スタンプカードが好きなんですっ！: 1,700マイル以上の損失？クレジットカードでの国民年金保険料納付を２月までに忘れずに申し込もう

2011年11月7日月曜日

1,700マイル以上の損失？クレジットカードでの国民年金保険料納付を２月までに忘れずに申し込もう

17万円分のお買い物となると、マイルを貯めている方であれば、どのクレジットカード購入するのがお得かを考えたりと慎重になることが多いと思います。

そんな中でも、意外に見過ごされてしまっているのが、国民年金保険料のクレジットカード払いです。
実は2008年から手続きを行うことでクレジットカードでの引き落としが可能になりました。

簡単に国民年金保険料のクレジットカード払いについて説明すると
・納付方法は12ヶ月分、6ヶ月分、1ヶ月分の3種類
・12ヶ月・6ヶ月分前納の申込期限はその年の2月末まで
・割引金額は現金納付と同様
・申し込みは近隣の年金事務所
・引き落とし金額は毎年3月頃に正式決定
・2011年の保険料（参考値）は
　12ヶ月分　１７７，０４０円
　6ヶ月分　８９，３９０円
　1ヶ月分　１５，０２０円
といったところでしょうか。

参考リンク：
国民年金保険料クレジットカードでお支払いいただけます！
（社会保険庁さんより）

管理人注：
基本的に国民年金保険料は毎年変更され、正確な金額は3月の決定を待つ必要があります。ただ、極端に大きな変動はなく、2012年も12ヶ月の前納で17万円後半から18万円前半ということが予想されます。

額が大きいだけに、手続きを完了しておくことで、毎年1,700マイル以上取得できるわけですから、国民年金保険料を支払っている方でマイルを貯めている場合は、忘れずに手続きを行なっておくべきことですね。

ちなみに、自宅のプリンターで申込用紙を印刷して、年金事務所に直接持ち込む方法が一般的です。しかし、管理人のおすすめは、年金事務所に直接電話して、返送用の封筒と一緒に、申込用紙を送付してもらうというもの。
こうすることで、一度も年金事務所に出かけることなく、手続きの完了が可能なため、手続自体が楽になります。

ただ、自営業ではないなど、自分で国民年金保険料の支払い手続きを行うことのない方にとっては、無関係なことのように思われるかもしれません。

しかし、そういった場合でも、20歳を超えた学生のお子さんが同一の家計にいらっしゃる場合などは、そのお子さんが支払うべき国民年金保険料を親として支払うことで、年末調整時に控除を受けることが可能になります。

学生として生活しているお子さん自身が国民年金保険料を支払うことを考えると、金額的な負担の大きさから学生納付特例制度を利用していることもあると思いますが、この制度を利用する場合、大きく３つのデメリットを考える必要があります。

その３つとはこういったものが挙げられます。
１、クレジットカードポイントが得られない
２、メリットの大きい親の所得の控除対象として利用できない
３、社会人になってからの追納では3年以前の保険料へ加算額が増える

１のデメリットはわかりやすいもので、免除申請を行う場合、クレジットカードは利用しないため、クレジットカードでのポイントメリットは受けられません。また、クレジットカードでの国民年金保険料の利用は、これから行われる支払いにのみ利用可能ですから、その後、過去の免除していた時期などの保険料について追納を行うとしても、その時はクレジットカードを利用すること自体不可能ということになります。

２のデメリットは、折角の控除を受けられるメリットが減ってしまうことに繋がります。というのも、お子さんが社会人になった時に、免除されていた時期の保険料は追納することで、お子さん自身が、自身の所得税への控除として利用可能です。

しかし、若い年代では給与水準自体も、お子さんの親の世代の給与よりも低いこともあり、国民年金保険料の控除を最大限利用できるとは言えないでしょう。

そういったことからも、国民年金保険料として支払った金額自体は同じだとしても、より多くのメリットを得られる親が国民年金保険料を支払ってあげることも考える価値のある選択しと思います。

参考リンク：
社会保険料控除について
（国税庁さんより）

３のデメリットは、意外に知られていないかも知れませんが、国民年金保険料の追納には加算額が必要になる場合があります。
通常、２年前までの保険料には追納額が必要とはなりませんが、１０年前以降３年前までの期間には追納額が上乗せされた形での支払いが必要になります。これは金額の増加が目に見えるのでわかりやすいデメリットといえるでしょう。

参考リンク：
学生納付特例制度
（社会保険庁さんより）

こうした税や社会保険料などまで関わってくるとなると、マイルを貯めることは、意外に複雑なものと考えてしまうかもしれません。

しかし、管理人の実感としては、マイルを貯めるということは、手続きさえ完了してしまうと、後は特に気を配ること無く生活できるというのが正直な感想です。

実際、今回の国民年金保険料のクレジットカード利用についても、一度手続きさえ完了したのなら、次の年以降も継続してクレジットカードからの引き落としとなり、特に意識する必要もなく、実際に行うこととと言っても、いつも通りクレジットカードの請求金額を支払うだけです。

シンプルながらも、気づいたときには思わぬ大きなマイルが貯まっているマイルを貯める生活も意外に楽しくおすすめですよ。

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