スタンプカードが好きなんですっ！: 英字新聞や英語雑誌は英語学習初心者への隠れた落とし穴？管理人が全力でおすすめしない理由

2012年2月5日日曜日

英字新聞や英語雑誌は英語学習初心者への隠れた落とし穴？管理人が全力でおすすめしない理由

今現在も順調に英語学習を継続している管理人の家族ですが、管理人にとって忘れることができない危機が何度かありました。

その一つが、英字新聞か英語雑誌の購読を始めようかと思っていると相談を受けた時のことです。

管理人自身、英語によって直接的に情報を摂取する上で、英字新聞や英語雑誌は重要な情報源だということは理解しています。

また、管理人の家族が、英字新聞や英語雑誌の購読で出費が発生する状況を作り出してモチベーションに繋げたいという意図を持っていることも同様に理解できます。

しかし、管理人がお願いしたことは、今現在毎日繰り返している学習内容を、そのまま継続して欲しいということだけでした。

なぜなら管理人の個人的な考えですが、英字新聞や英語雑誌は英語初心者にとって好ましくない英語教材だと考えているからです。

その主な理由は３つ。

１、正確な内容を確認することが困難
管理人が英語教材としての英字新聞や英語雑誌の一番の問題と考えるのが、英語初心者にとって、読み取った内容が正確な内容なのかどうか確かめる手段がないということです。

そういった状況では英語の記事をなんとなく読み取れたつもりということばかりが繰り返され、英語学習の時間としては密度の薄いものになります。

その一方で、現在の日本では、英文とそれに対しての和訳、そして解説が添付された英語教材は数多く出版されており、わざわざ英語学習初心者が英語のみで書かれた教材を採用するメリットはほとんど存在しないというのが管理人の考えです。

２、他のメディアでも補える
国内で生活していく上で必要な情報は、英字新聞や英語雑誌の中の日本向けの内容から入手しなくとも、身近なところにあるテレビや日本語の新聞、さらには今や携帯電話やPCからも好きなタイミングでニュースに触れることが可能です。

こういった状況でも、頑張ることで英字新聞を読むことは可能かもしれません。
しかし、ふとしたタイミングで英字新聞から離れてしまった時に、今までの様に、頑張って英字新聞を読み続けることができる方ばかりではなく、実際問題、継続可能な割合の方が少ないでしょう。

また、記事の内容面でも、一部の特徴ある社説や専門誌を除いて、英字新聞や英語雑誌の記事のその多くは、インターネット上で触れることが可能です。

さらに、インターネットを介してそれらの記事に触れることで、PCやタブレットによる英語辞書の利用などのサポートが受けられるのも、紙媒体の英字新聞や英語雑誌との違いになります。

ただ、最近は、先進的な雑誌などを中心に、購読者に対して、過去の記事を含めた今までのネット上のアーカイブへの自由なアクセスを特典として付加している場合もあるため、そういった雑誌については自身のレベルに無理がないということを前提にですが購読してみるのも良い選択肢だと考えます。

３、学習であれこれ手を広げることは避けるべき
管理人の感覚的なものですが、英語学習を行う上では、最初の１年目は
・NHKラジオ英語講座を毎月２講座
・英単語力構築対策
・（社会人向けの）英語読解学習本１～２冊
をしっかりこなすことが最適でこれが無理のない範囲という意味での限界だと、管理人の家族の学習の様子を見ていても実感しています。

これ以上、教材を増やしたとしても、継続することや、確実に習得するために復習も実行しなくてはならないことを考えると、難しいと言えるでしょう。

もちろん、気合や根性で必死に学習するから大丈夫という方もいらっしゃるかもしれませんが、多くの場合、それは継続できません。

やはり、無理なく毎日こなせるレベルのものをコツコツ続けられるということが継続では大切になる以上、英語学習は呼吸や食事のように当たり前・・・とは言いすぎですが、歯磨きを行うくらい当たり前のこととして、毎日の習慣に吸収させるのがベストだと考えています。

そういった意味でも、学習効果も不透明、英語初心者が挫折する多くの要素が見え隠れしていて、さらにどれだけ頑張ったかの達成度が見えにくなっている英字新聞や英語雑誌は英語学習初心者にはおすすめできないというのが管理人の考えです。

（もちろん、ご自身のレベルが初心者を超えている場合や英語で最新の情勢をできるだけ早く入手したいという明確な目的を持っている場合は、全く違う結論になります。）

今まで行なっていなかった新しい習慣を生活に追加するだけでもなかなか大変なことですから、それをできるだけ楽に継続しやすい形に工夫することは英語学習だけに限らず大切なことだと管理人自身感じています。

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