それが、プリンターで有名なエプソンさんが発売するドキュメントスキャナ、ES-D350です。
簡単にES-D350について説明すると、
・両面読み取り対応のドキュメントスキャナ
・300dpi設定時、毎分カラー20枚、モノクロ25枚のスピード
・超音波による重送検知機能搭載
・最大75枚まで一度に給紙トレイに搭載可能
・直販価格で44,980円
・発売は2012年5月25日
といったところでしょうか。
参考リンク:
ES-D350の製品情報
ES-D350のニュースリリース
(エプソンさんより)
メインのドキュメントスキャナとして、富士通さんのScanSnap S1500を利用している管理人としてはES-D350についての説明を読んで、スキャナで有名なエプソンさんがようやくドキュメントスキャナを販売する他の企業に追いついたと感じました。
というのも、 ES-D350の仮想敵となるはずの、 富士通さんのScanSnap S1500やキヤノンさんのimageFORMULA DR-C125では2011年時点で、重送検知機能などは搭載されていており、すでに電子書籍自炊を日常的に行うようなユーザー層には行き渡っているはずだからです。
また、価格面でも、直販価格でこれから価格低下が予想されるとはいえ、初値が4万円半ばということもあり、コストパフォーマンスと重送への対策を重視した設計が魅力とされる、 キヤノンさんのimageFORMULA DR-C125の3万円前半の価格と比べた場合、なかなか厳しい戦いが予想されるというのが管理人の正直な感想と言えます。
そういったこともあってか、エプソンさんがキャンペーンを開始しました。
それがこれ、エプソンスキャナーモニターキャンペーンです。
簡単にこのキャンペーンについて説明すると、
・Twitter/Facebookアカウントとブログを所有している方を対象
・ブログにレポート記事を掲載する必要あり
・エプソンさんへのA4用紙2、3枚程度のレポート提出を行う必要あり
・モニター対象機種は ES-D350とDS-30の2機種
・試用期間は1ヶ月程度
・応募多数の場合は、エプソンさんによる選考によって決定
・応募締め切りは
ES-D350が2012年5月28日
DS-30が2012年6月13日
・当選者にはメールで連絡後、スキャナを発送
・スキャナ発送先はMyEPSONに登録されている住所
・発送は商品発売後1週間から10日前後までに行う
といったところでしょうか。
参考リンク:
エプソンスキャナーモニターキャンペーン
(エプソンさんより)
管理人として気になるのは、募集期間が短いことと、返却について全く触れていないことから、おそらくこのキャンペーンは、試用後、スキャナ自体はプレゼントされるのではないかということです。
もし返却が不要であるのならば、ドキュメントスキャナをこれから購入しようと思っている方にとって、またとないチャンスなのは間違いないでしょう。
また、ブログだけではなく、 TwitterやFacebookなどソーシャルメディアのアカウントの保持を応募者に要求しているあたりに、積極的に口コミを利用したキャンペーンを行なっていこうとするエプソンさんの本気度を感じます。
さらに、これは勝手な管理人の予想ですが、モニター参加者の上限が記載されていないことから、応募者の数によって、モニター用の商品台数を柔軟に変えてくることも考えられます。
そのため、 場合によっては、エントリーを行ったほぼすべての応募者が対象者として当選することもありえない話ではないと考えています。
そういったことを順番に考えた場合、電子書籍自炊に興味がありながら、ドキュメントスキャナや裁断機など、様々な機材購入コストのために、未だに電子書籍自炊を体験していない方はとりあえず、募集要項が書かれたページにアクセスしてみても損はないと管理人は考えています。
やはり、電子書籍自炊が可能になると、読書体験が大きく改善され、今までと全く異なるものになるのは間違い無いですから。
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追記1:続きの記事を書きました
EPSON ES-D350はドキュメントスキャナ2台目需要を掘り起こせるか?ScanSnap S1500やDR-C125と比較してみる
追記2:さらに続きの記事を書きました
ScanSnap iX500(FI-IX500)は他のスキャナを過去のものにするのか?ScanSnap S1500後継機の威力を思い知った
追記3:もうひとつ続きの記事を書きました
ScanSnap iX500&S1500 VS 現行6機種?ドキュメントスキャナの6つの気になるスペックを比べてみた
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