2013年1月22日火曜日

併用可能な複数のポイントキャンペーンへの影響?エプソンダイレクトのポイントサービス制限について考える



管理人が愛用している写真用プリンターはエプソンさんのPX-5VとPX-7Vという製品なのですが、そのインクカートリッジを購入する際の選択肢として、エプソンさんが運営する直営店、エプソンダイレクトさんが存在しています。

そのエプソンダイレクトさんですが、つい最近、サービスの変更が行われることになりました。

それがこれ、ポイント利用方法の一部変更です。

簡単に今回のポイントご利用方法の一部変更について説明すると、
・送料と商品代金の税込合計(ご注文金額)による区別を実施
・注文金額4,725円未満の場合、ポイント利用に制限
・制限はご注文金額の50%まで利用可能というもの
・注文金額が4,725円以上の場合は制限はなく、従来通り変更なし
・変更は2013年1月21日17時から適用開始
といったところでしょうか。

参考リンク:
ポイントご利用方法の一部変更について
エプソンダイレクトさんより)


では、このサービス変更によってどのような影響が生じるのでしょうか。

管理人が最も影響が大きいと考えるのは、エプソンダイレクトさんによる、ポイントプレゼントキャンペーンが行われた際のお買い物の利用可能ポイント数制限が行われることです。

というのも、今までは、様々なキャンペーンによって付与されていたポイントによって、実質的に出費をかなり抑えた状態でのエプソンダイレクトさんでのお買い物が可能でした。

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極端な例としては、キャンペーンによって500円分のポイントが付与された時に、400円ほどで販売されているPX/PM用クリーニングシートを本来は送料負担を含め925円の支払いが必要にも関わらず、425円の支払いで購入するといったこともサービス変更前は可能でした。

しかし、2013年1月22日以降、925円のお買い物では、せっかくプレゼントされた500円分のポイントすべてを使い切るということは不可能になります。

さらに、影響が大きくなるのは、併用可能な複数のポイントプレゼントが行われた時です。

というのも、単独のキャンペーンによるポイント付与が行われた時よりも、より多くの購入金額による注文が必要になるためです。

具体的に、プレゼントされたポイントを使い切るための注文金額、必要商品金額をみてみると、
500円分のポイント
必要注文金額は1,000円必要商品金額送料525除い残り475円

1,000円分のポイント
必要注文金額は2,000必要商品金額送料525円を除いた残り1,475円

1,500円分のポイント
 必要注文金額は3,000円。必要商品金額は送料525円を除いた残り2,475円。 

2,000円分のポイント:
必要注文金額は4,000円。必要商品金額は送料525円を除いた残り3,475円。
といった形になります。

これらの結果からも、ちょっとしたプリンター消耗品をほぼ全額ポイント利用で購入する用途では使いにくくなることがはっきりわかりますね。

管理人自身は、今回のサービス変更の目的は、まさにこのほぼ全額プレゼントポイント利用によるエプソンダイレクトさんの利用に制限を加えるためのものだと考えています。

実際、送料が無料になる4,725円以上では、制限が加えられず、従来と同じ利用状況が提供されているわけですから。


ただ、エプソンダイレクトさんの商品価格は、基本的にアマゾンさんを始めとした他の量販店さんよりも割高で、さらに、4,725円未満の注文金額ではそこからさらに525円の送料負担が必要と、価格や送料を含めたサービス面で、もう少し頑張って欲しいと感じる部分が存在するお店なのも事実です。

そういう状況にありながら、低額の注文金額時のポイントによる割引率を50%までに制限するのは、直接的な影響は限定されるものの、分かりやすい形での改悪といっても間違いないでしょう。


エプソンさんのプリンターを愛用する管理人としては、エプソンダイレクトさんによる17時までの注文の当日出荷を確約するサービスが気に入っていて、今後のサービス改善にも期待しているだけに、こうした形でのサービスの後退はやはり残念というのが正直な感想です。


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