スタンプカードが好きなんですっ！: できるだけ早期に1冊の英語音読学習本を仕上げてしまうことの意味

2012年9月16日日曜日

できるだけ早期に1冊の英語音読学習本を仕上げてしまうことの意味

英語を学習する上で、古くから有効な方法とされているものの、継続自体が難しいとされている音読学習ですが、管理人がおすすめしたいたった一つのテクニックが存在しています。

それは、できるだけ早期に1冊だけで構わないので、英雄音読学習本を最後まで終えてしまうということ。そして、その仕上げた1冊を自分自身の本拠地のような形で意識するというものです。

実際、それを行うのと行わないのとでは、その後の英語音読継続に大きな違いが出るのは明らかですから、ほぼすべての音読学習をはじめる方におすすめしたいテクニックと言えます。

では、なぜ、英語音読を継続するために、1冊仕上げてしまうことが重要なのか？

その理由は音読学習がどうしても退屈で、効果に疑問を持ってしまう傾向がある学習方法であることと、特に社会人の学習は常に好調な体調や集中力などベストなコンディションで継続できるのもではないため、それを解決するためというもの。

そういった音読学習に対してネガティブになってしまう時こそ、学習を行うことに対する負荷の小さい、一度仕上げてしまった音読学習本に取り組むことが重要になります。

というのも、一度仕上げた学習本の場合、その学習はあくまで復習ですから、それほど難しいものではありません。
そのため、新しい何かを学んだり暗記したりといったことに比べると、非常に軽いと感じる負荷で音読学習を行うことが可能です。

では、音読学習での復習にそれほど意味は無いのかというと、そんなことはないと管理人は感じています。

やはり、同じ文章を繰り返すとしても、次第に音読することが自然なものになり、結果的には、暗記のレベルを越えるのはもちろん、自然な英語として使いこなせるレベルになるからです。

逆に、意図して暗記した英語表現以外では、このように音読を継続することなしに、自然に使いこなせる英語ということはなかなか身につくものではないというのは、多くの方がすでに経験していることだと思います。

つまり、具体的には「簡単な表現だと感じるため読めるけれど、実際に何も見ない状態で書けと言われる書けない」といったことです。
会話でも同様のことが言えるでしょう。

そういった意味では、コンディション的にあまりベストではない時こそ、すでに仕上げた音読学習本にメンテナンスとしての復習として取り組むのはなかなか重要になってきます。

また、メンテナンスとしての復習といっても、英語の音読学習を継続していることには変わりはありませんから、英語学習を習慣づけるという意味でも、大切なことです。

ちなみに、1年半以上に渡って英語学習に真剣に取り組んでいる管理人の家族の場合は、NHKさんのラジオ講座シリーズのテキストを最初に仕上げ、毎月の英語学習のペースメーカーと使用しているのと同時に、本拠地のような位置づけで利用しているようです。

ただし、できるだけ早くし上げるということの分量的な問題から考えると、管理人のおすすめとしては、英会話・ぜったい・音読シリーズの挑戦編か標準編を選択したいというのが正直な部分です。

管理人作成の関連記事：
英会話・ぜったい・音読シリーズはどれを選ぶべきなのか？目的ごとに考えてみる

確かに、英語学習と聞くと、手元にある途中で投げ出した教材よりも、新発売の新しい教材に興味を持ったり、画期的と言われる学習法が発表される度に気になり、それに出費したいと考えがちなのも理解できます。

しかし、どんな分野でも、ある程度の時間をかけ、まとまった分量を吸収し、自分のものにしない限りは使いこなせないという事実は英語学習以外にも通じる大切なルールの1つだと管理人自身は考えています。

そういった意味でも、音読学習は、なれない最初のうちこそ辛さを感じる学習方法かもしれれませんが、結果的に確実に暗記効率を高めることのできる効率的な王道といえるような学習方法として管理人としてもおすすめしたいというのが正直な気持ちと言えます。

管理人おすすめの音読マニュアル参考購入先リンク：
・シリーズ最高難易度。英語学習経験者におすすめ