管理人宅でも、PC用のデータ保存用途だけではなく、レコーダーでの番組保管用増設ディスクとしての利用が増えているハードディスクですが、基本的に2つのメーカーさんのハードディスクを購入するようにしてきました。
その2つのメーカーさんとは、SeagateさんとWesternDigitalさんの2つ。
この2つのメーカーさん以外にも、ハードディスクを製造しているメーカーさんは存在するのですが、とある理由から、SeagateさんとWesternDigitalさんのいずれかのハードディスクのみを愛用してきました。
その理由とは、メーカーが直接ユーザーに対して行う長期保証、RMAの適応範囲の問題です。
というのも、 SeagateさんとWesternDigitalさんの2つのメーカーさんは、国内のユーザーに対しても、RMAサービスの提供を行なっている一方、他社では、日本国内のユーザーに対してはRMAの対象外としているメーカーさんも存在したからです。
管理人作成の関連記事:
国内でのRMA適応外のSamsung(サムスン)製ハードディスクでRMAリクエストを粘ってみた
実際、2011年に管理人が作成した記事内でも、サムスンさん製のヨーロッパ域内向けのハードディスクのRMAを試みましたが、日本国内の住所では申請すら不可能で、ヨーロッパ域内の住所が必要になる結果に。
そのことからも、管理人が積極的にSeagateさんとWesternDigitalさん以外のハードディスクを購入する理由を見つけることができない状態に変化はありませんでした。
ただし、ハードディスク業界にはここ最近大きな変化が生じました。
それは、ハードディスクメーカー間の買収と合併によって、RMAサービスに定評のあるSeagateさんとWesternDigitalさんの2社が著名なハードディスク製造メーカーとして残る結果になったこと。
参考リンク:
シーゲイト・テクノロジーの歴史
ウェスタン・デジタルの歴史
(Wikipediaさんより)
この過程で、以前まではサムスンさんによって行われていたため、日本国内からは申請が不可能だったサムスンさん製のハードディスクに対するRMAサービスもSeagateさんに引き継がれることになりました。
そこで、今回は、2011年時点では、日本国内からのRMA申請はサービス提供エリアの外として拒否されていたハードディスクを再度RMA申請してみたいと思います。
RMA申請はもちろん、RMA期間の確認のみが目的の場合もSeagateさんの専用ページから行います。
参考リンク:
Warranty Validation
(Seagateさんより)
ここで必要になるのは、
・Serial number(シリアルナンバー、製造番号)
・ Model number OR Part number(製品モデル名またはパーツ名)
・Country(申請者の居住している国名)
の3つ。
それに加えて、入力欄の下の方に表示されている認証用の文字列2つを入力し、Submit(送信)をクリックします。
その後に表示されるのが、次の画像を含む保証状態確認用のページです。
今回、管理人がRMA期間の確認を行ったハードディスクに関しては2014年2月18日までRMAサービスの対象だと分かりますね。
実はこのRMA期間確認用ページはRMA申し込みページを兼ねていて、Create Returnと記載されたリンクをクリックすることで、そのまま、対象のハードディスクに対するRMA申請も可能です。
その際には、RMA申請者の住所氏名などが求められるのですが、申請者の居住している国をJAPAN(日本)としているにも関わらず、問題なく手続きは継続可能です。
最後に、RMA申請後にハードディスクを送付する宛先が表示されるのですが、申請者の居住している国が日本の場合、2つの住所の候補が提示されます。
文字として書き起こすと、
・Seagate: Singapore CSO, CHANGI,SINGAPORE, Singapore
・UPS Supply Chain Solutions, UPS Suppy Chain solution(Japan),Co.,Ltd,Chiba, Japan,Japan
の2つとなっていて、シンガポールまたは日本国内の千葉県内の住所に送付するかのいずれかが選択できることが分かります。
ちなみに、日本国内の宛先でも、配達を担当される方が理解できるように記載するのであれば、英語表記でも問題なく届けられます。
また、面白いことに、この送付先の住所の下に書かれているReturn Products(返却製品)の欄の部分には
Seagate BARRACUDA GREEN drive
と記載されていて、どういったシリーズの製品が返却されるのかがあらかじめ分かるようになっています。
このあたりは、サムスンさんのハードディスク部門を買収する以前からRMAに定評のある Seagateさんらしい配慮といっても間違いないかもしれません。
この後は、Submit Order(注文を送信する)と記載されたリンクをクリックすることで、手続きは終了することになります。
というわけで、2011年時点ではまったくRMAサービスを受けることができないとされていたサムスンさん製のハードディスクでも、2013年時点ではSeagateさんによるRMA保証が受けられることがわかりました。
サムスンさんのハードディスクのRMA期間が完全に終了するまでの数年間は、サムスンさんのハードディスクが故障しても捨てることなく、SeagateさんによるRMA対応を前提に行動してみることも大切になるのは間違いないですね。
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