2012年2月7日火曜日

ノート作りは英語学習の罠の一つ?それでもノートを作成したい時のノート術 ~その1準備編~




管理人の学生時代を思い出してみると、その当時はそれほど意図はしてなかったものの、できるだけノートを作成しないようにしていたように思います。

というのも、手書きのノートをわざわざ作成するのであれば、それよりも、できるだけ自分の好みに合った参考書などを利用して、コメントとして補足を付け加えていくことで、それを知識をまとめるときのツールとして使ったほうが効率的だと考えていたことが理由といってもそれほど間違いはないはずです。

そのため、管理人の利用した参考書の外観は、どれも使い込まれたためによれよれで、中身も書きこまれた文字でそれを書き込んだ管理人以外は使い物にならないだろうと思わせるものになっていたことを今でも覚えています。

もちろん、複雑な知識を覚えるときにはノートを作成していたので、ノート自体の価値を否定しているわけではありません。
ただ、学習の分野や内容によってはノートが適さない場合もあると感じているのは確かです。

そんなこともあって、管理人の家族が英語学習を行う中で、手書きでノートを作成しようと思うことを相談してきたときには、
・ノートを作るという作業自体で満足してしまう可能性がある
・ノートを作成する時間で何度も復習を行うことができる
・英語に関しては手書きでノートに情報を移していくことは効率が悪い
という理由からあまりおすすめできないことを伝えました。

しかし、管理人の家族としては、ノートを活用することに魅力を感じていたようなので、管理人が提案したのは、PCを使ってノートを作成すること。

なぜなら、PCを用いるのであれば、様々なツールを効果的に活用することで、効率的なノート作成が可能となるからです。

実際、PCを活用する前提ならば、管理人としても、効率面でのサポートが可能になります。この点がノート作成者の頑張りのみに影響される手描きのノート作成との大きな違いでしょう。

そこで、準備するものは以下の4つ。
1、自炊電子書籍化した読解用の学習本データ
2、Adobe Acrobat X
3、PC上で利用可能な英語辞書
4、メモ帳ソフト
が挙げられます。


注意すべき点としては
の Adobe Acrobat Xについては、文字認識能力が向上しているとされる最新版 Adobe Acrobat Xを推奨しますが、以前のバージョンのAdobe Acrobat 9でも構いません

また、一度に自動で複数の自炊電子書籍データを処理するのでなければ、高額なPro版は不要となり、Standard版でも十分です。

さらに、 Adobe Acrobat Xを利用したことがなく、手元にこれらのソフトウェアがない場合は、 Adobe Acrobat X のメーカーである、 Adobeさんが提供する30日間無料で利用可能な体験版が存在していますから、そちらをダウンロードして試用することも可能です。

参考リンク:
Acrobat X Pro無償体験版のダウンロード
Adobeさんより)


ただ、自炊電子書籍をフルに活用している管理人の正直な実感としては、日々、継続的に増えていく書籍を常に快適に活用するためには、 Adobe Acrobat Xは必須なソフトウェアと考えています。

そのため、手の届きやすいソフトと言えないのは確かですが、実際に使ってみて良いと感じた場合は購入することをおすすめします。

参考購入先リンク:
Adobe Acrobat X Standard Windows版Adobe Acrobat X Standard Windows版
Windows

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Adobe Acrobat X Pro Windows版Adobe Acrobat X Pro Windows版
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の英語辞書については、お好みの辞書をオフラインで利用できる形でインストールするのが使い勝手や速度面でもおすすめです。

管理人が愛用している辞書の中では、EDPさんが作成している英辞郎をおすすめします。

参考リンク:
英辞郎辞書データの入手方法
EDPさん 英辞郎より)

価格は1,980円とお手軽なのですが、辞書としても使いやすいものになっています。


同じ英辞郎としては、WEB上に無料で利用可能な英辞郎 on the Webが存在しています。

ただし、インターネット回線の品質によっては速度面での不満が生じること。
さらには、ノート作りを行う上で、コピーアンドペーストを行う必要があるため、「データの転載は禁じられています。 」と記載されていることで利用して良いのか迷う方も多いかもしれません。

参考リンク:
英辞郎 on the Web
アルクさんより)


ただし、管理人の考えでは、「転載とは他人の著作物を複製して、もともと公開されていた場所とは別の場所に公開すること」を前提に考えると、  ユーザー自身がノート作りの一環でメモ帳ソフトデータにコピーアンドペーストして、それをユーザー自身が公開することなく私的使用用途に限って利用するのであれば問題ないと推測しています。

とはいえ、不確定なリスクとして避けたい場合は、こういった制限を受けることのない種類のオフライン辞書を探した上での利用するしかありません。


4のメモ帳ソフトについては、特別なことを行わない限りはOSに標準で添付されているもので十分です。

管理人宅は管理人の好みの関係でメモ帳(テキストエディタ)としてはTeraPadがメインで利用されています。

参考リンク:
シンプルなテキストエディタ TeraPad
ToClip for Windowsさんより)


とりあえず、これで準備は完了です。次回以降はどのようにPC上でノート作りをしていくかを含め、まとめていきたいと思います。


追記1:続きの記事を書きました
英語学習でPC上でのノートを作成を行いたい時のノート術 ~その2 文字認識編~

追記2:さらに続きの記事を書きました
英語学習でPC上でのノートを作成を行いたい時のノート術 ~その3 効率化ツールの選択も重要編~


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