2011年11月10日木曜日

ロール紙なのにコスト的なメリットは皆無?それでも管理人がロール紙印刷を愛用する理由


管理人がマイナーな用紙だと思いつつ、時々愛用しているインクジェットプリンター用の用紙にロール紙があります。

旅行などで撮影した写真をプリント後、一列に4枚程ずつ配置した状態でカットした上で親しい友人などにどんな旅行だったのかを説明しながら土産話として、あれこれ話す時に利用するのが大半の用途になっている用紙です。

もちろん、こういった用途には、一枚ずつに分かれている通常の用紙でも、利用自体は可能なのですが、視線の移動が少ない状態である程度の流れを把握しながら写真を閲覧できるため、愛用しています。


ただ、このロール紙、通常の用紙では行われているカットが行われていない用紙のため、価格的なメリットがあるのかと考えがちですが、意外にもコストパフォーマンス的なメリットはありません

実際に、エプソンダイレクトさんの価格を利用して、写真用紙(光沢)について、一枚ずつの通常用紙価格と、ロール紙の価格を比べてみることにします。

まず最初に見てみるのがA3ノビの場合です。

329mm×10mロール(3,290,000平方ミリメートル)の価格:
6,193円

1平方ミリメートル(mm×mm)あたりの価格: 
0.00188237円 


A3ノビ20枚入り(329mm×483mm×20枚)の価格:
3,894円

1平方ミリメートル(mm×mm)あたりの価格:
0.00122524円 

このことからA3ノビの写真用紙(光沢)については約54%ほどロール紙のほうが割高ということになります。



次に見てみるのは2L判の場合。

127mm×10mロール(1,270,000平方ミリメートル)の価格:
1,795円

1平方ミリメートル(mm×mm)あたりの価格:
0.00141339円

2L判50枚入り(127mm×178mm×50枚)の価格: 
1,330円

1平方ミリメートル(mm×mm)あたりの価格: 
0.00117668円

このことから2L判の写真用紙(光沢)については約20%ほどロール紙の方が割高ということになります。



最後に見てみるのはL判の場合。

89mm×10mロール(890,000平方ミリメートル)の価格:
1,256円

1平方ミリメートル(mm×mm)あたりの価格:
0.00141124円 

L判100枚入り(89mm×127mm×100枚)の価格: 
939円 

L判100枚入りの1平方ミリメートル(mm×mm)あたりの価格: 
0.00083075円 


L判400枚入り(89mm×127mm×400枚)の価格:
1,891円

L判400枚入りの1平方ミリメートル(mm×mm)あたりの価格: 
0.00041825円

このことからL判の写真用紙(光沢)についてはロール紙の方が100枚入りのもので約70%ほど割高400枚入りのもので約237%ほど割高ということになります。

管理人注:
A3ノビや2L判では最もコストパフォーマンスが良いパッケージとロール紙とほぼ同等の面積分の用紙が含まれるパッケージが同一なため、それぞれ通常用紙のパッケージ1種類のみロール紙のパッケージと比較。
L判については、 ロール紙とほぼ同等の面積分の用紙が含まれるパッケージが100枚入りのものである一方で、最もコストパフォーマンスが良いパッケージが400枚入りものであることから、合計2種類の価格を記載の上で比較。


こうして見てみると、L判に比べてそれほど一般的ではないA3ノビや2L判サイズの用紙でも、ロール紙とのコストには確かな差が見られることがわかります。

さらに写真用紙の中で一番販売されていると思われるL判については、100枚入りのパッケージでさえ、ロール紙が2倍近い値段、400枚入りのパッケージにいたっては、4倍近い値段がつけられているということに。

A3ノビや2L判サイズ程度のコストの差ならまだしも、L判ほど大きな差となると、なかなか使いにくいと感じるのも正直なところです。


そうはいっても、ロール紙にしかない魅力があるのも事実。
やはり、複数枚の写真を印刷した時に、視線の移動が自然なこと。
さらには、ふちなし設定で写真を印刷した時のトリミングへの自由度が高いことは、通常の用紙では得られない特長といえます。


価格だけではなく、そういったメリットのことも考えると、同じ光沢紙でもクリスピアと写真用紙(光沢)が異なる性能を持った用紙として、全く違った価格帯で販売されているのと同じように、通常用紙では表現できないことのために、この価格差は仕方のない部分なのかもしれないと考えているのも正直なところです。


ただ、最近はロール紙がさらに売れなくなっているのか、PX-5500でL判や2L判などのロール紙にも対応していたにも関わらず、PX-5500の後継機、PX-5600やPX-5VではA3ノビのロール紙のみの対応となったりと、プリンター自体のロール紙対応が縮小される流れになるという残念な結果になっています。

参考リンク:
PX-5500製品情報
PX-5600製品情報 
PX-5V製品情報
エプソンさんより)

管理人注:

印刷時にユーザー設定で用紙サイズを指定することで、ロール紙など長尺の用紙の利用も可能と考えられるが、製品の仕様で対応が保証されていない印刷方法のため、トラブルや使い勝手の悪さを容認するなど、自己責任での利用になると思われる。


こういった一連の流れは、ロール紙を好んで使っている管理人としては、残念に思うのと同時に、このL判など小さサイズのロール紙対応のためだけに、PX-920を保有しておくべきなのか真剣に悩んでしまう部分です。


管理人も愛用のPX-5Vおすすめ購入先リンク:
EPSON MAXART インクジェットプリンター PX-5VEPSON MAXART インクジェットプリンター PX-5V


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