2013年1月21日月曜日

ケースの互換性の判断基準?技術仕様からiPhoneとiPadのサイズの変化を見てみる


現在、アップルさんの様々な世代の製品を複数台利用している管理人ですが、少し気になることがありました。

それは、それぞれの世代間でケースがそのまま利用可能な機種はどの程度存在するのかということです。

というのも、アップルさんの新製品が新発売される度に、先代製品用のケースはパッケージ更新のためか、大幅にディスカウントされることが多く、もしそれらのケースが実際には新しい製品にも利用可能なのであれば、お得なお買い物も可能になります。

それを考えるためのヒントはやはり、製品のサイズの変化です。

そこで、今回は、iPhoneとiPadについて、サイズの変化を追いかけつつ、ケースの互換性を考えて行きたいと思います。

まず、iPhoneのサイズ変化ですが、
iPhone 3G→iPhone 3GS→iPhone4→iPhone 4S→iPhone 5の順番に
高さ(mm):
115.5→115.5→115.2→115.2→123.8

幅(mm):
62.1 →62.1→58.6→58.6 →58.6

厚さ(mm):
12.3→12.3→9.3→9.3→7.6
といった形で変化しています。

参考リンク:
iPhone 5 - 詳しい技術仕様
iPhone 4Sの技術仕様
iPhone 4の技術仕様
iPhone 3GS - 技術仕様
iPhone 3G - 技術仕様
アップルさんより)


こうしてみてみると、 iPhone 3GからiPhone 3GS、iPhone4→iPhone 4Sのように、ナンバーの後にSが付与されたバージョンへの変化では、サイズ自体は変化していない傾向があるものの、全体の傾向としては、高さはより大きく、幅は小さく、厚さは薄い方向へと、着実に進歩していることが伺えますね。

また、サイズ変化からも分かるように、サイズが同じとなっている iPhone 3GとiPhone 3GS、iPhone4とiPhone 4Sの間では、ほぼ問題なく、ケースの互換性が維持されているはずです。

ただし、注意すべき点として、サイズだけがケースの互換性に影響をあたえるものではないということです。

というのも、音量ボタンの位置などの微妙な変化が原因で、全く使えないとまではいかなくとも、ボタン操作が行いにくいといった場合や、ボタンが常に押されてしまっている状態になり、ボタン自体の故障リスクの増加につながる可能性もないわけではありません。

この辺りは、ケースなどが安くなった際に、その価格とリスクとを考えてみることも重要かもしれません。


続いて、 同じように、iPadのサイズ変化ですが、
初代iPad→iPad2→第3世代iPad→第4世代iPadの順番に
高さ(mm):
242.8→241.2→241.2→241.2

幅(mm):
189.7→185.7→185.7→185.7 

厚さ(mm):
13.4→8.8→9.4→9.4
といった形で変化しています。

参考リンク:
第4世代iPad技術仕様
iPad (第 3 世代) 技術仕様
iPad 2 技術仕様
iPad 技術仕様
アップルさんより)


基本的にサイズ変化に規則性が見られたiPhoneとは異なり、iPadではサイズ変化がめまぐるしく行われ、さらには、進歩とは逆行する形での変化が行われたりと、ケースの互換性を考える上では、なかなか悩む対象と言えそうです。

そんな中でも、大きなサイズ変化はやはり、初代iPadからiPad 2への変化で、高さ、幅、厚さのすべてが変化する結果になっていますね。

一方で、iPad 2以降では、高さと幅に変化はなく、唯一変化するのは厚さのみ。
それも、初代iPadからiPad 2へはマイナス4.6mmもの変化があったにも関わらず、iPad 2から第3世代以降のiPadへの変化は0.6mm程度。

この程度であれば、ケースに互換性が維持されている可能性が高いことも予想されます。

特に、サイズ自体が大きなiPadでは、より小さなiPhoneよりも、脱着用の余裕が余分に用意されていたりもしますから、iPad 2用のケースをそれ以降のiPadへ使ってみる意味ではプラスの要因と言えそうです。

さらに、ケースの材質によっては、こうした互換性がさらに広がる可能性も十分存在しています。

実際、ハードケースではなく、伸縮性のあるソフトケースを利用した場合などは、多少のサイズの違いはソフトケース側で吸収してくれますから。

管理人作成の関連記事:
最新iPhone発売直後で驚愕処分価格のシーズン?あまりに安いiPhoneケースをあらかじめ購入するという選択


以前作成した記事の中でも、iPhone 4用のソフトケースがサイズとしてはかなりの違いが存在するiPhone 3Gに利用可能だったことは実際に管理人も体験しました。



実際、少し気になっているiPad用のケースがあるのですが、サイズ変化とケースの互換性の事情も踏まえた上で、さらにケースの販売価格と、今後のiPhoneやiPadの追加購入予定を考えつつ、お買い物の計画を立てて行きたいと管理人自身も考えています。


管理人も利用のソフマップさんのアップル製品おすすめ購入リンク:
ソフマップさんのiPhone中古販売リスト
ソフマップさんのiPad中古販売リスト
ソフマップさんより)


追記1:続きの記事を書きました
互換性無しは覚悟?初代iPad所有の管理人がiPad2用 ロジクールトランスフォーム キーボードTK900を購入した理由

追記2:さらに続きの記事を書きました
コンパクトで使いやすい縦置き使用向けのiPad用キーボードとして優秀?iPad2用 ロジクールトランスフォーム キーボードTK900を初代iPadで活用してみた


管理人作成のおすすめ記事:
2012年になって管理人が初代iPad Wi-Fi+3Gを購入した理由

 中古で初代iPad Wi-Fi+3Gを購入するときのQ&A

中古優良品は傷無しを期待してもいい?ソフマップで中古優良品iPhone 4を購入してみた

付属するかどうかは運次第?ソフマップ中古販売で製品パッケージはついてくるのか?

安さだけじゃない?管理人がソフマップさんで中古のiPhone 3Gを購入してみた理由

ソフマップさんでiPhone 3G中古購入にSIMは必要?初期設定やアクティベーションが可能か試してみた

満足度勝率を10割に?管理人が実行しているソフマップさんでのアップル製品中古購入の秘訣

ソフマップの中古難有り品は中古優良品と比べ、どんな状態で届くのか?iPhone 3Gで試してみた

付属品の欠品も外観の小さな違いも価格への影響はなし?ソフマップでのアップル製品中古購入は何を基準に考えるべきなのか?

GPS付きiPadやiPhone購入にはおすすめ?アップル製品の中古購入のメリットとデメリットを比べてみる

0 件のコメント:

コメントを投稿