少し前のことですが、管理人がメインとして利用しているPC用に、高品質なモニターアームとして有名なエルゴトロンさんのERGOTRON LXデスクマウントアームを購入し、利用を開始しました。
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特に管理人の場合、オプション品となるLX Arm extension 9 45-289-026と呼ばれるオプション品の延長アームも合わせて購入したこともあって、使用感もかなり快適なものに。
その結果、2013年の1月に行ったお買い物ながら、生活を大きく良い方向に変えるという意味では、ここ数年で最も高い満足度を感じることになり、年間を通してもかなり上位の満足度を得られる製品となるはずです。
さて、そんなERGOTRON LXデスクマウントアームですが、管理人宅では、セットアップ時に、ちょっとした工夫を実行した上で、設置を完了しました。
その工夫とは、アームの最大となる高さを可能な限り上昇させるというもの。
というのも、ERGOTRON LXデスクマウントアームは横の位置調整が容易なだけではなく、高さ調整もかなり手軽に行えるモニターアームという特徴もあって、セットアップ時の工夫によって、より高い位置に動かすことが可能なように設置できるのであれば、オフィスチェアをフルリクライニングした際にも、目の前に液晶ディスプレイを配置できるというような使い方も十分可能になるからです。
そのために、管理人が実際に行ったテクニックは2つ存在しています。
そのテクニックとは、
・支柱裏の固定用パーツを逆向きに変える
・100円ショップの木製まな板をスペーサーとして利用する
という2つ。
まず、支柱の裏側に存在する固定用パーツを逆向きに変えることですが、これはモニターを支えるネジ状のパーツ部分への改造につながるため、自己責任と注意が必要になるため、実はすべての方におすすめできるものではありません。
ただし、本来の仕様上は最大でも約6センチ程度の厚みのあるものしか挟めなかったのに対し、このテクニック使用後は最大で約9センチまでの厚さに対応できるようになるため、この増加分にスペーサーとなるようなものを挟みこむことで、ERGOTRON LXデスクマウントアームで実現可能な最大の高さが増加することになります。
ちなみに手順はというと、
1、
付属の4mm六角レンチで2本のネジを取り除き、固定用パーツを支柱から外す
2、
固定用パーツの平らなお皿のようなパーツ先にあるネジを+ドライバーでゆるめ、取り外す
3、
分離した2つのパーツを入れ替え固定し、その後、取り外したネジを+ドライバーで固定し直す
4、
支柱部分に取り付け、六角レンチを使って取り除いたネジでしっかり固定する。
といったものになります。
文字だけ見てみるとわかりにくいかもしれませんが、この手順によって通常とは金具の向きが反対になった状態の固定用パーツが結果的に手に入ることになります。
写真は支柱に取り付ける前の作業を終えた固定用パーツです。
ただし、高さを得るためとはいえ、本来の向きとは逆のパーツを装着することになるため、耐久度の面では多少なりとも不利になる可能性があるのも事実。
ですから、この改造と呼べるテクニックを行う際は、自己責任という覚悟と、ネジをとめる際にはいつも以上にしっかり確実に作業を行うようにすべきでしょう。
ちなみに、管理人自身、利用を開始する前にも改造した状態のモニターアームに様々な負荷を与えてみたのですが、特に影響は見られなかったため、こうした形で利用していくことにしました。
また、実際、利用していても問題は見られないため、特に大きな不具合や変化が見られない限りはこのままの高さ優先の状態で状態で利用していくつもりです。
さて、このような工夫によって高さを増加させるための余裕が生まれた後に問題となるのは、厚みに対してどのようなスペーサーを利用するのかということです。
やはり、耐久性や見栄えだけではなく、購入価格などコストパフォーマンスも重要になるため、どういったスペーサーを選択するのかは意外に悩むことになるポイントかもしれません。
ちなみに、管理人の場合は、100円ショップさんなどで購入可能な、木製まな板を必要な枚数分購入し、それを重ねた上で、スペーサーとして利用しています。
今回、ERGOTRON LXデスクマウントアームで利用したのはダイソーさんのゴムの木製のまな板です。
包丁などの傷にも耐える性能を持つなど、表面の固さとしなやかさも十分ながら、厚さも扱いやすい約1センチと、スペーサーとして利用する上では、なかなか使いやすい商品です。
ちなみに、管理人が購入した木製まな板のサイズは約28×12×1センチのものでした。
管理人の場合、厚さが約2センチの机の上でモニターアームを利用しているため、最大で約9センチまでの厚さに対応できる改造を行ったことを踏まえ、合計7枚の木製まな板を購入し、それらと机とをモニターアームの固定用パーツで挟み込み、高さ調整を行うことにしました。
これによって、モニターアームの液晶ディスプレイを装着する部分までの最大の高さは約50センチとなり、液晶ディスプレイを使用する際の角度調整の容易さなど使い勝手は大きく向上することになったのも事実です。
また、1枚1センチの厚さで105円とコスト的にも大きな負担になるものではなく、それでいて試行錯誤や使用枚数の微調整は行いやすいため、スペーサーとしての木製まな板はなかなかお気にいりです。
ただし、直接机などに固定するのとはまた違った固定になるため、軍手などを装着した上で、これ以上締め付けることができないというくらいしっかり固定し、その後も、しっかり固定されたかどうかの確認は必要なのは間違いないでしょう。
何と言っても、いくらシンプルで頑丈な木製の製品だからといって、本来の目的はあくまでまな板で、モニターアームを支える木製材料ではないわけですから。
といった形で、管理人宅のERGOTRON LXデスクマウントアームは通常よりもより快適な高さ状態に改善完了となりました。
もちろん、改造と呼ばれるレベルの工夫やテクニックを活用しての結果ですから、すべての人にすすめても良いものではないと思います。
しかし、それでも、高さの部分でERGOTRON LXデスクマウントアームに不満を感じているのであれば、自己責任リスクとメリットとをよく比べた上で、選択肢として考えてみるのも面白いのではないかと管理人自身は感じています。
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