2011年11月15日火曜日

A4 写真用紙(光沢)ロール紙タイプの販売終了?これからプリンター用の用紙買い置きはどう考えるべき?


 つい最近、ロール紙のコストについて計算した記事を作成した時に、ふと嫌な予感がしました。

というのも、メーカーであるエプソンさんの直営ショップ、エプソンダイレクトさんで扱っているロール紙の種類が、L判用、2L判用、A3ノビ用の3種類しかなかったためです。

そのため、以前管理人が作成したロール紙のコストについての記事でも、通常の用紙のコストと比較されているのは、L判用、2L判用、A3ノビ用の3種類のみでした。

管理人作成のロール紙関連の記事:
ロール紙なのにコスト的なメリットは皆無?それでも管理人がロール紙印刷を愛用する理由



そこで少し調べてみると、気になるニュースリリースページを見つけました。それがこれ、インクジェットプリンターの消耗品販売終了についてのお知らせです。

参考リンク:
販売終了のお知らせ
(エプソンさんより)


確かに、この中に、管理人が気になっていたA4 写真用紙(光沢)ロール紙タイプ、KA4ROLPSKの型番がありました。

さらに、写真用紙(絹目調)のA4ロールタイプ、KA4ROLMSHについても、同様に販売終了。

これは、実質、エプソンさん純正のA4写真用のロール紙の選択肢は完全に存在しなくなったということになり、管理人にとってとても残念なお知らせでした。


というのも、管理人自身、ロール紙の使い方を詳しく見てみると、L判や2L判ほどではありませんが、A4サイズ、さらにはA3ノビサイズのロール紙も利用します。

実際、数年前にまとめて買い置きを行っており、A4サイズについては現在は残り2本、合計20メートルのA4 写真用紙(光沢)ロール紙タイプが手元に残るのみという少し心細い状況です。

こうなってくると、考えなくてはいけないのが、手元の買い置きしておいたA4ロール紙がなくなった後はどうするかということ。

すぐに思いつくのは、A3ノビなどのより大きいロール紙からA4サイズ幅で切り出すということかもしれませんが、管理人としてはあまり気が進みません。

というのも、いくら裁断時に気をつけても、メーカーが製造するロール紙の断面の正確性には及ばないレベルになること。
さらには、裁断時に生じる紙の粉が、いくら気をつけたとしてもプリンター本体への不具合を引き起こす可能性があるため、あまり積極的に利用したいとは思わないことが理由です。

とはいえ、エプソンさんには、似たような使い方が可能な製品を含めて、後継品のラインナップの用意がない以上、今後は他社製品を中心に考えることが必要になります。


それにしても、以前は当たり前のように購入できていた写真用の用紙が、いつのまにか購入できなくなり、 そのため、全く同じ色合いや品質で写真を印刷できなくなることが、デジタル写真でこれほど早い時期に起こるようになるとは想像をしていなかっただけに、驚きでした。

長期にわたって必要と考える用紙については、あらかじめ買い置き量を増やすなど、ユーザーとしての対策が必要になり、頭を悩ませる原因が少しだけ増えることになりそうです。


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