スタンプカードが好きなんですっ！: 5GHzと同時利用中の2.4GHzIEEE 802.11b/g/nが接続できず不安定になったので解決してみた～LAN-WH450N/GRレビュー～

2013年1月12日土曜日

5GHzと同時利用中の2.4GHzIEEE 802.11b/g/nが接続できず不安定になったので解決してみた～LAN-WH450N/GRレビュー～

有線LANがメインの通信インフラとなっている管理人宅でも、その手軽さから、無線LANも補助的に利用していて、主にiPadやiPod touchなどiOSデバイスの接続先になっています。

特に昨年は、より高速で安定した通信品質を誇る5GHzのIEEE 802.11a/nに対応したiPadを2台、管理人用と管理人の家族用に導入したこともあって、無線LANのアクセスポイントも、 5GHzのIEEE 802.11a/n対応のものに更新したという経緯がありました。

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管理人がiPad用の無線LANアクセスポイントとしてLAN-WH450N/GRを選んだ理由

導入は大成功で、iPadでのインターネット接続速度もかなり満足の早さとなり、管理人の家族はほとんどPCを開くことはなくなり、iPad中心のインターネット利用。
管理人自身も、PC利用時間の半分ほどはiPad利用に置き換えられてしまったと感じるほどです。

ただし、最近になって疑問に思うことが生じました。

それは、通常はほとんど利用することがない、5GHzのIEEE 802.11a/nには非対応のiPod touchなどでの無線LAN接続が不安定になり、接続がうまくできなくなってしまったこと。

普段はiPadばかりを利用し、iPod touchはちょっとしたソフトウェアダウンロードやアップグレード以外ではインターネットに接続していなかったため、影響は無いといえばないのですが、数カ月前までは問題なく利用可能だった機能だけに気にならないと言ったら嘘になります。

また、原因となるのかは確定できませんが、少し前に管理人宅でブレーカーを落とす必要があったため、その際に、何らかの異常が発生したことも考えられました。

そこで、ネットワーク上のLAN-WH450N/GRにアクセスを行い、設定変更を行なって見ることに。

といっても、丁寧に見てみても、設定自体におかしいと感じるところもなく、また、最も重要なiPad利用は快適そのものですから、下手な設定変更でiPadが利用する5GHzのIEEE 802.11a/nへの影響は与えたくありません。

そうしたことを考えた結果、管理人が行った設定変更は１つ。

それは、2.4GHzの通信方式をIEEE 802.11gのみに制限してしまい、IEEE 802.11nは利用しないようにするというもの。

しかし、こうした制限を行ったとしても、実際、最新のiPod touchならまだしも、先代以前のiPod touchでは、2.4GHzの IEEE 802.11nは利用不可ですから、実質的に困る部分はありません。

設定自体も
「ホーム」→「詳細設定上級者向き」→「無線LAN設定(11bgn)」→「基本設定」→「帯域 2.4GHz g」
と変更するだけ。

この後「適応」をクリックして、その後の画面で「更新！」をクリック後、数十秒再起動の完了を待つと、設定変更は完了です。

その結果はというと、 5GHzのIEEE 802.11a/nに接続するiPadはもちろん、 2.4GHzにのみ対応のiPod touchでも問題なくインターネット接続が可能になりました。

管理人なりに原因を考えてみると、周波数は異なるとはいえ、 IEEE 802.11n規格の接続を同じアクセスポイントから提供していたことが、無線LAN接続のチャンネルの混雑のような影響を与えたのかもしれないと考えています。

仮にそうだとすると、5GHzと2.4GHzの両方の帯域のチャンネルをAutoではなく、任意のチャンネルに固定することで、今回のトラブルは解決できた可能性もあります。

しかし、結果的に、不便やリスクを負うことなく解決できた今回の方法を特に試行錯誤することなく選択できたことには満足しているのも事実です。

今後は、間違いなく、安価でコンパクトなモバイル端末でも、高速な接続を求める場合、 5GHzのIEEE 802.11a/nへの接続は特別記載することが無くなる基本性能の一つになるはずです。

そうなった時、今回の設定変更で制限するようになった2.4GHzの帯域は制限を解除することなく、そのまま、利用停止され、5GHzのIEEE 802.11a/nだけの利用に切り替えが行われるようになるかもしれませんね。

しかし、高速で安定した通信を求めた場合の変化としては、そういた変化も決して悪いものではないと、iPadでの高速ブラウジングを実際に体験している管理人は感じています。

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