年後も、そして10年後すらも変わりません。


過去の失敗をなかったことにしないこと

これを頭に思い浮かべながら、新しい習慣の継続を始めるには、 2月になり新年の独特のムードがなくなり、通常モードに変わったこの一月はやはり一年で一番最適な始まりの月だと思います。


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