2012年9月2日日曜日

応援として贈り物を贈るということ

管理人宅で大切にしているルールのひとつに書籍に関しては迷わず購入するというものがあります。

もちろん、際限なくということでもありませんが、欲しいと感じた理由が余程合理的ではない限りは購入するようにしてきました。

ただ、そうなると問題になるのが、書籍を保管するスペースです。

最近こそ、裁断機とドキュメントスキャナを利用した電子書籍自炊によって、改善が見られましたが、それ以前は、保管場所のスペース確保のために、なかなか苦労したというのが正直な部分です。

では、管理人宅で購入した書籍のすべてが便利な電子書籍自炊の対象になるのかというと、そんなことはありません。

というのも、書籍によって、長期間手元に保管しておきたいものと、一度目を通して概念や実例を頭の中に取り入れるだけで十分といったものもあります

そのため、後者については、確かに読書を通してのメリットは十分感じるため購入は続けるものの、電子書籍自炊を行なってまでの保存が必須と感じないというのも事実です。

そういった書籍は、手放すことも考える必要があるのですが、一般的に第一候補となりがちな古本屋さんに売却するということは、管理人としては積極的に行いません

やはり、売却金額が安すぎるということと、本当に必要としているユーザーの手に届くのかということに関して、もう少し確実性が欲しいと考えているからです。


その結果、どのような選択肢を選ぶのかというと、応援したいと思っている人に直接贈る、あるいは差し上げるというもの。

これは、書籍以外の管理人が利用しなくなった品物についても同じように考えている部分があります。

第三者を仲介する必要がないため、贈る側としては、安心感のようなものは感じます。


ただし、第三者の仲介を必要としないため、気をつけなくてはいけない点が2点ほど存在しているのも事実。

1点目は、売り物にもなるくらいの綺麗なものを贈るということ。

これはどういうことかというと、何かを贈る時、受け取る側の気持ちを考えることがどうしても重要になり、多くの場合、無料だとしても、書き込みがあったり、汚れていたり、たくさんの傷がついていたり、利用に支障があるものをもらって、手放しに喜べるわけではないからです。

そのため、書籍の場合は古本屋さん、その他の品物については中古屋さんなどに持ち込んだ時、それなりにきちんとした値段のつく状態のものを贈るということが重要だと考えています。


2点目は、贈る相手が必要なタイミングに必要な物を贈るようにするということ。

他者の喜びという感情が好きという人間の性質として、贈り物は好ましく感じてしまいます。

そのため、意外にも、贈る相手の都合ではなく、自分の都合で、贈り物をしてしまいがちです。

これは、まれに贈り物を行う場合は、それほど問題はないことなのですが、応援したい相手に対して定期的に贈り物を贈りたい場合、あまり好ましいことではありません。

では、どうするのかというと、相手の都合をきちんと考えた上で贈り物を行うことが一番重要になります。

そのため、管理人の場合でも、贈ろうと思ったものを数ヶ月から1年程度保管しておいた後、前もって計画していたベストと考えるタイミングで贈るということはそれほど珍しいものではありません。

また、贈る相手のことをある程度自然に知ることができる距離感を保っている相手を贈る対象にすることも重要でしょう。

何が必要なのか、どのタイミングで贈ると喜ばれるのか、それが自然に理解できない距離感の相手に贈り物を贈っても、困惑させてしまう可能性が高いですから。


もちろん、管理人の場合でも、残念なことに贈る相手がいないと感じる書籍については、古本屋さんを利用することもあります。そういった時には、わざわざ様々なことに気を使う必要がない手軽さを感じる機会になることも事実です。

それでもやはり、管理人が贈り物という行為を大切にしたいのは、それだけ喜ぶ顔であったり、贈り物という行為に応援という気持ちを合わせて贈ることができることが理由なのは間違いないでしょう。

気軽に贈り物を贈ることができる関係を作っていくというのも、なかなか良いものですよ。

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