2012年2月23日木曜日
マルチディスプレイでは視線移動の快適さが重要?管理人がディスプレイの縦配置を好む理由
今現在、今年1月に購入したデスクトップPCをメインに利用している管理人ですが、そのディスプレイ環境は2つのディスプレイを利用したデュアルディスプレイとなっています。
利用しているディスプレイは27インチの1920×1080の解像度を持つものと、20インチの1600×1200の解像度を持つものの縦配置。
27インチのディスプレイをモニターアームでやや高い位置にピボットした状態で固定し、その下に20インチのディスプレイを少々倒した形で配置しています。
実は、デスクトップPC購入以前も、モバイルPCに搭載されている12.1インチの液晶ディスプレイと27インチの液晶ディスプレイの2つで、縦位置でのデュアルディスプレイを利用していたわけで、この縦位置での利用は管理人の好みといっても間違いなさそうです。
しかし、一般的にマルチディスプレイと言えば、横に並べていくのが通常で、縦位置での利用はあまり聞くことはありません。
では、なぜ、管理人が縦位置でのデュアルディスプレイを愛用しているのか?
それは 長時間ディスプレイを見ていることで疲れを大きく感じる原因が管理人には2つあり、それを回避するためにディスプレイの縦位置配置が楽だからです。
その2つの理由とは、
1、顔を身体の正面以外に向けた位置で首の状態を維持すること
2、左右の目で距離の異なるものを見続けること。
の2つ。
どういうことかというと、身体の正面に以外に配置されたディスプレイを見るときは、首を動かしての顔全体の移動であっても、首や肩の筋肉の疲労につながり、また、眼球だけを動かした視線の移動であっても、目の周囲の筋肉の疲労となることは管理人の経験としてはっきり自覚しています。
その点、縦位置のデュアルディスプレイであれば、首の筋肉を無理な形で維持する必要もなく、また、視線移動を行なっても、常に左右の目は同じ距離にある文字を見ることになりますから、疲労は抑えられることにつながります。
しかし、ピボット配置したワイドディスプレイの下に、さらにディスプレイを配置するという使い方は、普段から縦方向の視線移動を行なっていなかった場合には、慣れるまでに少し時間を要するかもしれません。
とはいえ、ピボット自体それほどマイナーなことではないため、考えている以上に、少ない時間で慣れることが可能だと管理人は考えています。
ただし、こういった縦位置でのマルチディスプレイを行うことは、残念ながら少しずつ難しくなっていくというのが現実と言えそうです。
というのも、最近はワイドディスプレイが主流になっていることもあり、お買い得なディスプレイといえば、 16:9 比率で1920×1080の解像度を持つフルハイビジョンディスプレイ。
逆に、1600×1200のような正方形に近い形のディスプレイは一般的なものではなくなりつつあります。
だからといって、今後このフルハイビジョンディスプレイを今管理人が利用している20インチの1600×1200の解像度を持つディスプレイの代わりに配置することは容易ではないように思います。
やはり、画面の形や解像度自体が大きく異なるため、 2つの画面間の移動時にストレスの感じる難しいものになります。
その対策として、解像度をそろえるために、2つの1920×1080の解像度を持つフルハイビジョンディスプレイをピボットした状態で縦配置することはさらに現実的ではないはずです。
さすがに、ディスプレイ配置に無理が生じ、画面自体も見辛いものになるでしょうから。
そういったことを考えると、同じピボット状態のディスプレイを活用する方法としては、ピボット状態のディスプレイを横に並べていくというのが解決策と言えそうですね。
管理人自身、どういった液晶ディスプレイに更新していくかも含め、もう少し考えた上で、今後のPC環境再構築を行いたいと思っています。
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