2012年2月24日金曜日

ボーナス一括払いや2回払いをお得に使い続けるために管理人が大切にしている3つのルール

普段からコツコツJALマイルを貯めている関係で、管理人はショッピングの大半をクレジットカードで支払いを行うようにしています。

おつりを気にすることなく、また、JALカードの場合、電子マネーWAONにチャージが可能など、日々の生活になくてはならないツールとなっています。

そんなクレジットカードの持つ決済機能の中でも、特に重要なものに支払い方法の設定があります。

どういうものというと、支払い時にどのような形での支払いを選択するのかを決めるというもの。

具体的には、一般的な翌月1活払い(1回払い)、2回払い、3回払い以上の分割払い、ボーナス一括払い、ボーナス2回払い、リボ払いなどが存在しています。

この中で、管理人が利用する支払い方法はたった3つだけ
1回払い2回払い、稀にボーナス一括払いを選択しています。

これ以外の支払い方法では、商品代金の他に、一定の金利手数料をクレジットカード会社さんに支払う必要が生じるため、利用することはありえません。

逆に、 1回払い、2回払い、ボーナス一括払いの3つの支払いについては、多くのクレジットカード会社で手数料無料でのクレジットカードサービスを提供しています。

特に、2回払いやボーナス一括払いは、ユーザーとしては金利負担が存在しないにもかかわらず、実際に商品代金が引き落とされるタイミングを、2ヶ月から6ヶ月ほど、引き伸ばす効果が存在するのは、 他の支払い方法とは異なる、便利なメリットと言えます。

しかし、便利である一方で、 2回払いやボーナス一括払いを利用する上で気を付けなくてはいけない点が存在するのも事実です。

実際、管理人がクレジットカードで2回払いやボーナス一括払いを選択する際には、予め決めた3つのルールを守るようにしています。

そのルールとは
1、 利用後すぐに引き落とし口座へお金を移動させておく
2、衝動買いなどの無駄になりがちなお買い物には利用しない 
3、カード会社のルール変更に注意する
という3つです。

それぞれ見ていきましょう。

1つめのルールは、一番重要です。というのも、  2回払いやボーナス一括払いも、特にルールを定めなければ、手元のお金が引き落とされるまでに時差が生じることにつながり、実際にお金を支払ったという実感がとても少ないものになります。

これは結果的に、買い物をすることに対して、お金を支払うことで手元の現金が減るという心理的ブレーキが効きにくくなることにつながるため、大変危険です。

それを防ぐために管理人が実行していているのが、 2回払いやボーナス一括払いを利用した際には、できるだけ早く、引き落とし口座に、利用した分と同じだけの金額を入金しておくというもの。
つまり、手元のお金を減らすことで、強制的に、現金で支払いを行ったのと同じ状態にするということです。

これによって、カードの明細を見た時になって、使いすぎていたことに気づくというミスはほぼ確実に防ぐことが可能になるはず。

また、来月以降の給与から支払うという考え方は、基本的に買い物を行うハードルを大幅に下げる結果につながり、それは次第にエスカレートしてしまう可能性が高いため、管理人としては一番避けるべきものだと考えています。

そういったことからも、2回払いやボーナス一括払いを有効に利用する上では一番大切なルールといえるでしょう。



2つめのルールは、衝動買いなど、後で後悔したり、無駄になりがちな種類のお買い物には 2回払いやボーナス一括払いは利用しないというものです。

衝動買いを行う時には、意外なまでに、冷静な判断を失っていることも多いはず。たまには、そういったお買い物も楽しいことは確かなのですが、それをいつも行うというのはやはり避けたいのが正直なところです。

そこで、予め、衝動買いには2回払いやボーナス一括払いを利用しないと決めてしまうだけで、心理的なブレーキ効果は高いものになるはずです。

こうして、衝動買いのような娯楽性の高いお買い物は、今手元にある自由に使えるお金の範囲内で行うようにすることで、堅実な貯蓄ペースの維持にもつながるため、おすすめです。



3つめのルールは、それほど活用する頻度自体は高くはないものの、意外に大切なルールと言えます。

というのも、管理人が、金利手数料が無料ということで、利用している 1回払い、2回払い、ボーナス一括払いの3つの支払い方法についても、金利手数料などの変更が行われる可能性がゼロではなく、そういったカード会社さんからの変更通知を見過ごしてしまうことは、気づかぬうちに金利手数料を支払ってしまうということにつながりかねません。

実際、ポケットカードさんというカード会社さんでは、他社に先駆けて2回払い手数料を必要とする変更を行いました。

参考リンク:
国内でのカードショッピングについて
ポケットカードさんより)


これはユーザーからの金利手数料収益なしに、カード会社さんとして2回払いを継続するということが難しくなったという結果だと管理人は考えています。

今後は、特に年会費無料のクレジットカードを中心に、2回払いでも手数料が必要となる変更が一般的になる可能性もないとは言えないはずです。

また、この金利手数料改悪の流れの1つとして、今現在は金利手数料が不要にもかかわらず、最大半年間も支払いを延長可能なボーナス一括払いについても、同様の結果となるかもしれません。

管理人注
ボーナス一括払いについてカード会社さん販売店さんなど加盟店から徴収する決済手数料制度を変更するなどしてユーザーからの金利手数料無料自体維持するかもしれません
しかし、その場合でも、決済手数料の増加などを販売店さんが嫌いボーナス一括払い利用可能な販売店自体が減少したり、ボーナス一括払い利用可能な期間が短いものになるなどの改悪は生じると考えられます


こういったカード会社さんによる重大な制度変更は度々、利用明細などで広報するものの、油断すると見逃してしまうこともありえます。

とはいえ、金利手数料などの重大な変更もありえると考えながら、利用明細同封のチラシやリーフレットを見るだけでも、その心配は減りますから、クレジットカードを利用するのであれ、普段から少しだけ気をつけておきたいことと言えます。


以上が、 クレジットカードで2回払いやボーナス一括払いを利用する際に気をつけている3つのルールです。

意外に当たり前と感じるかもしれないことも多く、実際に行う場合も、それほど難しいということはないはずです。


クレジットカードは間違いなく便利なツールですが、それをより有効利用するためにも、油断せず、うまく付き合っていきたいと管理人自身考えています。



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